JP1 Version 8 JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
JP1/NETM/DMのコマンドの種類と,それぞれのコマンドがJP1/NETM/DM ManagerまたはJP1/NETM/DM Client(中継システム)で実行できるかどうかを,コマンドの目的別に表4-1〜表4-6に示します。
表4-1 ジョブの作成や実行に関連するコマンド
| 機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
|---|---|---|---|---|
リモートインスール関連のジョブを作成,実行します。作成,実行できるジョブは次の4種類です。
|
dcminst.exe | ○ | ○ | 4.10 |
リモートコレクト関連のジョブを作成,実行します。作成,実行できるジョブは次の4種類です。
|
dcmcoll.exe | ○ | ○ | 4.4 |
| ファイル転送を中断,または再開します。 | dcmsusp.exe | ○ | × | 4.22 |
| 配布管理システムで定義されているジョブを実行します。 | dcmjexe.exe | ○ | ○ | 4.12 |
| ジョブを再実行します。 | dcmrtry.exe | ○ | ○ | 4.19 |
| 実行したジョブを削除します。 | dcmjbrm.exe | ○ | ○ | 4.11 |
| ジョブの定義を削除します。 | dcmrmgen.exe | ○ | ○ | 4.18 |
| ジョブの実行状況を取得します。 | dcmstat.exe | ○ | ○ | 4.20 |
| ジョブの実行状況を監視し,状況に応じて外部プログラムを起動します。 | dcmstsw.exe | ○ | ○ | 4.21 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
インストールディレクトリの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-2 インベントリ情報の管理に関するコマンド
| 機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
|---|---|---|---|---|
| クライアントのインベントリ情報をCSV形式ファイルまたはパラメタファイル形式で出力します。 | dcmcsvu.exe | ○ | × | 4.5 |
| 複数のユーザインベントリをCSV形式ファイルから一括して入力します。 | dcmuidi.exe | ○ | × | 4.23 |
| ソフトウェアインベントリ辞書または削除ソフトウェア管理テーブルの情報を,CSV形式ファイルにエクスポートします。 | dcmdice.exe | ○ | × | 4.6 |
| CSV形式ファイルに記述されたソフトウェアの情報を,ソフトウェアインベントリ辞書にインポートします。 | dcmdici.exe | ○ | × | 4.7 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
ODBCシステムデータソースの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-3 パッケージに関するコマンド
| 機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
|---|---|---|---|---|
| ユーザデータ,ユーザプログラムをパッケージングします。 | dcmpack.exe | △ | △ | 4.14 |
| キャビネットからパッケージを削除します。 | dcmpkrm.exe | ○ | ○ | 4.17 |
| パッケージのバックアップを取得します。 | dcmpkget.exe | ○ | ○ | 4.15 |
| パッケージをバックアップから復元します。 | dcmpkput.exe | ○ | ○ | 4.16 |
インストールディレクトリの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-4 システム構成に関連するコマンド
| 機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
|---|---|---|---|---|
| 作成したポリシーを一括反映し,登録されているホストをあて先グループに振り分けます。 | dcmgpmnt.exe | ○ | × | 4.8 |
| JP1/NETM/DMがインストールされていないホストを検出します。 | dcmhstwo.exe | ○ | × | 4.9 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
ODBCシステムデータソースの更新権限を持ったユーザが実行できます。
表4-5 ソフトウェアの稼働監視に関連するコマンド
| 機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
|---|---|---|---|---|
| JP1/NETM/DMで取得した抑止履歴および操作履歴を,[操作ログ一覧]ウィンドウで管理するためのデータベーステーブルに格納します。 | dcmmonrst.exe | ○ | × | 4.13 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
表4-6 クライアントの管理に関連するコマンド
| 機能 | コマンド名 | JP1/NETM/DM Manager | JP1/NETM/DM Client(中継システム) | 参照先 |
|---|---|---|---|---|
| 階層化したWSUSサーバと連携する場合に,最上位のWSUSサーバと下位のWSUSサーバを同期させます。 | dcmwsus.exe | ○ | × | 4.24 |
(凡例) ○:実行できる ×:実行できない
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