JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
[メインスコープ]ウィンドウの二つのモードについて説明します。なお,モードの切り替えは,[メインスコープ]ウィンドウの[モード]メニューで[定義モード]または[監視モード]を選択します。
- 定義モード
監視対象の業務(ルートジョブネット)を「AJS2ユニット監視オブジェクト」として定義し,定義したオブジェクトをどのように監視するか(監視プロパティ)を設定するためのモードです。
- 監視モード
定義モードで設定した情報で監視するためのモードです。
ログイン時の[メインスコープ]ウィンドウは,監視モードで表示されます。
- 補足事項
- ajsconコマンドの-bmdオプションを使用するとログイン時の[メインスコープ]ウィンドウを定義モードで表示できます。ajsconコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド ajscon」を参照してください。
- [メインスコープ]ウィンドウは,定義モードのときと監視モードのときで実行できるメニューが異なります。それぞれのモードで実行できるメニューについては,「14.3.1 メニューコマンド一覧」を参照してください。
- ほかのJP1/AJS2 Console Viewから同じJP1ユーザーで同じJP1/AJS2 Console Managerホストにログインしている場合は,利用できるモードが次のように制限されます。
- ログインする際,すでにほかのJP1/AJS2 Console Viewで定義中の場合は,ログインできません。
- 定義モードに切り替える際,すでにほかのJP1/AJS2 Console Viewで監視中の場合は,切り替えできません。
表11-1 定義モードおよび監視モードの利用可否
モード 同一ルート業務スコープの使用状況 定義中 監視中 未使用 定義モード × × ○ 監視モード × ○ ○
- (凡例)
- ○:使用できる
- ×:使用できない
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