JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
[メインスコープ]ウィンドウおよび[サブスコープ]ウィンドウのメニューコマンド一覧を次の表に示します。
表14-4 [スコープ]ウィンドウのメニューコマンド一覧
メニュー メニュー
コマンド機能 [メインスコープ]ウィンドウ [サブスコープ]ウィンドウ 定義
モード監視
モード監視
モードファイル メインスコープ※1 [メインスコープ]ウィンドウを前面表示する。 − − ○ 別のウィンドウで表示 現在表示している業務スコープの内容を別の[サブスコープ]ウィンドウで表示する。 × ○ ○ 再接続※2 JP1/AJS2 Console Managerとの接続が切れているとき,再接続する。 ○ ○ − 閉じる 現在のウィンドウを閉じる。 − − ○ 終了
(ログアウト)JP1/AJS2 Console Managerからログアウトする。 ○ ○ − モード 定義モード※3 定義モードに切り替える。 × ○ − 監視モード※4 監視モードに切り替える。 ○ × − 編集 切り取り※15 マップエリアで選択したオブジェクトを切り取る。 ○ × − コピー※15 マップエリアで選択したオブジェクトをコピーする。 ○ × − 貼り付け※5,※15 現在表示している業務スコープに[コピー]または[貼り付け]を行ったオブジェクトを貼り付ける。 ○ × − 削除※15 マップエリアで選択したオブジェクトを削除する。 ○ × − すべて選択※15 マップエリアに表示されているすべてのオブジェクトを選択する。 ○ × − 監視オブジェクトの自動作成※6,※15 AJS2ユニット監視オブジェクトを自動作成する。 ○ × − マップサイズ※15 現在表示している業務スコープのマップサイズを変更するため[マップサイズ変更]ダイアログボックスを表示する。 ○ × × 背景※15,※16 現在表示している業務スコープのマップエリアに表示する背景イメージの設定および確認をするため[背景の設定]ダイアログボックスを表示する。 ○ ○ ○ プロパティ※15 マップエリアで選択しているオブジェクトの定義情報の変更および確認をするため[詳細定義]ダイアログボックスを表示する。 ○ ○ ○ 監視プロパティ 監視プロパティの変更および確認をするため,[監視プロパティ]ダイアログボックスを表示する。 ○ ○ − 操作※7,※15,※16 実行登録 マップエリアで選択したオブジェクトの監視対象となるルートジョブネットを実行登録する。 × ○ ○ 登録解除 マップエリアで選択したオブジェクトの監視対象となるルートジョブネットを登録解除する。 × ○ ○ 保留解除※9 マップエリアで選択したオブジェクトの監視対象となるルートジョブネットの保留属性を解除する。 × ○ ○ 再実行※9 マップエリアで選択したオブジェクトの監視対象となるルートジョブネットを再実行する。 × ○ ○ 表示 詳細情報※15 マップエリアで選択しているオブジェクトの状態およびエラー要因を確認するため[詳細情報]ダイアログボックスを表示する。詳細情報を変更および確認をするため[詳細定義]ダイアログボックスを表示する。 × ○ ○ 開く※15 マップエリアで選択している業務スコープの内容を現在のウィンドウで表示する。 ○ ○ ○ 別のウィンドウで開く※10,※15 マップエリアで選択している業務スコープの内容を別の[サブスコープ]ウィンドウで表示する。 × ○ ○ 上位業務スコープを表示※11 現在のウィンドウで表示している業務スコープの上位業務スコープを表示する。 ○ ○ ○ JP1/AJS2 - View※12,※15 マップエリアで選択したAJS2ユニット監視オブジェクトの監視対象となるルートジョブネットに対してJP1/AJS2 - Viewの[JP1/AJS2 - View]ウィンドウおよび[ジョブネットモニタ]ウィンドウを表示する。 ○ ○ ○ ズーム マップエリアの表示倍率を変更するために[ズーム]ダイアログボックスを表示する。 ○ ○ ○ アイコンリスト [メインスコープ]ウィンドウで定義モード時にアイコンリストを表示するかどうかを指定する。 ○ × − ツリーエリア [スコープ]ウィンドウでツリーエリアを表示するかどうかを指定する。 ○ ○ ○ 業務スコープ名 [スコープ]ウィンドウで[業務スコープ名]パネルを表示するかどうかを指定する。 ○ ○ ○ 最新情報に更新※13,※16 ルート業務スコープ全体で定義されている全オブジェクトの状態を最新の情報に更新する。 × ○ ○ オプション 環境設定 JP1/AJS2 Console Viewの動作環境を設定するため[環境設定]ダイアログボックスを表示する。 ○ ○ ○ 表示色の設定 [スコープ]ウィンドウのマップエリアに表示しているアイコンの状態表示色の変更を行うため,[表示色の設定]ダイアログボックスを表示する。 ○ ○ ○ 等間隔配置 マップエリアにオブジェクトを配置する際に定義位置を等間隔で配置するか自由に配置するかどうかを指定する。 ○ × − ヘルプ 目次※14 オンラインヘルプの目次を表示する。 ○ ○ ○ バージョン情報 JP1/AJS2 Console Viewのバージョン情報(JP1/AJS2 - Viewのバージョン情報)を表示する。 ○ ○ ○
- (凡例)
- ○:活性表示
- ×:不活性表示
- −:表示しない
- 注※1
- [メインスコープ]ウィンドウがアイコン化されている場合は,前面表示できません。
- 注※2
- JP1/AJS2 Console Managerとの接続が切れていない場合は,接続確認を行います。
- 注※3
- 「監視状態」が「監視中」でない場合は定義モードに変更できません。また,ほかのJP1/AJS2 Console Viewで同一ルート業務スコープに対して監視をしている場合は,定義モードに変更できません。
- 定義モードに変更後は,[詳細情報]ダイアログボックスおよび[サブスコープ]ウィンドウが表示されている場合は自動的に閉じられます。
- 注※4
- 「監視状態」が「監視停止」でない場合は監視モードに変更できません。
- 注※5
- 業務スコープに対して[貼り付け]を行う場合,下位の業務スコープが最大階層数に達するときは[貼り付け]を行えません。
- 注※6
- このメニューを行う前には[JP1/AJS2 - View]ウィンドウで監視したいルートジョブネットを選択して,[監視オブジェクトとして記憶]を行う必要があります。
- 作成するAJS2ユニット監視オブジェクトの名称には監視対象となるジョブネットのユニット名が,コメントには監視対象となるジョブネットのコメントがそれぞれ設定されます。コメントを設定しないで監視オブジェクトを自動作成することもできます。詳細については,「12.3.10 コメント付き監視オブジェクトの自動作成を抑止する」を参照してください。
- また,自動作成の対象となるのは[JP1/AJS2 - View]ウィンドウで[監視オブジェクトとして記憶]を行ったときの情報です。その後[監視オブジェクトの自動作成]を行う前に名称の変更などを行っても反映されません。
- 注意事項
- この機能は,システムのクリップボードを使用します。このため,[監視オブジェクトとして記憶]を行うと,クリップボードに記憶している情報は上書きされますので注意してください。
- また,[監視オブジェクトとして記憶]を行ってから[監視オブジェクトの自動作成]を行うまでに,ほかでクリップボードに出力を行うような操作を行うと,自動作成する情報がなくなりますので注意してください。
- 注※7
- 監視状態が「監視中」でない場合,および対象となるAJS2ユニット監視オブジェクトの状態が「状態未取得」,「状態不明」の場合,サブメニューにある操作を実行することができません。
- 操作に失敗した場合は次のダイアログボックスが表示されます。
図14-6 操作エラー時のダイアログボックス
- 表示項目について説明します。
- [名称]
- 操作を行ったAJS2ユニット監視オブジェクト名称を表示します。
- [操作]
- エラーとなった操作名称(メニュー名称)を表示します。
- [操作対象]
- 操作を行ったAJS2ユニット監視オブジェクトの実体となる監視対象ホスト名,およびAJS2ユニット名を表示します。
- [エラー情報]
- エラーとなった要因を表示します。
- 注※9
- この操作はAJS2ユニット監視オブジェクトの状態が「未計画」,「未登録」の場合はできません。
- 注※10
- 対象となる業務スコープをすでにほかの[スコープ]ウィンドウで表示している場合は,その[スコープ]ウィンドウを前面に表示します。
このとき,前面に表示する[スコープ]ウィンドウがアイコン化されている場合は,前面表示できません。
- JP1/AJS2 Console View起動中に対象となる業務スコープを[サブスコープ]ウィンドウで表示した状態で閉じた場合は,そのときのウィンドウ情報(ウィンドウサイズやコンポーネントの非表示,ズーム倍率など)で[サブスコープ]ウィンドウを表示します。それ以外の場合で[サブスコープ]ウィンドウを表示する場合は,起動元となる[スコープ]ウィンドウのウィンドウ情報に従い表示します。
- 注※11
- [メインスコープ]ウィンドウだけ表示している場合は,上位業務スコープの内容を現在のウィンドウで表示します。
- [サブスコープ]ウィンドウを表示している場合は,別のウィンドウで上位業務スコープの内容を表示します。対象となる業務スコープをすでにほかの[スコープ]ウィンドウで表示している場合は,その[スコープ]ウィンドウを前面に表示します。
このとき,前面に表示する[スコープ]ウィンドウがアイコン化されている場合は,前面表示できません。
- JP1/AJS2 Console Managerとの接続が切れているなどの理由によりマップエリアのグレー表示されている場合は,[サブスコープ]ウィンドウを表示している場合でも現在のウィンドウで上位業務スコープを表示します。
- 注※12
- 定義モードでは[ジョブネットモニタ]ウィンドウは起動できません。またAJS2ユニット監視オブジェクトの状態が,「状態未取得」,「状態不明」,「未計画」,「未登録」の場合も,「ジョブネットモニタ」ウィンドウは起動できません。
- 注※13
- 監視状態が「監視中」でない場合は最新情報に更新することはできません。
- 注※14
- 拡張子htmにWWWブラウザーが関連づけられている必要があります。
- 注※15
- マップエリアがグレーに表示されている間は,メニューコマンドを実行しても処理されません。また,メニューコマンドに相当するキー操作およびマウス操作した場合も同様です。
- また[JP1/AJS2 - View]メニューの場合は,サブメニューコマンド[JP1/AJS2 - View画面]および[ジョブネットモニタ画面]を実行しても処理されません。また,[詳細情報]ダイアログボックス上で[画面起動]ボタンをクリックしたときにも該当します。
- 注※16
- 接続先のJP1/AJS2 Console Managerが06-71の場合はメニューが表示されません。
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