JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド

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13.2.3 クラスタソフトへの登録(Windowsの場合)

JP1/IM - Managerをクラスタ運用するには,論理ホストのJP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseをクラスタソフトに登録して,クラスタソフトからの制御で起動・停止するように設定します。

JP1/IM - Managerをクラスタソフトに登録する設定内容は,次のとおりです。

表13-9 クラスタソフトに登録する設定内容(Windows)

名前 サービス名 依存関係
1 JP1/Base Event 論理ホスト名 JP1_Base_Event 論理ホスト名 IPアドレスリソース
物理ディスクリソース
2 JP1/Base_論理ホスト名 JP1_Base_論理ホスト名 #1のクラスタリソース
3 JP1/Console_論理ホスト名 JP1_Console_論理ホスト名 #1および#2のクラスタリソース
<この項の構成>
(1) クラスタソフトへの登録
(2) リソースの起動停止順序の設定

(1) クラスタソフトへの登録

(a) MSCS(Microsoft Cluster Service)の場合

JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseのサービスを,MSCSのリソースとして登録します。各リソースの設定は次のようにします。次の[]は,MSCSの設定項目です。

(b) サービスの起動停止コマンドを登録する場合

JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseのサービスを,起動・停止するようクラスタソフトに登録してください。例えば,表の「名前」の項目で示すサービスを,netコマンドで起動停止するように設定してください。

なお,JP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseの動作確認する場合は,次のコマンドを使ってください。

これらのコマンドの使い方については,各コマンドのリファレンスを参照してください。また「13.3.3 クラスタソフトへの登録(UNIXの場合)」の説明を参考にしてください。

(2) リソースの起動停止順序の設定

論理ホストのJP1/IM - ManagerおよびJP1/Baseを実行するには,共有ディスクおよび論理IPアドレスが使用可能になっている必要があります。

クラスタソフトの制御により,次のように動作するように起動停止の順序または依存関係を設定してください。

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