JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド
ジョブネット中にジョブを定義します。
ここでは,ジョブグループおよびジョブネットが作成されていることを前提に,ジョブを定義する手順を次に示します。
- [JP1/AJS2 - View]ウィンドウのリストエリアで,ジョブネット(これから定義するジョブを管理するジョブネット)をクリックする。
- [編集]−[編集]を選択する。または,ジョブネットをダブルクリックする。
[ジョブネットエディタ]ウィンドウが表示されます。
- [排他編集]がチェックされた状態にする。
- アイコンリストから定義したいジョブのアイコンをドラッグし,マップエリアにドロップする。
[詳細定義−[ユニット名]]ダイアログボックスが表示されます。「ユニット名」の部分には,選択したジョブネットワーク要素のユニット名が表示されます。
- ジョブに属性などを定義する。
リカバリージョブの場合は,[属性]タブの[種別]に[リカバリ]を選択してください。
- [OK]ボタンをクリックする。
[詳細定義−[ユニット名]]ダイアログボックスが閉じます。
ジョブネットにジョブが定義されます。
- 必要に応じて,手順4〜6を繰り返す。
- 補足事項
- ジョブを定義したあと,ジョブネットを保存する必要はありません。
- アイコンリストのアイコンにマウスカーソルを位置づけると,そのアイコンの名称が表示されます。アイコン名を確認してから,ドラッグすることをお勧めします。
- JP1/AJS2以外のプログラムを実行するジョブ(カスタムジョブ)を使用できます。カスタムジョブには,JP1/AJS2で標準提供される標準カスタムジョブと,ユーザーが任意に登録できるユーザーカスタムジョブがあります。カスタムジョブの詳細は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド 5. カスタムジョブ」を参照してください。
- マップエリアに定義したジョブネットワーク要素の属性を変更できます。手順は二とおりあります。
・マップエリアのジョブネットワーク要素のアイコンをクリックし,[編集]−[プロパティ]を選択する。
・マップエリアのジョブネットワーク要素のアイコンを右クリックし,ポップアップメニューから[プロパティ]を選択する。
- ジョブネットに定義したジョブがイベントジョブの場合,[[詳細定義]−[イベントジョブアイコン名]−引き継ぎ情報]ダイアログボックスで,後続ジョブまたはジョブネットに引き継ぐ情報を指定できます。[[詳細定義]−[イベントジョブアイコン名]−引き継ぎ情報]ダイアログボックスは,[詳細定義−[ユニット名]]ダイアログボックスで, [引き継ぎ]ボタンをクリックすると表示されます。「イベントジョブアイコン名」の部分には,ジョブネットに定義したイベントジョブ名が表示されます。
Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi Software Engineering Co., Ltd.