JP1/Integrated Management - Central Information Master リファレンス

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1.5.3 [リソースの作成](物理ホストの作成)画面

物理ホストの作成画面は,新規に物理ホストを作成するための画面です。この画面はウィザードで表示される画面で,次の操作で表示されます。

物理ホストの作成画面には,次の5種類のタブがあり,タブを選択することで表示を切り替えられます。

次に,5種類のタブの表示項目について説明します。

<この項の構成>
(1) [共通]タブ
(2) [ハードウェア]タブ
(3) [ネットワーク]タブ
(4) [ソフトウェア]タブ
(5) [ブレード]タブ
(6) 物理ホストの作成確認画面

(1) [共通]タブ

物理ホストの作成画面の[共通]タブは,作成したい物理ホストの共通情報を設定できます。物理ホストの作成画面の[共通]タブを次に示します。

図1-34 物理ホストの作成画面の[共通]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。項目名の横に「*」がある項目は,必ず入力してください。入力できる文字の「印刷できるASCII文字」とは,ASCII文字コード\u0020〜\u007Eの範囲です。

[名称]
物理ホストの名称を入力します。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
「*」を除いた印刷できるASCII文字,全角文字

入力できる文字数:
1〜511バイト

[説明]
物理ホストについての説明を入力します。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
印刷できるASCII文字,改行文字,全角文字

入力できる文字数:
0〜2,047バイト

[共有]
物理リソースを共有するかどうか設定します。[有効]をチェックすると,物理リソースを共有します。[有効]のチェックを外すと物理リソースを共有しません。物理リソースを共有した場合は,複数のリソースパックに物理リソースを割り当てられます。

(2) [ハードウェア]タブ

物理ホストの作成画面の[ハードウェア]タブは,作成したい物理ホストのハードウェア情報を設定できます。物理ホストの作成画面の[ハードウェア]タブを次に示します。

図1-35 物理ホストの作成画面の[ハードウェア]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。入力できる文字の「印刷できるASCII文字」とは,ASCII文字コード\u0020〜\u007Eの範囲です。

[CPU種別]
物理ホストのCPU種別を入力します。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
印刷できるASCII文字,全角文字

入力できる文字数:
0〜255バイト

[CPUクロック数]
物理ホストのCPUクロック数を入力します。単位はHz(ヘルツ)です。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
0〜2,147,483,647の整数のあとに「M」「G」「T」「P」のどれかの文字を必ず指定する。「M」はメガ,「G」はギガ,「T」はテラ,「P」はペタを示す。

入力できる文字数:
0〜11バイト

[CPU搭載数]
物理ホストのCPU搭載数を入力します。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
0〜65,535の数字

入力できる文字数:
0〜5バイト

[メモリ容量]
物理ホストのメモリー容量を入力します。単位はByte(バイト)です。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
0〜2,147,483,647の整数のあとに「M」「G」「T」「P」のどれかの文字を必ず指定する。「M」はメガ,「G」はギガ,「T」はテラ,「P」はペタを示す。

入力できる文字数:
0〜11バイト

[ディスク容量]
物理ホストのディスク容量を入力します。単位はByte(バイト)です。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
0〜2,147,483,647の整数のあとに「M」「G」「T」「P」のどれかの文字を必ず指定する。「M」はメガ,「G」はギガ,「T」はテラ,「P」はペタを示す。

入力できる文字数:
0〜11バイト

[OS名称]
物理ホストのOS名称を入力します。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
印刷できるASCII文字,全角文字

入力できる文字数:
0〜255バイト

[OSバージョン]
物理ホストのOSのバージョンを入力します。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
印刷できるASCII文字,全角文字

入力できる文字数:
0〜255バイト

資産情報

[資産ID]
関連プログラムから構成情報を収集するコマンド(jcmgetinfo)を実行して取得した,JP1/NETM/AIMが管理している「資産ID」の値が表示されます。この項目は変更できません。

(3) [ネットワーク]タブ

物理ホストの作成画面の[ネットワーク]タブは,作成したい物理ホストのネットワーク情報を設定できます。物理ホストの作成画面の[ネットワーク]タブを次に示します。

図1-36 物理ホストの作成画面の[ネットワーク]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。

[NIC情報]
NIC情報が一覧で表示されます。代表するNIC情報は,[代表]をチェックします。

[追加]
新規にNIC情報を追加する場合は,[追加]ボタンをクリックします。クリックすると,[NIC情報の追加]画面が表示されます。詳細は,「1.5.5 [NIC情報の追加](または[NIC情報の編集])画面」を参照してください。NIC一覧に表示されているNIC情報が16件ある場合は,[追加]ボタンは非活性です。

[編集]
選択しているNIC情報を編集する場合は,[編集]ボタンをクリックします。クリックすると,[NIC情報の編集]画面が表示されます。詳細は,「1.5.5 [NIC情報の追加](または[NIC情報の編集])画面」を参照してください。

[削除]
選択しているNIC情報を削除する場合は,[削除]ボタンをクリックします。クリックすると,削除を確認するメッセージダイアログが表示されます。メッセージダイアログで[はい]ボタンをクリックすると,NIC情報が一覧から削除されます。

(4) [ソフトウェア]タブ

物理ホストの作成画面の[ソフトウェア]タブは,作成したい物理ホストのソフトウェア情報を設定できます。物理ホストの作成画面の[ソフトウェア]タブを次に示します。

図1-37 物理ホストの作成画面の[ソフトウェア]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。

[ソフトウェア情報]
定義されているソフトウェア情報を一覧で表示する領域です。

[選択]
[選択]ボタンをクリックすると,[ソフトウェアの選択]画面が表示されます。詳細は「1.5.12 [ソフトウェアの選択]画面」を参照してください。

(5) [ブレード]タブ

物理ホストの作成画面の[ブレード]タブは,作成したい物理ホストのBladeSymphonyの情報を設定できます。物理ホストの作成画面の[ブレード]タブを次に示します。

図1-38 物理ホストの作成画面の[ブレード]タブ

[図データ]

表示項目を次に示します。入力できる文字の「印刷できるASCII文字」とは,ASCII文字コード\u0020〜\u007Eの範囲です。

[シャーシID]
BladeSymphonyのシャーシIDを入力します。BladeSymphonyのシャーシIDについては,マニュアル「JP1/ServerConductor/Control Manager」を参照してください。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
印刷できるASCII文字,全角文字

入力できる文字数:
0〜256バイト

[スロット番号]
BladeSymphonyのスロット番号を入力します。BladeSymphonyのスロット番号については,マニュアル「JP1/ServerConductor/Control Manager」を参照してください。この項目は省略できます。
次に示す規則に従って入力してください。

入力できる文字:
印刷できるASCII文字,全角文字

入力できる文字数:
0〜255バイト

(6) 物理ホストの作成確認画面

物理ホストの作成確認画面は,物理ホストの作成画面で設定した内容を確認するための画面です。物理ホストの作成確認画面の表示例を次に示します。

図1-39 物理ホストの作成確認画面

[図データ]

[OK]ボタンをクリックすると,物理ホストが作成されます。物理ホストの作成画面の[名称]に,リソースパック,物理リソース,またはシステムが自動生成するカテゴリと同じ名称を入力して[OK]ボタンをクリックした場合,エラーダイアログが表示されます。この場合は,[<戻る]ボタンをクリックして,入力し直してください。システムが自動生成するカテゴリの名称については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド 3.2.4 物理構成定義時の注意事項」を参照してください。

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