JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド

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1.3.1 JP1/IMの製品構成

JP1/IMは,次の製品により構成されています。

表1-2 JP1/IMの製品構成

製品 製品の概要
JP1/IM - Manager 統合コンソールおよび統合スコープのマネージャー機能を提供する製品です。

統合コンソール:システム全体をJP1イベントにより集中監視します。また,システムで発生した事象の監視から,問題の検知,調査,対策までの一連の運用サイクルを,統合コンソールを基点として統合化します。

統合スコープ:システム管理者が必要な目的に合わせて集中監視し,目的指向型のシステム統合管理を実現します。
JP1/IM - View JP1/IM - Viewは,大きく分けて次の四つの画面を提供しています。
  • セントラルコンソール・ビューアー(統合コンソールの操作画面)
  • セントラルスコープ・ビューアー(統合スコープの操作画面)
  • セントラルインフォメーションマスター・ビューアー(システム情報管理の操作画面)
  • ルールオペレーション・ビューアー(ルール管理の操作画面)
JP1/IM - Managerでは,セントラルコンソール・ビューアー,セントラルスコープ・ビューアーを使用して,システムの監視・操作を行います。
JP1/Base 統合コンソールおよび統合スコープのエージェントとなる製品です。
監視対象サーバとして稼働します。また,JP1イベントやJP1ユーザーの管理など,JP1の基盤機能を提供します。JP1/Baseは,JP1/IM - Managerの前提製品です。

注※ このマニュアルでは,セントラルコンソール・ビューアーとセントラルスコープ・ビューアーについてだけ説明します。セントラルインフォメーションマスター・ビューアーについてはマニュアル「JP1/Integrated Management - Central Information Master システム構築・運用ガイド」を,ルールオペレーション・ビューアー.についてはマニュアル「JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド」を参照してください。


注意
統合コンソールは,JP1/IM - Managerの内部コンポーネントであるJP1/IM - Central Consoleの機能によって実現されます。また,統合スコープは,JP1/IM - Managerの内部コンポーネントであるJP1/IM - Central Scopeの機能によって実現されます。
このマニュアルでは,これらの内部コンポーネントをユーザーに意識してもらいたいときに,そのつど内部コンポーネント名を明示するようにしています。

JP1/IMは,使用する機能およびホストの役割によって,次の製品が必要になります。

なお,ビューアーは,マネージャーやエージェントのホストでも使用できます。

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