JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
統合コンソール,および統合スコープで応答待ちイベントを監視して,応答する操作の流れについて説明します。
- <この項の構成>
- (1) 統合コンソールで応答待ちイベントを監視する
- (2) 統合スコープで応答待ちイベントを監視する
統合コンソールで応答待ちイベントを監視し,応答する流れを次の図に示します。
図23-6 統合コンソールで応答待ちイベントを監視して応答する流れ
図中の番号に従って説明します。
- 応答待ちイベントを受信すると,[イベントコンソール]画面の[応答待ちイベント]ページに応答待ちイベントが表示されます。
- 応答待ちイベントから[応答入力]画面を表示します。
- 応答待ちイベントの発行元プロセスの状態やメッセージの内容を確認します。
発行元プロセスの状態が「READY TO RESPOND」になっていることを確認します。
- [応答入力]欄に応答内容を入力し,[応答]をクリックします。
- 応答に成功すると,[応答待ちイベント]ページから応答待ちイベントが削除されます。
- [イベント検索]ページで応答待ちイベントを検索すると,応答待ちイベントの状態は「対処済」となります。
統合スコープで応答待ちイベントを監視して応答する流れを次の図に示します。
図23-7 統合スコープで応答待ちイベントを監視して応答する流れ
図中の番号に従って説明します。
- 監視オブジェクトの状態変更条件に一致する応答待ちイベントを受信すると,監視オブジェクトの状態が変わります。
- 監視オブジェクトから状態変更イベントを検索して,[イベント検索]ページに応答待ちイベントを表示します。
- 応答待ちイベントから[応答入力]画面を表示します。
- 応答待ちイベントの発行元プロセスの状態やメッセージの内容を確認します。
発行元プロセスの状態が「READY TO RESPOND」になっていることを確認します。
- [応答入力]欄に応答内容を入力し,[応答]をクリックします。
- [イベント検索]ページで再度応答待ちイベントを検索すると,応答に成功した応答待ちイベントの状態は「対処済」となります。
- 応答待ちイベントの対処済みに連動して,[監視ツリー]画面上の監視オブジェクトの状態が正常に戻ります。
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