Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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- マルチサーバ構成のシステムを作成する場合,親サーバはシステム内で最新バージョン,リビジョンの製品を使用してください。
- マルチサーバ構成のシステムを作成する場合,すべてのサーバ間でホスト名を使ってTCP/IPで通信できるようにしてください。また,クライアントマシンからも,すべてのサーバに対してホスト名を使ってTCP/IPで通信できるようにしてください。
- サーバ・クライアント間で設定するホスト名は同一にしてください。
- マルチサーバ構成のシステムで,Scheduler ServerとFacilities Managerの両方を運用する場合,すべてのサーバマシンでScheduler ServerとFacilities Managerの両方をインストールし,両方とも起動しておく必要があります。
- 同一システム内にGroupmax Scheduler Server Version 2.0のサーバを混在させて運用する場合,リビジョン02-31以上だけを混在できます。
また,親サーバは必ずGroupmax Scheduler Server Version 7を使用してください。
- 同一システム内にGroupAppomouseのサーバを混在させて運用する場合,リビジョン01-20以上だけを混在できます。
また,親サーバは必ずGroupmax Scheduler Server Version 7を使用してください。
- 「コンフィギュレーション」の管理データ取得時刻を,複数の子サーバで同一時刻にした場合,管理データ取得に失敗することがあります。子サーバが5台以上のシステム構成の場合は,各子サーバの設定時刻をずらしてください。
- Address Serverとの連携時,Scheduler Serverの親サーバを子サーバに変更した場合は,該当マシンのAddress ServerとScheduler Serverを再起動してください。
- すべてのサーバで,同一ホストから同一IPアドレスが決定されるよう,hostsファイル又はDNSなどを設定してください。
- 「コンフィギュレーション」の項番5「親サーバ環境の共有」を「共有する」に設定している場合,子サーバの「コンフィギュレーション」で,親サーバと共有する項目が「エラー」又は「設定されていません。」と表示されることがあります。
その場合の発生条件と回復方法を次に示します。
| 項目 |
内容 |
| 発生条件 |
- 子サーバ上の<インストールディレクトリ>\etc\AppoMan.idxファイルに設定値がない,又はファイルが存在しない
- 親サーバ上の<インストールディレクトリ>\etc\AppoMan.idxに設定値がない,又はファイルが存在しない
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| 回復方法 |
次の手順に従って対処してください。
- 親サーバのコンフィギュレーションで,共有する項目を設定する(設定値が正しい場合は再設定する必要はありません)。
- 親サーバで,「コンフィギュレーション」の項番5「親サーバ環境の共有」を「共有しない」に設定する。
- 親サーバで,「コンフィギュレーション」の項番5「親サーバ環境の共有」を「共有する」に設定する。
- すべての子サーバで管理データの取得を実行する。
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- 子サーバにVersion 2.0を使用している環境で不要スケジュール削除の自動実行を使用する場合,子サーバで「コンフィギュレーション」の項番5「親サーバ環境の共有」を「共用する」に設定すると,不要スケジュール削除期間が正しく共有されません。共有しないで個別に設定するようにしてください。
- SFdatacpコマンドを利用する場合,Windows版のGroupmax Scheduler Server 06-00,又はGroupmax Scheduler Server 06-00-/Aがインストールされているサーバのスケジュール格納ディレクトリを必ず<インストールディレクトリ>\dataに設定してください。
スケジュール格納ディレクトリを<インストールディレクトリ>\data以外に設定している場合は,SFdatacpコマンドを実行してもスケジュールデータを正常に転送できません。
- Version 2.0とVersion 3以降のFacilities Managerサーバが混在したマルチサーバ環境を構築する場合,施設管理者は,テーブル単位(組織単位)にだけ登録するようにしてください。Version 3以降では施設単位に管理者を登録できますが,Version 2.0ではテーブル単位(組織単位)にしか管理者が登録できないため,施設管理者が正しく認識されない場合があります。
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