JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
JP1/IM - ManagerにログインするJP1ユーザーごとに,JP1/IM - ViewのGUI環境を設定します。ビューアーホストのメモリー上にJP1イベントをバッファリングするバッファーサイズや,イベントの表示項目などを設定できます。
必要に応じて設定をカスタマイズしてください。設定する項目を次に示します。
- 表示内容を自動更新するかどうか,および自動更新をする場合の更新間隔
表示できないJP1イベントがある場合は,間隔を短くします。
- [イベントコンソール]画面に表示できるJP1イベントの数(スクロールバッファー)
表示できないJP1イベントがある場合は,数を増やします。
使用するメモリー量を減らしたい場合は,数を減らします。
- [イベントコンソール]画面の更新時のイベント取得件数
- 検索時のイベント取得件数
- イベント一覧の表示項目
イベント一覧の列に表示する項目を,追加・削除できます。
設定できる項目は,重大度,登録時刻,登録ホスト,ユーザー名,メッセージ,オブジェクトタイプ,イベントID,開始時刻,終了時刻,プロダクト名,オブジェクト名,登録 名タイプ,登録名,到着時刻,アクション,事象種別,イベントDB内通し番号,発行元プロセスID,発行元ユーザーID,発行元グループID,発行元ユーザー名,発行元グループ名,発行元イベントDB内通し番号,および種別です。
- [イベントコンソール]画面のイベント一覧に表示される項目の列幅の保存するかどうか
イベント一覧に表示される項目の列幅は,マウスでドラッグすることによって任意の幅に変更できます。一つのページ(例:[イベント監視]ページ)で列幅を変更すると,ほかの二つのページ(例:[重要イベント]ページおよび[イベント検索]ページ)の列幅も変更されます。ログアウト時にそのときの列幅の大きさを保存するかどうかを設定できます。
- [イベントコンソール]画面のイベント一覧に表示される特定のイベントに背景色を付けるかどうか
[イベント監視]ページおよび[イベント検索]ページに表示される特定のイベントに背景色が付くように設定できます。背景色が付く対象となるイベントは,重大度が「緊急(Emergency)」,「警戒(Alert)」,「致命的(Critical)」,「エラー(Error)」および「警告(Warning)」のイベントです。
- 繰り返しイベントを集約表示するかどうか
短時間に大量に発生した同一内容のイベントを集約して[イベントコンソール]画面に表示するかどうかを設定できます。
繰り返しイベントの集約表示機能を使用する場合,[集約表示]の[有効]チェックボックスをチェックして,集約中イベントのタイムアウト時間を設定してください。
なお,[集約表示]の設定を変更する場合,設定が有効になったあと受信したイベントから新しい設定でイベント集約が開始されます。また,設定を変更したあと再ログインすると,新しい設定でイベント集約が開始されます。
- [コマンド実行]画面での実行結果表示行数
設定はJP1/IM - Viewの[ユーザー環境設定]画面を使用します。なお,ここで設定した内容はJP1/IM - ManagerにログインするJP1ユーザーごとに保持されます。手順を次に示します。
- [ユーザー環境設定]画面を起動する。
[イベントコンソール]画面で[オプション]−[ユーザー環境設定]を選択します。
- パラメーターを調整する。
必要に応じて,各パラメーターを調整してください。
設定できるパラメーターについては,次の説明を参照してください。
- JP1ユーザー環境の設定について
- [ユーザー環境設定]画面について
参照先:マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager リファレンス 1.3.14 [ユーザー環境設定]画面」
- 注意
- ユーザープロファイル(defaultUser | profile_ユーザー名)にも上記の設定についての定義内容が記述されていますが,直接編集することは推奨しません。設定を誤るとイベントコンソールの動作が不正になることがあります。
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