JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
- 製品間の関連について
JP1/IM - ManagerはJP1/Baseを前提製品としています。製品のインストールやアンインストール時には,次の点に注意してください。
- 前提製品がある場合は,前提の製品から順にインストールしてください。
JP1/Base,JP1/IM - Managerの順序にインストールしてください。
- JP1/Baseを停止してから,JP1/IM - Managerをインストールまたはアンインストールしてください。JP1/Baseの停止を忘れた場合は,必ずJP1/Baseを再起動してください。再起動しなかった場合は,システム構成情報を正しく管理できません。
- 統合トレース機能(HNTRLib2)について
- JP1/IM - ViewまたはJP1/Baseのインストール時に,統合トレース機能(HNTRLib2)がインストールされます。このとき,Windowsのシステム環境変数にHNTRLib2のパスが追加されます。
- JP1/IM - ViewまたはJP1/Baseのアンインストール時に,統合トレース機能(HNTRLib2)はほかの製品が使用していなければ削除されます。
- Windows環境への設定
- インストール時に次の情報をWindowsに設定します。
システム環境変数に,JP1/IMのbinフォルダのパス,HNTRLib2のパスを設定します。
servicesファイルに「付録C ポート番号」のポート番号を設定します。なお,アンインストール時に,ポート番号は削除されます。
- アンインストールの時に,次のインストール時に設定した情報は削除されません。不要な場合は削除してください。
システム環境変数に設定されたHNTRLib2のパスは削除されません。
- インストールパスの変更について
- インストールパスを変更する場合は,一度アンインストールしてから再インストールしてください。
- JP1/Baseのインストールパスを変更(アンインストールし,別フォルダに再インストール)した場合,JP1/IM - Managerをアンインストールしてから,再インストールする必要があります。
また,JP1/Baseと同じホストにJP1/IM - Viewをインストールしている場合,JP1/IM - Viewもアンインストールしてから,再インストールする必要があります。
まず,JP1/IM - ManagerおよびJP1/IM - Viewをアンインストールして,インストール先のconfフォルダおよびbinフォルダの下位のファイルを削除した後に,再インストールしてください。なお,定義の移行が必要な場合は,「16.1 設定情報のバックアップとリカバリー」を参照してください。リカバリーにより定義を移行する場合は,定義ファイル中のパスを変更後のパスに変更してください。
- 再インストールについて
JP1/IM - Manager,JP1/IM - Viewのアンインストールでは,インストール後に作成された定義ファイルやログファイル,ユーザーが修正する可能性のあるファイルは削除されません。これらのファイルが残っている状態で再インストールすると,プログラムの動作が不正になる場合があります。したがって,再インストールする場合は,JP1/IM - Manager,JP1/IM - Viewをインストールしていたフォルダをエクスプローラにより削除してから,再インストールしてください。
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