JP1/Performance Management リファレンス
稼働状況ログとは,PFM - Web Consoleが出力するログ情報のことです。
稼働状況ログに出力される情報の形式について説明します。
- 出力形式
- 項目の説明
項目 内容 長さ(単位:バイト) 番号 ログ通番 4 ログ出力日時 ログが出力された日時が「YYYY/MM/DD hh:mm:ss.sss
」の形式で出力される(ローカルタイム)。
各値の意味を次に示す。
YYYY:西暦年を示す。
MM:月を示す。
DD:日を示す。
hh:時を示す。
mm:分を示す。
ss:秒を示す。
sss:ミリ秒を示す。23 プログラム名 「PFM-WebConsole」と出力される。 16以内 プロセスID プロセスID:JavaVM がRuntime のインスタンスに付与したハッシュ値 8 スレッドID スレッドID:java/lang/Thred オブジェクトのハッシュ値 8 メッセージID メッセージIDが出力される。 11 種別 ログ出力の契機となるイベント種別コードが出力される。
イベント種別コードおよび意味を次に示す。
OC△△:オブジェクトの生成
OD△△:オブジェクトの消滅
FB△△:関数の開始
FE△△:関数の終了
EC△△:例外発生
ER△△:エラーメッセージ
PB△△:他プログラムからの呼び出し
PE△△:他プログラムへのリターン
△△△△:上記以外4 メッセージ メッセージが「[PFM####:%%%:$$]&&&&」の形式で出力される。
各値の意味を次に示す。
- [:メッセージログIDの開始を示す。
- ####:ログ出力番号を示す。
- ログ出力回数を0からカウントした0000〜9999の4けたの数値。9999の次は0000です。
- ::セパレーター
- %%%:PFM - Web Consoleのイベント種別コードを示す。
- 種別コードおよび意味を次に示す。
- FBI:主要メソッドの開始
- FEI:主要メソッドの終了
- FBS:メソッドの開始
- FES:メソッドの終了
- EC△:例外発生
- ER△:エラー(-E)メッセージ
- DP△:デバッグ情報
- INF:情報(-I, -Q, -K)メッセージ
- CAL:他プログラムの呼び出し
- RET:他プログラムからのリターン
- ::セパレーター
- $$:ログレベルを示す。
- 出力するメッセージのトレースレベルを2けたの数値で示す。
- 数値とレベルの対応を次に示す。
- 01:FATAL
- 10:WARN
- 20:DEBUG
- 30:TRACE
- ]:メッセージログIDの終了を示す。
- &&&&:メッセージテキストを示す。
1,023以内
- (凡例)
- △:1バイトの空白
- 出力例
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