JP1/Performance Management リファレンス
形式
jpcstsetup hcenable
機能
jpcstsetup hcenableコマンドは,ヘルスチェック機能を有効にするコマンドです。PFM - Managerの論理ホスト環境が作成されている場合,論理ホスト環境のPFM - Managerのヘルスチェック機能を有効にします。
コマンドを実行できるホスト
- PFM - Manager
実行権限
- Windowsの場合
- Administrators権限を持つユーザー
- UNIXの場合
- rootユーザー権限を持つユーザー
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- インストール先フォルダ\tools\
- UNIXの場合
- /opt/jp1pc/tools/
引数
なし
注意事項
- Performance Managementのサービスが物理ホストまたは論理ホスト上で一つでも起動している場合は実行できません。
- コマンドを実行する物理ホスト上でステータス管理機能が有効になっていない場合,ヘルスチェック機能を有効にできません。
- ヘルスチェック機能を有効にすると,PFM - Managerの起動時に,ヘルスチェックエージェントが同時に起動します。
- 論理ホスト環境のPFM - Managerに対してヘルスチェック機能を有効にした場合,jpchasetup exportコマンドで論理ホスト環境の定義をエクスポートし,jpchasetup importコマンドで待機系ホストにインポートする必要があります。
戻り値
0 正常終了した。 1 引数の指定に誤りがある。 2 コマンドの実行権限がない。 4 PFM - Managerホスト上のサービスが停止していない。 5 PFM - Managerホスト以外で実行された。 10 コマンドが実行中である。 11 ユーザーまたはシステムによって処理が中断された。 100 Performance Managementの環境が不正である。 101 ステータス管理機能が有効になっていない。 200 メモリーが不足している。 211 ファイルまたはディレクトリにアクセスできない。 230 内部コマンドの実行に失敗した。 231 ヘルスチェックエージェントのサービスの登録に失敗した(Windows版だけ)。 232 ヘルスチェックエージェントのサービスの削除に失敗した(Windows版だけ)。 233 サービスの依存関係の設定に失敗した(Windows版だけ)。 234 処理のロールバックに失敗した。 255 予期しないエラーが発生した。
使用例
ヘルスチェック機能を有効にする場合のコマンド実行例を次に示します。
jpcstsetup hcenable
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