JP1/Performance Management リファレンス
選択した監視エージェントにバインドされている(関連づけられている)アラームテーブル内のアラームの状態を表示する画面です。この画面は,[エージェント階層]画面のメソッドフレームで[アラームの状態の表示]メソッドを選択すると表示されます。
[アラームの状態の表示]画面を次の図に示します。
図1-18 [アラームの状態の表示]画面
表示項目について説明します。
- コンテンツエリア
- 選択した監視エージェントにバインドされている(関連づけられている)アラームテーブル内のアラームが一覧で表示されます。複数アラームテーブルバインド機能が有効の場合は,複数のアラームテーブルの状態が表示されます。また,アラームテーブル名をクリックすることで,アラームテーブル内のアラームの一覧を表示したり,非表示にしたりできます。
- 複数アラームテーブルバインド機能が無効の場合は,一つのアラームテーブルの状態が表示されます。
- ヘルスチェックステータス
- ヘルスチェックの状態を示すメッセージが表示されます。
- ヘルスチェックの状態の詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド」のPerformance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
- アラームテーブルのステータス表示用のアイコン
- アラームテーブル名の左側に,アラームテーブルが持つアラームの中でステータスの重要度が最も高い状態のアイコンが表示されます。また,アイコンをクリックすることで,アラームテーブル内のアラームの一覧を表示したり,非表示にしたりできます。
:アラームテーブルが展開(定義内容が表示されている)状態であることを示します。
:アラームテーブルが閉じている(定義内容が表示されていない)状態であることを示します。
(緑色):正常状態であることを示します。
(黄色):警告状態であることを示します。
(赤色):異常状態であることを示します。
- アラームテーブルのステータスとアラームのステータスとの関係について,次の表に示します。表の例ではアラームテーブルがアラームAとアラームBを持っているものとします。表の内部はアラームテーブルの状態を示しています。例えば,アラームAが
(赤色:異常)でアラームBが
(緑色:正常)の場合,アラームテーブルの状態は,より重要度が高い
(赤色:異常)として表示されます。
表1-2 アラームテーブルのステータスとアラームのステータスとの関係
アラームAのステータス アラームBのステータス (赤色)
(黄色)
(緑色)
(灰色)
(常にアラーム通知する)
(赤色)
(赤色)
(赤色)
(赤色)
(赤色)
(赤色)
(黄色)
(赤色)
(黄色)
(黄色)
(黄色)
(黄色)
(緑色)
(赤色)
(黄色)
(緑色)
(緑色)
(緑色)
(灰色)
(赤色)
(黄色)
(緑色)
(緑色)
(緑色)
(常にアラーム通知する)
(赤色)
(黄色)
(緑色)
(緑色)
(緑色)
- アラームアイコン
- アラーム名の左側にアラームアイコンが表示され,アイコンの色によってアラームのステータスが確認できます。
- アラームアイコンが示すステータスを次に示します。
(灰色):インアクティブ状態であることを示します。
(緑色):正常状態であることを示します。
(黄色):警告状態であることを示します。
(赤色):異常状態であることを示します。
※:常にアラーム通知する設定のアラームであることを示します。
注※ アラームの定義で「常にアラーム通知する」を選択している場合だけ表示されます。
- レポートアイコン
- 関連づけられたレポートがあるアラームには,アラームアイコンの左側にレポートアイコン(
など,PFM - Agentによって異なります)が表示されます。このアイコンをクリックすると,関連するレポートがポップアップウィンドウで表示されます。
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