JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
モニター起動とは,[イベントコンソール]画面に表示されているJP1イベントから,そのJP1イベントに関連するアプリケーションの画面を起動する機能です。モニター起動によってほかの製品と連携する場合には,その製品の稼働環境(サポートOSやブラウザなど)を事前に確認してください。
モニター起動の設定手順を次に示します。
- モニター起動するためのアプリケーションを決める。
- 定義ファイルを作成する。
次の定義ファイルを作成します。
- モニター画面呼び出し定義ファイル
この定義ファイルはJP1/IM - Managerのインストールされたホスト上,次のフォルダに作成します。
なお,この定義ファイルは,Linux版のJP1/IM - ManagerではUTF-8コード,Linux版以外のJP1/IM - ManagerではシフトJIS,またはEUCコードで作成する必要があります。
Windowsの場合
Consoleパス\conf\console\monitor\
共有フォルダ\jp1cons\conf\console\monitor\(クラスタ運用時)
UNIXの場合
/etc/opt/jp1cons/conf/console/monitor/
共有ディレクトリ/jp1cons/conf/console/monitor/(クラスタ運用時)
- アプリケーション実行定義ファイル
この定義ファイルはJP1/IM - Viewのインストールされたホスト上,次のフォルダに作成します。
Viewパス\conf\appexecute\ja\
- 定義ファイルの編集内容を有効にする。
- JP1/IM - Managerを再起動します。
- JP1/IM - Viewを再起動します。
なお,上記の手順の詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 機能拡張」を参照してください。設定のための前提条件,設定例などについて説明しています。
- 注意
- 連携製品によっては,連携製品側で定義ファイルを用意していることがあります。各製品がモニター起動に対応しているかどうかや設定手順の詳細については,各製品のマニュアルを参照して確認してください。
- なお,連携製品側で提供している定義ファイルについても,配置先のJP1/IM - Managerが動作する文字コードを使用してください。
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