Groupmax Integrated Desktop  Version 7 ユーザーズガイド

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付録C.1 メニューのカスタマイズ方法

メニュー項目,ツールバーのボタン及びツールヒント(ボタン上にマウスポインタを位置付けると表示される名前)は,レジストリにキーを追加し,そのキーに文字列を設定する操作でカスタマイズできます。

操作方法を以下に説明します。

注意
レジストリキーを設定したり,値を設定したりする際は,注意して操作してください。操作方法を誤った場合は,Windowsが起動されなくなることがありますので,変更を加えるレジストリファイルのバックアップをあらかじめ作成しておくことをお勧めします。

  1. [スタート]ボタンをクリックして[ファイル名を指定して実行]メニューを選択し,「regedit」を指定します。
    レジストリエディタが起動されます。

  2. キー「HKEY_LOCAL_MACHINE」を選択します。

  3. ツリービューの「SOFTWARE」,「HITACHI」,「Gmax Desktop Client」,「0210」の順に開きます。

  4. [編集]−[新規作成]−[キー]を選択します。

  5. ツリービューに,キー「Menu」を作成します。

  6. キー「Menu」を選択して,[編集]−[新規作成]−[文字列]を選択し,リストビューに文字列「MenuCustomizeFlag」を作成します。

  7. リストビューの文字列「MenuCustomizeFlag」を選択して,[編集]−[変更]を選択します。
    [文字列の編集]ダイアログが表示されます。

  8. ダイアログの「値のデータ」テキストボックスに「ON」を設定します。
    「ON」を設定すると,メニューのカスタマイズが有効になります。
    「OFF」を設定すると,レジストリに設定したメニューのカスタマイズは無効になります。

  9. ツリービューのキー「Menu」を選択して,[編集]−[新規作成]−[キー]を選択し,メニュー項目に対応するレジストリキーをツリービューに作成します。
    メニュー項目に対応するレジストリキーについては,「付録C.2 メニュー項目一覧」を参照してください。

  10. メニュー項目に対応するレジストリキーを選択して[編集]−[新規作成]−[文字列]を選択し,リストビューに文字列「DisplayFlag」を作成します。

  11. リストビューの文字列「DisplayFlag」を選択して,[編集]−[変更]を選択します。
    [文字列の編集]ダイアログが表示されます。

  12. ダイアログの「値のデータ」のテキストボックスに「ON」を設定します。
    「ON」を設定すると,カスタマイズしたメニュー項目が表示されます。
    「OFF」を設定すると,メニュー項目は表示されません。
    これで,カスタマイズするメニュー項目が設定できました。
    メニュー文字列を変更する場合は,「(1)メニュー文字列を変更するには」を参照してください。
    また,ツールバーのボタンの名前及びツールヒントを変更する場合は,「(2)ツールバーのボタン名やツールヒントの文字列を変更するには」を参照してください。
<この項の構成>
(1) メニュー文字列を変更するには
(2) ツールバーのボタン名やツールヒントの文字列を変更するには

(1) メニュー文字列を変更するには

  1. メニュー項目に対応するレジストリキーを選択して[編集]−[新規作成]−[文字列]を選択し,リストビューに文字列「MenuString」を作成します。

  2. リストビューの文字列「MenuString」を選択して,[編集]−[変更]を選択します。
    [文字列の編集]ダイアログが表示されます。

  3. メニューとして表示したい文字列を設定します。
    アクセスキーは「(&アクセスキー)」で設定します。例えば,[開く(O)]というメニュー項目の場合,「開く(&O)」のように設定します。アクセスキーに設定できる文字は,半角のアルファベット(A〜Z)及び半角数字(0〜9)から1文字です(大文字と小文字は区別されません)。ただし,アクセスキーは,同列のメニュー内で重複しないように設定してください。
    なお,アクセラレータの設定及び変更はできません。

  4. レジストリエディタを閉じ,Integrated Desktopを起動します。
    Integrated Desktopを起動して,ここでカスタマイズしたメニュー名が反映されたことを確認してください。

(2) ツールバーのボタン名やツールヒントの文字列を変更するには

  1. メニュー項目に対応するレジストリキーを選択して[編集]−[新規作成]−[文字列]を選択し,リストビューに次の文字列をそれぞれ作成します。
    ボタン名を変更する場合 ButtonName
    ツールヒントの文字列を変更する場合 ToolHintString

  2. ボタン名を変更する場合は,リストビューの文字列「ButtonName」を選択して,[編集]−[変更]を選択します。
    [文字列の編集]ダイアログが表示されます。

  3. ButtonNameに,ボタン名にする文字列を設定します。

  4. ツールヒントの文字列を変更する場合は,リストビューの文字列「ToolHintString」を選択して,[編集]−[変更]を選択します。
    [文字列の編集]ダイアログが表示されます。

  5. ToolHintStringに,ツールヒントにする文字列を設定します。

  6. レジストリエディタを閉じ,Integrated Desktopを起動します。
    Integrated Desktopを起動して,ここでカスタマイズしたツールバーのボタン名やツールヒント名が反映されたことを確認してください。

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