Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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付録F バックアップリストアの方法

次の作業を実施する前には,必ずデータのバックアップを取得してください。また,これらの作業の実施中にエラーが発生した場合は,バックアップしたデータをリストアしてください。

バックアップが必要なファイルは次のとおりです。

表F-1 バックアップが必要なファイル

運用モード バックアップが必要なファイル
ファイルモードの場合 <インストールディレクトリ>\etc
<インストールディレクトリ>\room(Facilities Manager使用時)
<インストールディレクトリ>\log
<スケジュール格納ディレクトリ>
<インストールディレクトリ>\bin\AppoSV.ini(存在する場合)
<インストールディレクトリ>\bin\SFagent.ini(親サーバだけ。存在する場合)
DBモードの場合 <インストールディレクトリ>\log
<インストールディレクトリ>\bin\AppoSV.ini(存在する場合)
<インストールディレクトリ>\bin\SFagent.ini(マスターサーバだけ。存在する場合)
HiRDBのフルバックアップ
<この節の構成>
(1) バックアップの取得
(2) リストアの方法

(1) バックアップの取得

  1. すべてのサーバで,次のサービスを停止してください。
    Groupmax Scheduler Server
    Groupmax Scheduler Server Tool(DBモードの場合は不要)
    Groupmax Facilities Manager
    Groupmax Facilities Manager Tool(DBモードの場合は不要)
  2. すべてのサーバで,表F-1に示すディレクトリ及びファイルのバックアップを取得してください。
    また,「コンフィギュレーション」を起動し,各設定の控えを取ります。
    注意
    バックアップ取得時にFTPを利用される場合は,必ずバイナリモードで転送してください。

(2) リストアの方法

  1. すべてのサーバで,次のサービスを停止してください。
    Groupmax Scheduler Server
    Groupmax Scheduler Server Tool(DBモードの場合は不要)
    Groupmax Facilities Manager
    Groupmax Facilities Manager Tool(DBモードの場合は不要)
  2. すべてのサーバで,表F-1に示すディレクトリ及びファイルを削除してください。
  3. 付録F(1) バックアップの取得」で取得した,表F-1に示すバックアップデータを元のディレクトリにコピーします。
    また,「コンフィギュレーション」を起動し,各設定値が控えと一致しているか確認します。異なっている場合は,控えに合わせて再設定してください。
    注意
    データのコピー時にFTPを利用される場合は,必ずバイナリモードで転送してください。