JP1/Automatic Job Management System 2 - Print Option
ジョブネットの定義内容をマップ形式で出力します。この画面は,Microsoft Excelを使用します。
図7-6 [マップ出力]画面
[マップ出力]画面の表示項目を次に示します。
- 全階層出力する
- 選択すると,指定ユニット以下すべてを出力対象とします。
- 出力階層数を指定する
- 選択すると,指定した階層数より深い階層のユニットは出力対象としません。
- 出力階層数
- 出力階層数を1〜2,147,483,647の半角数字で指定します。デフォルトは1です。
- 1を指定すると,指定したユニットの直下だけが出力対象となります。
- ジョブネット毎に改ページする
- チェックすると,ジョブネット単位に改ページを挿入します。
- 開始
- 処理を開始します。
- 中止
- 処理をしないで終了します。
[マップ出力]画面で[開始]ボタンを押すと,Microsoft Excelを起動し,Microsoft Excel上に定義内容をマップ形式で再現します。
図7-7 マップ出力の出力結果例(1)(JP1/AJS2 - Viewが標準提供するアイコン)
図7-8 マップ出力の出力結果例(2)(JP1/AJS2 - SO Viewが標準提供するアイコン)
図7-9 マップ出力の出力結果例(3)(最終更新日時情報がある場合)
マップ出力機能では,新規のMicrosoft Excelブックにマップを出力します。
マップ出力は,Microsoft Excelの1シートにすべての情報を展開します。出力するジョブネットが複数存在する場合,下方向にマップが連なります。
各ジョブネットの先頭には「Name:」,およびジョブネットの完全名を表示します。
ジョブネット完全名の次にマップが出力されます。
ジョブネット一つ当たりの最大ジョブ数は100×100です。
JP1/AJS2 - Manager 08-10以降に対してジョブ運用情報を収集時に,最終更新日時を収集する指定をした場合だけ,先頭に最終更新日時が表示されます。
<注意事項>
- ジョブネット内に表示するユニットが存在しない場合,またはマネージャージョブネットの場合は,ジョブネットの完全名だけ出力します。
- [ジョブ運用ドキュメント出力]画面のユニット名ツリービューの選択がジョブの場合,何も出力されません。
- [ジョブ運用ドキュメント出力]画面のユニット名ツリービューの選択がジョブグループの場合,「指定ユニットの直下だけに限定して出力する」を選択しないでください。指定した場合,ジョブグループ下に定義されている最初のジョブネットの情報が出力されます。
- 当該製品は,JP1/AJS2 - View 07-00が標準提供するアイコンおよびJP1/AJS2 - View 08-00で追加された標準提供アイコンを装備しています。標準で装備していないユニットは次に示すアイコンで表示します。
- マップ出力機能で出力できる情報量は,Microsoft Excelの最大行および,最大列数に依存します。これらの最大値を超える情報を出力した場合,Microsoft Excelが異常終了します。
Microsoft Excelの最大行,および最大列数はご使用になるMicrosoft Excelのヘルプ等で確認してください。
- マップ出力機能を実行中にMicrosoft Excelを操作しないでください。操作した場合,出力中のマップ情報が不正になるだけでなく,新たに操作したMicrosoft Excelのファイルにも影響を与える場合があります。
- マップ出力機能の複数同時実行,およびジョブネットフロー出力機能との同時実行はできません。同時に実行した場合,実行を行った順序で順次処理されます。
- 「通常使うプリンタ」が使用できない場合は,マップ出力されません。
マップ出力では,Microsoft Excelに出力する際に,印刷の向き(用紙設定)を横に設定します。このとき,PCに設定されている「通常使うプリンタ」が使用できない状態であった場合,Microsoft Excelが印刷設定についてエラーを返すためにマップ出力されません。
この場合,次のどれかの方法で回避できます。
なお,「通常使うプリンタ」にネットワーク接続プリンタを設定した場合,接続先サーバの状態に影響を受けますので注意してください。
- 「通常使うプリンタ」を使用できる状態にする
- ダミーのローカルプリンタを「通常使うプリンタ」に設定する
- プリンタをすべて削除する
- ユニット名にShift-JISコードの範囲外の文字が含まれている場合,テキストボックスによってアイコンや矢印,ユニットパス名の文字列が隠れて表示されない場合があります。必要に応じて,Microsoft Excel上でセルの高さやテキストボックスの高さを編集してください。
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