Asset Information Managerでは,Windowsのタスクスケジューラの機能を利用して,期限切れ契約情報,ライセンス超過,許可外インストール,WSUSの更新プログラムおよび機器の情報の変更を検知したときに,資産管理者にメールで通知できます。また,案件が次の作業者に送付されたときに,次の作業者にメールで通知できます。
この節では,メール通知を利用するために必要な環境と,通知される内容を説明します。メール通知を利用するかどうか,および利用する場合の業務を検討してください。
メール通知を利用するには,Asset Information ManagerとMicrosoft Internet Information Servicesでの設定が必要です。
- Asset Information Managerでの設定
- メールによる通知
[サーバセットアップ]ダイアログで,「メール通知情報」の「メールによる通知」を「通知する」に設定します。
- メールの送信先アドレス
[サーバセットアップ]ダイアログで,「メール通知情報」の「メールの送信先アドレス」に,メールを送信する資産管理者のe-mailアドレスを設定します。
- [サーバセットアップ]ダイアログでの設定方法については,「5.3.5 メール通知情報の設定」を参照してください。
- Microsoft Internet Information Servicesでの設定
- SMTP仮想サーバの実行
SMTP仮想サーバが実行していることを確認します。
SMTP仮想サーバの設定方法については,「5.10.1 SMTP仮想サーバの実行」を参照してください。
- リモートドメインへの受信メールの中継
SMTP仮想サーバにリモートドメインを追加して,そのリモートドメインへ受信メールを中継する設定にします。
リモートドメインへ受信メールを中継する設定方法については,「5.10.2 リモートドメインの追加」を参照してください。
- <この節の構成>
- 3.3.1 期限切れ契約情報通知
- 3.3.2 ライセンス超過通知
- 3.3.3 許可外インストール通知
- 3.3.4 WSUS更新プログラム通知
- 3.3.5 案件の到着通知
- 3.3.6 ハードウェア変更通知
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