この節では,案件のルートを定義する方法について説明します。
案件のルートは,案件定義画面から表示するFlow Designerで定義します。Flow Designerでのルートの定義は,案件を定義するためのベースとなります。
Flow Designerの表示方法には,次の2種類の方法があります。
- [新規]ボタンをクリックする。
何もない状態から新たに定義する方法です。案件名を指定するダイアログで案件名を指定すると,管理ノードが一つだけ定義された状態のFlow Designerが表示されます。
- 「案件名」のアンカーをクリックする。
定義途中の案件を編集するか,または定義済み案件の設定内容を参照する方法です。
定義済みの案件を流用して定義するには,コピーを作成してから「案件名」のアンカーをクリックします。
Flow Designerは,案件の状態によって,編集可能な状態で表示されるかどうかが異なります。状態が「作成中」の案件は編集可能な状態で表示されますが,状態が「公開」または「公開停止」の案件は,定義内容を参照するだけで編集はできません。
また,ほかのユーザが編集中の案件は,Flow Designerを表示できません。
- <この節の構成>
- 10.3.1 Flow Designerの各部の名称と使い方
- 10.3.2 作業者や処理を配置する
- 10.3.3 管理ノードに職権を設定する
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