JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
Microsoft SQL Server,Embedded RDBおよびORACLE間で資産管理データベースを移行する作業の流れを次に説明します。
- 注意事項
- Embedded RDBおよびORACLEからMicrosoft SQL Serverに移行する場合,Microsoft SQL Serverの照合順序は「バイナリ順」を設定し,大文字と小文字,全角と半角,かたかなとひらがなが区別されるようにしてください。また,Microsoft SQL ServerからEmbedded RDBおよびORACLEに移行する場合,移行後は,大文字と小文字,全角と半角,かたかなとひらがなが検索時に区別されます。
- CSV形式で資産管理データベースのバックアップを取得する。
CSV形式で資産管理データベースのバックアップを取得する方法については,「11.13.1 CSV形式での資産管理データベースのバックアップとリストア」を参照してください。
- Asset Information Managerを再インストールする。
メンテナンスの画面で「変更」を選択して,資産管理データベースの種類を選択するダイアログで移行後の資産管理データベースの種類を選択します。
- [サーバセットアップ]ダイアログで,「データベース情報」の「ログインID」および「サービス名」を設定する。
- [データベースマネージャ]ダイアログから資産管理データベースを作成する。
資産管理データベースを作成する手順については,「5.4 資産管理データベースの作成」を参照してください。
- 注意事項
- [データベースマネージャ]ダイアログからMicrosoft SQL Serverに資産管理データベースを作成する場合,Microsoft SQL Serverのカスタムインストール時(Microsoft SQL Server 2005の場合はインストール時)に設定した照合順序でデータベース領域が作成されます。そのため,カスタムインストール時に設定した照合順序とは別の照合順序にする場合には,手動でデータベースを作成してください。
- [データベースマネージャ]ダイアログから資産管理データベースのリストアを実行する。
データのリストアを実行する方法については,「11.13.1(3) [データベースマネージャ]ダイアログからの資産管理データベースのリストア」を参照してください。
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