JP1/Performance Management システム構築・運用ガイド
クラスタシステムにPFM - Managerをインストールおよびセットアップする方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) インストールとセットアップの流れ
- (2) インストール手順
- (3) セットアップ手順
- (4) クラスタソフトの設定手順
(1) インストールとセットアップの流れ
論理ホスト運用するPFM - Managerのインストールおよびセットアップの流れについて,次の図に示します。
図15-16 論理ホスト運用するPFM - Managerのインストールおよびセットアップの流れ(UNIXの場合)
- 注意
- 論理ホスト環境のPFM - Managerをセットアップすると,物理ホスト環境のPFM - Managerは実行できなくなります。ただし,Action Handlerサービスは物理ホスト環境で運用するPFM - Agentも使用するため,実行できる状態のまま変更されません。
論理ホスト環境のPFM - Managerをアンセットアップすると,物理ホスト環境のPFM - Managerが実行できるようになります。
- 論理ホスト環境のPFM - Managerをセットアップすると,物理ホスト環境のPFM - Managerの定義内容がそのまま論理ホスト環境に引き継がれます。ただし,Storeデータベースの内容は引き継がれません。なお,論理ホスト環境のPFM - Managerをアンセットアップすると論理ホスト環境の定義内容やStoreデータベースが削除されるので,物理ホスト環境に引き継ぎできません。
- JPC_HOSTNAME環境変数は,Performance Managementで使用していますので,環境変数として設定しないでください。誤って設定した場合は,Performance Managementが正しく動作しません。
- 新たに論理ホスト環境のPFM - Managerをセットアップすると,物理ホスト環境のPFM - Managerに対してヘルスチェック機能を有効にしていた場合でも,ヘルスチェック機能の設定は論理ホスト環境のPFM - Managerには引き継がれません。
- 論理ホスト環境では,監視ホスト名設定機能は使用できません。論理ホスト上のjpccomm.iniファイルは無視され,論理ホストで設定されたホスト名が有効になります。
以降に,PFM - Managerのインストールの手順,セットアップの手順,およびクラスタソフトの設定手順について説明します。
手順中の
は実行系ノードで行う項目を,
は待機系ノードで行う項目を示します。また,
は使用する環境によって必要になるセットアップ項目,またはデフォルトの設定を変更する場合のオプションのセットアップ項目を示します。
(2) インストール手順
実行系ノードおよび待機系ノードに,PFM - Managerを新規インストールします。インストール手順は非クラスタシステムの場合と同じです。インストール手順の詳細については,「6.1.3 インストール手順」を参照してください。
- 注意
- インストール先はローカルディスクです。共有ディスクにはインストールしないでください。
(3) セットアップ手順
PFM - Managerのセットアップは,まず実行系ノードで行います。次に,実行系ノードでセットアップした内容を環境定義ファイルにエクスポートします。最後にその環境定義ファイルを待機系ノードにインポートすることで,実行系ノードから待機系ノードへセットアップの内容を反映させます。
図15-17 実行系ノードでセットアップした内容を待機系ノードへ反映する方法
各セットアップについて,次に説明します。
(a) PFM - Agent情報の追加セットアップ
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クラスタシステムでPFM - Agentを一元管理するために,実行系ノードおよび待機系ノードのPFM - Managerに,PFM - Agentのエージェント情報を登録します。
PFM - Managerのバージョンが08-50以降の場合,PFM - Agentの登録は自動で行われるため,PFM - Agent情報の追加セットアップは不要です。ただし,PFM - Managerより後でリリースされたPFM - Agentについては手動で登録する必要があります。PFM - ManagerおよびPFM - Agentのリリース時期についてはリリースノートを参照してください。
セットアップの手順は,非クラスタシステムの場合と同じです。手順については,「6.1.4 (2) PFM - Agentの登録」を参照してください。
- 注意
- PFM - Managerと同一のホストにPFM - Agentを追加する場合は,追加セットアップは必要ありません。
(b) 共有ディスクのマウント
共有ディスクがマウントされていることを確認します。共有ディスクがマウントされていない場合は,mountコマンドを実行してファイルシステムをマウントしてください。
- 注意
- 共有ディスクをマウントしないでセットアップすると,ローカルディスク上にファイルが作成されることがあります。
(c) PFM - Managerの論理ホストのセットアップ
実行系ノードで,PFM - Managerの論理ホスト環境をセットアップします。セットアップを実施する前に,システム全体で,Performance Managementのプログラムおよびサービスをすべて停止する必要があります。
手順を次に示します。
- 論理ホスト環境を作成する。
jpchasetup createコマンドを実行して,PFM - Managerの論理ホスト環境を作成します。
論理ホスト名は,-lhostで指定します。DNS運用をしている場合はドメイン名を省略した論理ホスト名を指定してください。共有ディスクのディレクトリ名は,-dの環境ディレクトリ名に指定します。
例えば,論理ホスト名がjp1-ha1で環境ディレクトリが/usr/jp1の論理ホストをセットアップする場合は,次のようにコマンドを実行します。
このコマンドを実行すると,/usr/jp1の配下にjp1pcディレクトリが作成され,論理環境で必要なファイルが環境ディレクトリにコピーされます。例を次の図に示します。
jpchasetup create mgr -lhost jp1-ha1 -d /use/jp1
コマンドを実行すると,実行系ノードのローカルディスクから,必要なデータが共有ディスクにコピーされ,論理ホスト運用するために必要な設定が行われます。
jpchasetup createコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- 論理ホスト環境の設定を確認する。
jpchasetup listコマンドを実行して,論理ホストの設定を確認し,作成した論理ホスト環境が正しいことを確認してください。
コマンドの実行例を次に示します。
jpchasetup list all
jpchasetup listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
(d) PFM - Agentの論理ホストのセットアップ
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PFM - Managerのほかに,同じ論理ホストにセットアップするPFM - Agentがある場合だけに必要な手順です。
セットアップ手順については,各PFM - Agentマニュアルの,クラスタシステムでの運用について説明している章を参照してください。
(e) ネットワークの設定
論理ホスト名でPFM - ManagerとPFM - Web Consoleの通信をするために,環境ディレクトリ/jp1pc/mgr/viewsvr/jpcvsvr.iniファイルに次の行を追加してください。
java.rmi.server.hostname=論理ホスト名PFM - ManagerとPFM - Web Consoleの通信で使用するホスト名については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の付録の,ポート番号について説明している個所を参照してください。
また,ネットワーク構成に応じて,IPアドレスとポート番号を変更する場合は,次の手順で設定してください。
- IPアドレスを設定する
IPアドレスを設定したい場合は,jpchostsファイルの内容を直接編集します。jpchostsファイルを編集した場合は,jpchostsファイルを実行系ノードから待機系ノードにコピーしてください。
IPアドレスの設定方法については,「6.3.1 (1) (a) IPアドレスを設定する」を参照してください。
- ポート番号を設定する
ファイアウォールがあるネットワーク環境でPerformance Managementを運用する場合だけに必要な手順です。
ファイアウォール経由でPerformance Managementの通信をする場合には,jpcnsconfig portコマンドを使用してポート番号を設定します。
例えば,論理ホスト名がjp1-ha1上のサービスのポート番号をすべて固定値に設定する場合,次のようにコマンドを実行します。
コマンドを実行すると,Performance Managementのポート番号とサービス名(デフォルトではjp1pcで始まるTCPのサービス名)がservicesファイルに追加定義されます。
jpcnsconfig port define all -lhost jp1-ha1
ポート番号の設定方法については,「6.3.1 (1) (b) ポート番号を設定する」を参照してください。
jpcnsconfig portコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
(f) ログのファイルサイズ変更
Performance Managementの稼働状況を,Performance Management独自のログファイルに出力します。このログファイルを「共通メッセージログ」と呼びます。共通メッセージログは,デフォルトで2,048キロバイトのファイルが2個使用されます。このファイルサイズを変更したい場合にだけ,必要な設定です。
詳細については,「5.4.1 共通メッセージログのファイルサイズ設定」を参照してください。
(g) 認証モードの設定
Performance Managementの認証モードをPFM認証モードからJP1認証モードに変更したい場合にだけ,必要な設定です。
詳細については,「8. ユーザーアカウントの管理」を参照してください。
(h) イベントデータの格納先の変更
PFM - Managerで管理されるイベントデータの格納先,バックアップ先,またはエクスポート先のフォルダを変更したい場合に必要な設定です。
イベントデータは,デフォルトで次の場所に格納されます。
- 格納先フォルダ:環境ディレクトリ/opt/jp1pc/mgr/store/
- バックアップ先フォルダ:環境ディレクトリ/opt/jp1pc/mgr/store/backup/
- エクスポート先フォルダ:環境ディレクトリ/opt/jp1pc/mgr/store/dump/
変更方法についての詳細は,「5.4.2 イベントデータの格納先の変更」を参照してください。
(i) 動作ログ出力の設定
アラーム発生時に動作ログを出力したい場合に必要な設定です。動作ログとは,システム負荷などのしきい値オーバーに関するアラーム機能と連動して出力される履歴情報です。設定方法については,「付録H 動作ログの出力」を参照してください。
(j) ヘルスチェック機能の設定
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実行系のPFM - Managerホスト上でヘルスチェック機能のセットアップコマンドを次のように実行します。
jpcstsetup hcenablejpcstsetup hcenableコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
(k) 論理ホスト環境定義ファイルのエクスポート
実行系ノードでPFM - Managerの論理ホスト環境が作成できたら,待機系ノードに実行系ノードの設定情報を反映します。まず,実行系ノードの論理ホスト環境定義をファイルにエクスポートします。同じ論理ホストにほかのPerformance Managementをセットアップする場合は,すべてのセットアップが済んだあとにエクスポートしてください。
手順を次に示します。
- jpchasetup exportコマンドを実行する。
論理ホスト環境定義を,任意のファイルにエクスポートします。
例えば,lhostexp.confファイルに論理ホスト環境定義をエクスポートする場合,次のようにコマンドを実行します。
なお,エクスポートする論理ホスト環境のPFM - Managerでヘルスチェック機能が有効になっている場合,ヘルスチェックエージェントが論理ホストにセットアップされているため,ヘルスチェックエージェントに関する情報がエクスポートされます。
jpchasetup export -f lhostexp.conf
jpchasetup exportコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
(l) 論理ホスト環境定義ファイルの待機系ノードへのコピー
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(f)でエクスポートしたファイルを,待機系ノードに反映するために,実行系ノードから待機系ノードにコピーします。
次に,ファイルシステムをアンマウントして作業を終了します。なお,その共有ディスクを続けて使用する場合は,ファイルシステムをアンマウントする必要はありません。
- 注意
- 共有ディスクがアンマウントされていても,指定した環境ディレクトリにjp1pcディレクトリとそれ以下のファイルがある場合は,共有ディスクをマウントしないでセットアップしています。この場合は次の手順で対処してください。
- ローカルディスク上の指定した環境ディレクトリにあるjp1pcディレクトリをtarコマンドでアーカイブする。
- 共有ディスクをマウントする。
- 共有ディスク上に指定した環境ディレクトリがない場合は,環境ディレクトリを作成する。
- 共有ディスク上の環境ディレクトリにtarファイルを展開する。
- 共有ディスクをアンマウントする。
- ローカルディスク上の指定した環境ディレクトリにあるjp1pcディレクトリ以下を削除する。
(m) 論理ホスト環境定義ファイルのインポート
実行系ノードからコピーしたエクスポートファイルを,待機系ノードにインポートします。
手順を次に示します。
- jpchasetup importコマンドを実行する。
論理ホスト環境定義を待機系ノードにインポートします。
例えば,エクスポートファイル名がlhostexp.confの場合,次のようにコマンドを実行します。
jpchasetup importコマンドを実行すると,待機系ノードの環境を,実行系ノードと同じ環境に設定変更します。これによって,論理ホスト運用でPFM - Managerを起動するための設定が実施されます。
jpchasetup import -f lhostexp.conf
なお,インポートする論理ホスト環境のPFM - Managerでヘルスチェック機能が有効になっている場合,ヘルスチェックエージェントが論理ホストにセットアップされているため,ヘルスチェックエージェントに関する情報がインポートされます。
jpchasetup importコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- 論理ホスト環境の設定を確認する。
実行系ノードと同じようにjpchasetup listコマンドを実行して,論理ホストの設定を確認します。
次のようにコマンドを実行します。
jpchasetup listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
jpchasetup list all
(4) クラスタソフトの設定手順
クラスタソフトの設定は,実行系ノードと待機系ノードのそれぞれで行います。
手順を次に示します。
(a) クラスタソフトでのPFM - Managerの登録
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PFM - Managerを論理ホスト運用する場合は,クラスタソフトに登録し,クラスタソフトからの制御でPFM - Managerを起動したり停止したりするように設定します。
PFM - Agentをクラスタソフトに登録する場合は,PFM - Agentマニュアルの,クラスタシステムでの運用について説明している章を参照して,設定してください。
一般にUNIXのクラスタソフトに,アプリケーションを登録する場合に必要な項目は「起動」「停止」「動作監視」「強制停止」の四つがあります。
PFM - Managerでは,次の表のように設定します。
表15-5 クラスタソフトに登録するPFM - Managerの制御方法
項目 説明 起動 次のコマンドを順に実行して,PFM - Managerを起動する。
/opt/jp1pc/tools/jpcstart mgr lhost=論理ホスト名 /opt/jp1pc/tools/jpcstart act lhost=論理ホスト名起動するタイミングは,共有ディスクおよび論理IPアドレスが使用できる状態になったあととする。停止 次のコマンドを順に実行して,PFM - Managerを停止する。
/opt/jp1pc/tools/jpcstop act lhost=論理ホスト名
/opt/jp1pc/tools/jpcstop mgr lhost=論理ホスト名
停止するタイミングは,共有ディスクおよび論理IPアドレスを使用できない状態にする前とする。
なお,障害などでサービスが停止しているときは,jpcstopコマンドの戻り値が3になる。この場合,サービスは停止されているので,正常終了と扱う。戻り値で実行結果を判定するクラスタソフトの場合は,戻り値を0にするなどで対応すること。動作監視 次のプロセスが動作していることを,psコマンドで確認する。
ps -ef | grep "プロセス名 論理ホスト名" | grep -v "grep監視対象のプロセス"
プロセス名ついては「15.6.1 (3) サービス名について」を参照のこと。なお,運用中にメンテナンスなどでPerformance Managementを一時的に停止する場合を想定して,動作監視を抑止する方法(例えば,メンテナンス中を意味するファイルがあると監視をしないなど)を用意しておくことを推奨する。強制停止 強制停止が必要な場合は,次のコマンドを実行する。
/opt/jp1pc/tools/jpcstop all lhost=論理ホスト名 kill=immediate第一引数のサービスキーに指定できるのは,allだけである。
なお,強制停止は,通常の停止を実行しても停止できない場合に限って実行するよう設定すること。
- 注意
- コマンドを実行すると,指定した論理ホスト環境すべてのPerformance Managementのプロセスが,SIGKILL送信によって強制停止される。このとき,サービス単位ではなく,論理ホスト単位でPerformance Managementが強制停止される。
- 注意
- クラスタに登録するPerformance Managementは,クラスタから起動および停止を制御しますので,OS起動時の自動起動設定をしないでください。
- Performance Managementを日本語環境で実行する場合,クラスタソフトに登録するスクリプトでLANGを設定してから,Performance Managementのコマンドを実行するようにしてください。
- クラスタソフトがコマンドの戻り値で実行結果を判定する場合は,Performance Managementのコマンドの戻り値をクラスタソフトの期待する値に変換するように設定してください。Performance Managementのコマンドの戻り値については,各コマンドのリファレンスを確認してください。
- psコマンドで表示される文字の長さはOSによって異なります。論理ホスト名とインスタンス名を合わせて,47文字以内になるように設定してください。また,psコマンドで動作監視する場合,事前にpsコマンドで論理ホストがすべて表示されているか確認してください。表示が途中で切れてしまっている場合は表示されている文字までを監視するように設定してください。
(b) クラスタソフトでのPFM - Web Consoleの登録
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PFM - Web Consoleを論理ホスト運用する場合は,クラスタソフトに登録し,クラスタソフトからの制御でPFM - Web Consoleを起動したり停止したりするように設定します。
クラスタソフトに,アプリケーションを登録する場合に必要な項目は「起動」「停止」「動作監視」「強制停止」の四つがあります。
PFM - Web Consoleでは,次の表のように設定します。
表15-6 クラスタソフトに登録するPFM - Web Consoleの制御方法
項目 説明 起動 次のコマンドを順に実行して,PFM - Web Consoleを起動する。
/opt/jp1pcwebcon/tools/jpcwstart停止
強制停止次のコマンドを順に実行して,PFM - Web Consoleを停止する。
/opt/jp1pcwebcon/tools/jpcwstop動作監視 次のプロセスが動作していることを,psコマンドで確認する。
ps -ef | grep "プロセス名" | grep -v "grep監視対象のプロセス"
プロセス名については「15.6.1 (3) サービス名について」を参照のこと。
- 注意
- クラスタに登録するPFM - Web Consoleは,クラスタから起動および停止を制御しますので,OS起動時の自動起動設定をしないでください。
- PFM - Web Consoleを日本語環境で実行する場合,クラスタソフトに登録するスクリプトでLANGを設定してから,起動コマンドを実行するようにしてください。
- クラスタソフトがコマンドの戻り値で実行結果を判定する場合は,PFM - Web Consoleのコマンドの戻り値をクラスタソフトの期待する値に変換するように設定してください。PFM - Web Consoleのコマンドの戻り値については,各コマンドのリファレンスを確認してください。
(c) クラスタソフトからの起動と停止の確認
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クラスタソフトからの操作で,PFM - ManagerまたはPFM - Web Consoleの起動および停止を各ノードで実行して,正常に動作することを確認してください。
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