JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド

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23.5.2 [イベントコンソール]画面

応答待ちイベントは,[イベントコンソール]画面の次に示すページに表示されます。[応答待ちイベント]ページは,応答待ちイベント管理機能,および応答待ちイベントの応答・操作を有効にした場合だけ表示されます。

JP1イベントの種別を示すカラムには,応答待ちイベントを示すマーク「[図データ]」が表示されます。

応答待ちイベント管理機能,および応答待ちイベントの応答・操作を有効にした場合に,[イベントコンソール]画面に追加されるメニュー項目を次の表に示します。

表23-4 [イベントコンソール]画面の追加メニュー項目

メニュー コマンド 機能
表示 応答入力 選択している応答待ちイベントの[応答入力]画面を表示します。
このメニューは,JP1_Console_Operator権限以上のユーザーが実行できます。
なお,このメニューを選択できるのは次の場合だけです。
  • 選択しているタブが[応答待ちイベント]ページ,[イベント検索]ページである。
    [イベント検索]ページの場合,検索先がログインしているマネージャーホストである。
  • 単一選択である。
  • 選択しているJP1イベントが応答待ちイベントである。
滞留解除 選択している応答待ちイベントの滞留を解除します。
このメニューは,JP1_Console_Operator権限以上のユーザーが実行できます。
なお,このメニューを選択できるのは次の場合だけです。
  • 選択しているタブが[応答待ちイベント]ページである。
オプション 機能状態通知復帰 滞留状態監視 応答待ちイベントの滞留状態の監視を復帰させます。
このメニューは,JP1_Console_Admin権限を持つユーザーが実行できます。
なお,次の場合は非活性です。
  • 滞留数が2,000件を超えていない場合。

これらのメニューは,WWWページ版のJP1/IM - Viewでは常に非活性です。

<この項の構成>
(1) [応答待ちイベント]ページ

(1) [応答待ちイベント]ページ

[応答待ちイベント]ページには,応答していない応答待ちイベントの一覧が表示されます。なお,WWWページ版のJP1/IM - Viewにはこのページは表示されません。

図23-9 [イベントコンソール]画面の[応答待ちイベント]ページ

[図データ]

表示項目を次に示します。

[滞留状態]
応答待ちイベントの滞留状態を表示する領域です。応答待ちイベントの滞留数が2,000件以内の場合は,何も表示されません。滞留数が2,000件を超えると,滞留数が上限を超えたことを通知するKAVB0551-Eメッセージが表示されます。メッセージは,滞留状態の監視を復帰するまで表示され続けます。

イベント一覧
次の条件を満たす応答待ちイベントが表示されます。
  • JP1/IM - Managerで滞留している(応答していない)応答待ちイベント
  • イベント取得フィルターを通過した応答待ちイベント
  • ログインしているJP1ユーザーに対応するユーザーフィルターを通過した応答待ちイベント
応答待ちイベントの対処状況を変更,または滞留を解除する場合,一度に操作できるイベント件数は,最大2,000件です。

タブランプ
[応答待ちイベント]ページに応答待ちイベントがある場合に緑色に点灯します。[応答待ちイベント]ページに応答待ちイベントがない場合は灰色で表示されます。

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