Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド

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10.2 管理ツール使用時の注意事項

管理ツール使用時の注意事項を次に示します。

  1. 最上位の階層に登録されているユーザと施設は,WWW for Schedulerから参照できません。最上位の階層には登録しないようにしてください。
  2. 組織名・ユーザ名・施設名などに,次の文字は大文字・小文字ともに使用しないでください。
    COM1,COM2,COM3,COM4,COM5,COM6,COM7,COM8,COM9,LPT1,LPT2,LPT3,LPT4,LPT5,LPT6,LPT7,LPT8,LPT9,PRN,CON,NUL,AUX
  3. 管理ツールをWindows上で実行させる場合,「アイコンの登録内容の変更」画面で,「別メモリで実行」をチェックして二重にアプリケーションを動作させた場合,動作は保証しません。
  4. 「G/Wテーブル作成」ウィンドウのゲストIDテーブルに登録されたユーザを「管理ツール」ウィンドウから削除しても,ゲストIDテーブルには登録されたまま残ります。この場合,「G/Wテーブル作成」ウィンドウから該当するゲストIDを削除してください。
  5. 管理ツールでは,施設管理者の登録で施設管理者を登録した後,対象施設を移動すると施設管理者の対象「選択,一部選択,非選択」が不正になることがあります。不正になった施設に対しては管理ツールで再設定してください。
  6. 管理ツールで設定する各設定値の文字列に,絵記号などのOS固有の文字を設定しないようにしてください。OS固有の文字を設定すると,WWW for Schedulerを異なるOS上で使用している場合,正常に表示されない場合があります。
  7. 管理ツールで設定する「行先・区分の設定」について,次の注意事項があります。「行先・区分の設定」については,運用後はできるだけ変更しないでください。
    • 管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウで設定した区分名(「社内」や「他事業所」など)を,運用開始後に変更した場合,これまでに登録したスケジュールの区分名が変更されます。
    • 管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウで,項目内の文字列をすべて削除し空欄にすると,その項目自体が削除され,次の項目が順次スライドされた設定となります。したがって,運用開始後に「行先・区分の設定」ウィンドウで項目を削除する場合,次の点に御注意ください。
      (1)クライアントで表示される区分名が一斉にスライドした形で変更されます。これによって,スケジュールの内容と区分名が食い違います。
      (2)これまでクライアントで表示されていた区分名と色の対応がずれます。
    • 管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウで,項目内の文字列をすべて削除し空欄にすると,その項目自体が削除されます。削除された区分名が登録されていたスケジュールは,管理ツールの「行先・区分の設定」ウィンドウで設定されている最初の区分名となります。
    • 区分名は「1:」から順番に使用してください。中間に,スペースだけや何も設定しない項目を設定しないでください。
    • 他システムとゲートウェイ接続する場合,管理ツールで設定する「行先・区分の設定」を自システムと他システム間で同一の文字列に設定してください。同一の文字列に設定しない場合,他システムのスケジュールを参照したときでも,自システムに設定されている区分名で表示されます。なお,表示したスケジュールの区分番号が自システムに存在しない場合は,自システムの区分番号「1」の区分名で表示されます。
      また,他システムのユーザへスケジュールを予約した場合,他システムのユーザがそのスケジュールを参照した際は,スケジュールの詳細画面に他システムの同一の区分番号の区分名で表示されます。なお,区分番号が他システムに存在しない場合は,他システムの区分番号「1」の区分名で表示されます。この場合,スケジュールの詳細画面を閉じる際に「スケジュールが変更されています。登録しますか?」というメッセージが表示され,「はい」を選択すると,区分番号が「1」に更新されます。