Microsoft Internet Information Servicesに,Asset Information Managerの仮想ディレクトリを設定します。Asset Information Managerのインストール時に指定したパスを変更できます。また,Asset Information Managerのインストール時にMicrosoft Internet Information Servicesに設定される「既定のWebサイト」以外にも,Webサイトを指定できます。さらに,Microsoft Internet Information Services 6.0以降の場合,アプリケーションプールも作成および変更できます。
Asset Information Managerの仮想ディレクトリの変更,およびアプリケーションプールの作成・変更を実施する手順を次に示します。
- [スタート]ボタンをクリックして[プログラム]−[Asset Information Manager]をポイントし,次に[セットアップ]を選択する。
[セットアップ]ダイアログが表示されます。
- 「仮想ディレクトリの設定」のアイコンをクリックする。
次の図に示す[仮想ディレクトリの設定]ダイアログが表示されます。
図5-15 [仮想ディレクトリの設定]ダイアログ(Microsoft Internet Information Services 6.0以降の場合)
インストールされているMicrosoft Internet Information Servicesのバージョンが5.1以前の場合,アプリケーションプールの項目は表示されません。
- [仮想ディレクトリの設定]ダイアログで,必要な情報を設定する。
各項目について説明します。
- 「Webサイト」
資産管理サーバの仮想ディレクトリを登録するWebサイトを指定します。ドロップダウンリストからWebサイトを選択してください。デフォルトでは,Asset Information Managerの仮想ディレクトリが表示されているWebサイトが指定されています。仮想ディレクトリが登録されていない場合は,「既定のWebサイト」が指定されます。ただし,Webサイトが登録されていない場合は,空白が指定されます。
- 「アプリケーションプール」(Microsoft Internet Information Services 6.0以降の場合だけ表示)
資産管理サーバの仮想ディレクトリと関連づけるアプリケーションプールを指定します。コンボボックスからアプリケーションプールを選択してください。新しくアプリケーションプールを作成する場合は,入力領域にアプリケーションプールの名前を入力してください。指定できる値は,1〜255バイトの文字です。ただし,「/」,「\」,「=」,「:」および「,」は指定できません。デフォルトでは,Asset Information Managerの仮想ディレクトリと関連づけられているアプリケーションプールが表示されます。仮想ディレクトリが登録されていない場合は,「AIMPool」が表示されます。
なお,インターネットインフォメーションサービスマネージャで,「=」,「:」および「,」を含んだ名称のアプリケーションプールを登録していた場合,コンボボックスには表示されません。
- [OK]ボタンをクリックする。
指定した内容で,仮想ディレクトリの変更およびアプリケーションプールの作成・変更が実行されます。完了すると,仮想ディレクトリの設定が完了したことを示すメッセージが表示されます。
ここで作成したアプリケーションプールは,Microsoft Internet Information Servicesから作成した場合と同じ内容です。そのため,Microsoft Internet Information Servicesから再作成する必要はありません。
アプリケーションプールの作成時に実行される内容については,次に示す説明個所を参照してください。
- [OK]ボタンをクリックする。
[仮想ディレクトリの設定]ダイアログが閉じます。
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