Groupmax Integrated Desktop Version 7 ユーザーズガイド
保存したカスタマイズ内容は,[Groupmax設定のプロパティ]ダイアログのDesktop環境タブの初期ユーザ情報読み込みフォルダに指定できます。
各環境で設定したカスタマイズ内容を保存するには,[ファイルへ保存]ダイアログで保存先を指定します。ダイアログは,Desktop主画面の[ツール]−[環境の移行]を選択し,続けて[ファイルへ保存...]を選択すると表示されます。
なお,各作業環境の帳票棚の帳票,共用キャビネットに保存している文書,ローカルフォルダのファイルは保存されないので,カスタマイズ内容を読み込んだ後,再度,登録してください。
Desktop主画面のメニューからの操作で保存されるのは,次に示す情報です。
表6-1 Desktop主画面のメニューからの操作で保存されるカスタマイズ情報
分類 保存される情報 配布される情報の
格納元機能指向主画面 ウィンドウフレームのサイズ 個人フォルダ ツリービューとリストビューの大きさなどの分割ウィンドウの分割位置 ツールバー情報 大きいアイコン,小さいアイコン,一覧,詳細,分類のリストビューの表示モード リストビューのカラム幅 ツリービューのフォルダの選択状態 [表示]−[ステータスバー]のチェック状態 [オプション]ダイアログでの設定内容※
- ツリービューの展開状態を保持するフラグ
レジストリ 業務指向主画面 ウィンドウフレームの位置,サイズ 個人フォルダ ワークプレース登録情報(名称,並び,タブの色),アイコン登録情報(名称,並び,色,形状) ツールバー情報 ワークプレース,アイコンの選択状態 [表示]−[ステータスバー]のチェック状態 [オプション]ダイアログでの設定内容
- ワークプレースのアイコンの大きさ及び形状
- ワークプレースのアイコン上でマウスポインタのデザインを変更するフラグ
- ワークプレースのアイコン名をウィンドウのタイトルに表示するかどうかのフラグ
- ワークプレースのアイコンの輪郭を強調して表示するかどうかのフラグ
仮想オフィス主画面 ウィンドウフレームの位置,サイズ 個人フォルダ ツールバー情報 メタファ情報(メタファの起動方法,メタファ選択時・実行時の枠の色) ビットマップ情報 ビットマップデータ(画像データ),画面サイズ [表示]−[ステータスバー]のチェック状態 [表示]−[常に画面を下に表示]のチェック状態 [オプション]ダイアログでの設定内容
- メタファの起動方法を選択するフラグ
- メタファの選択時及び実行時の枠の色
- メタファ上でマウスポインタのデザインを変更するフラグ
- メタファ名をウィンドウのタイトルに表示するかどうかのフラグ
Desktop共通情報 ウィンドウのコントロールメニューボックスの終了種別情報※ レジストリ ウィンドウタイトル形式情報※ メニュー文字列カスタマイズ情報※ INBOX,受信控え,送信ログ,OUTBOXでの設定
- タブのタイトル,選択状態
- 表示条件の設定
- 列挙型項目の順序
- タブ順序の指定
- ユーザ属性の設定
- [表示]−[フィルタリング]−[未読]のチェック状態
- [表示]−[フィルタリング]−[至急]のチェック状態
- [表示]−[Workflow案件をまとめる]のチェック状態
- ワークフロー案件のアプリケーションの関連付けの設定
個人フォルダ INBOXにロールトレーのワークフロー案件を表示する設定 OUTBOXにファイル格納時に表示される注意事項ダイアログの表示又は非表示※ レジストリ すべてのフォルダの設定
- 表示項目の設定
- 並べ替え
個人フォルダ [オプション]ダイアログでの設定内容※
- メール機能,掲示板機能,ワークフロー案件処理機能,文書管理機能,スケジュール管理機能の接続フラグ
- エージェント機能の起動フラグ
- ログイン及びログアウト時の起動アプリケーション
- 前回の状態で起動のフラグ
- 分類定義情報の保存フラグ
- 機能指向画面の終了時に確認ダイアログを表示するフラグ
- 業務指向画面の終了時に確認ダイアログを表示するフラグ
- 仮想オフィス画面の終了時に確認ダイアログを表示するフラグ
- 個人フォルダへの格納時に確認ダイアログを表示するフラグ
- 受信控えへの格納時に確認ダイアログを表示するフラグ
- エクスプローラへの格納時に確認ダイアログを表示するフラグ
- INBOXの未読,未処理の案件を強調して表示するフラグ
- INBOXの保留の案件を強調して表示するフラグ
- 受信控えの未参照案件を強調して表示するフラグ
- OUTBOXの未送信の案件を強調して表示するフラグ
- OUTBOXのエラー案件を強調して表示するフラグ
- 個人フォルダへの格納後にメールを削除するフラグ
- 受信控えへの格納後にメールを削除するフラグ
- エクスプローラへの格納後にメールを削除するフラグ
- メール削除後にWindowsごみ箱にも格納するフラグ
レジストリ [オプション]ダイアログの[詳細設定]ボタンを選択した場合の設定内容※
- メールの表示件数の設定
- メールの分割取得フラグの設定
- 掲示板の表示条件の設定
- ワークフロー案件の表示件数の設定
[モバイル]−[処理結果の表示]を選択すると表示される[処理結果]ダイアログの結果表示フラグ [格納]ダイアログ,[開く]ダイアログのサイズ
- 注※
- [ツール]−[環境の移行]を選択し,続けて[ファイルへ保存...]を選択してファイルにカスタマイズ情報を保存できますが,[ファイルから読み込み...]を選択してファイルの読み込みはできません。
- これらの情報を配布する場合は,ファイルへ保存する操作を実行したときのフォルダのパスを,[Groupmax設定のプロパティ]ダイアログのDesktop環境タブにある「初期ユーザ情報読み込みフォルダ」に指定してください。この指定によって,保存したカスタマイズ情報を,Integrated Desktopの新規ユーザに配布できます。
- ■ヘルプでのキーワード■
- カスタマイズ内容を保存する,カスタマイズ情報の配布機能の概要
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