JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド
JP1/IM - ManagerおよびJP1/IM - Viewをインストールする手順について説明します。
- <この項の構成>
- (1) インストールの手順
- (2) 各種インストールについて
(1) インストールの手順
次の手順でJP1/IMをインストールします。
- すべてのプログラムを終了する。
インストールする前に,すべてのプログラムを終了してください。
「JP1/Base」のサービスを停止してください。
バージョンアップインストールをする場合,「JP1/Console」サービスを停止してください。また,接続中のJP1/IM - Viewがある場合はログアウトしてください。
- 提供媒体をCD-ROMドライブに入れ,インストールする。
自動的に起動するインストーラーの指示に従ってインストールします。
次の項目を入力します。
- ユーザー情報
新規インストールの場合だけ入力します。
旧バージョンのJP1/IM - Manager,JP1/IM - Central ConsoleまたはJP1/IM - Central Scopeからバージョンアップした場合は,旧バージョンで設定した情報を引き継ぎます。
- インストール先フォルダ
JP1/IM - ManagerおよびJP1/IM - Viewをインストールすると,次に示すインストール先フォルダが作成されます。
表9-1 インストール時に作成されるフォルダ
注※1 インストール先フォルダのデフォルト値は"システムドライブ:\Program Files\HITACHI"です。
製品 作成されるフォルダ※1 説明 JP1/IM - Manager インストール先フォルダ\JP1IMM\※2 JP1/IM - Manager情報が格納される。 インストール先フォルダ\JP1Cons\※2 統合コンソール情報が格納される。 インストール先フォルダ\JP1Scope\※2 統合スコープ情報が格納される。 JP1/IM - View インストール先フォルダ\JP1CoView\※2 JP1/IM - View情報が格納される。
注※2 異なるフォルダに旧バージョンのJP1/IM - Manager,JP1/IM - Central Console,JP1/IM - Central Scope,またはJP1/IM - Viewをインストールしていた場合は,旧バージョンのインストール先フォルダを引き継ぎます。その場合,上に示すフォルダは作成されません。
なお,JP1/IM - ManagerおよびJP1/IM - Viewのインストール先フォルダに指定できるドライブは固定ディスクだけです。
- プログラムフォルダ(スタートメニューの登録個所の指定)
JP1/IM - Viewのインストール時だけ指定します。
ただし,Windows VistaおよびWindows Server 2008版のJP1/IM - Viewのインストール時は,プログラムフォルダの指定はできません。
- 再起動を要求された場合は,Windowsを再起動する。
統合トレース機能(HNTRLib2)がインストールされる時に再起動が必要です。詳細は,後述の注意事項を参照してください。
なお,JP1/IM - Manager,JP1/IM - Viewのインストール時にインストーラーのログとして次のファイルが作成されます。これはインストールが異常終了した場合の保守資料です。インストールが正常終了したあと,JP1/IM - Manager,JP1/IM - Viewを起動して問題がなければ削除してください。
- Windowsのインストール先フォルダ\Temp\HITACHI_JP1_INST_LOG\jp1imm_inst{1|2|3|4|5}.log
- Windowsのインストール先フォルダ\Temp\HITACHI_JP1_INST_LOG\jp1coview_inst{1|2|3|4|5}.log
- 注意
- JP1/IM - Manager,JP1/IM - Viewのインストール先フォルダに指定できるドライブは固定ディスクだけです。リムーバブルディスク,ネットワークドライブ,UNCパスにはインストールできません。
- 旧バージョンからバージョンアップする場合,JP1/IM - Central Console,JP1/IM - Central Scope,またはJP1/IM - Viewが固定ディスク以外にインストールされているときはバージョンアップできません。
(2) 各種インストールについて
- バージョンアップインストールについて
- 旧バージョンからバージョンアップする場合は,「7.2 旧バージョンのJP1/IMからのバージョンアップについて」を参照してバージョンアップ時の注意について事前に知っておいてください。
- JP1/NETM/DMを使ったリモートインストールについて
- JP1/IMは,JP1/NETM/DMを使ったリモートインストール(ソフトウェア配布)に対応しています。
- JP1/IMを運用するサーバでJP1/NETM/DMを運用することにより,JP1/IMの新規インストールおよびバージョンアップができます。JP1/NETM/DMを使った実際のリモートインストール方法については,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)」を参照してください。
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