JP1 Version 8 JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
5.8.1 WWWサーバの設定(Microsoft Internet Information Services 6.0の場合)
各操作画面または案件で,添付ファイルとしてアップロードするファイルの拡張子に関する情報を,インターネットインフォメーションサービスマネージャに登録してください。
ファイルの拡張子に関する情報を登録する手順を次に示します。
- インターネットインフォメーションサービスマネージャを起動する。
- 資産管理サーバの「Webサイト」から,「既定のWebサイト」−「jp1asset」を選択して,プロパティを表示する。
- 「HTTPヘッダー」タブの[MIMEの種類]ボタンをクリックする。
- 使用する拡張子とMIMEの種類を登録して[OK]ボタンをクリックする。
MIMEの種類については,インターネットインフォメーションサービスマネージャのヘルプを参照してください。
インターネットインフォメーションサービスマネージャでのアプリケーションプールの設定が必要です。
アプリケーションプールの作成手順を次に示します。
- インターネットインフォメーションサービスマネージャを起動する。
- 資産管理サーバの「アプリケーションプール」を選択する。
- メニューから「操作」−「新規作成」−「アプリケーションプール」を選択する。
[新しいアプリケーションプールの追加]ダイアログが表示されます。
- 「アプリケーションプールID」に,任意のアプリケーションプール名を入力して,[OK]ボタンをクリックする。
アプリケーションプール名には,「=」,「:」および「,」を指定しないでください。[仮想ディレクトリの設定]ダイアログのコンボボックスに表示されなくなります。
- 作成したアプリケーションプールのプロパティを表示する。
- 「リサイクル」タブ,「パフォーマンス」タブで,オプションのチェックをすべて外す。
- 「識別」タブで,「アプリケーションプールID」に「定義済み」−「Local System」を選択する。
- 資産管理サーバの「Webサイト」から,「既定のWebサイト」−「jp1asset」を選択し,プロパティを表示する。
- 手順4.で作成したアプリケーションプールを選択して,[OK]ボタンをクリックする。
- World Wide Web Publishing Serviceを再起動する。
(3) Asset Information Managerのサイトの追加
Microsoft Internet Information Services 6.0を使用している場合,Microsoft Internet ExplorerからAsset Information Managerを使用するためには,Asset Information Managerのサイトの追加が必要です。また,JP1/IMなどの他製品からAsset Information Managerの情報を参照する場合も同じ設定が必要です。
Asset Information Managerのサイトを追加する手順を次に示します。
- Microsoft Internet Explorerの「ツール」−「インターネットオプション」を選択する。
[インターネットオプション]ダイアログが表示されます。
- 「セキュリティ」タブの「イントラネット」アイコンを選択して,[サイト]ボタンをクリックする。
- 表示されたダイアログからAsset Information Managerのサイトを追加して,[閉じる]ボタンをクリックする。
(4) サイトを作成する場合の注意
Microsoft Internet Information Services 6.0の場合,Asset Information Managerをインストールしたときは,[仮想ディレクトリの設定]ダイアログの「Webサイト」に指定した仮想ディレクトリに,ワーカープロセスをリサイクルするサイトを作成しないでください。「Webサイト」には,デフォルトでは「既定のWebサイト」が指定されています。
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