Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド

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付録I.4 ダイアログボックスの説明

<この項の構成>
(1) 「データベースの環境設定」ダイアログ
(2) 「データベースの初期化」ダイアログ
(3) 「データベースへのエリアの追加」ダイアログ
(4) 「データベースのエリアの削除」ダイアログ
(5) 「データベースのファイルの属性変更」ダイアログ
(6) 「データベースへのファイルの追加」ダイアログ
(7) 「データベースの保守」ダイアログ
(8) 「データベースの再編成」ダイアログ
(9) 「データベースのバックアップ」ダイアログ
(10) 「データベースのリストア」ダイアログ
(11) 「データベースの回復」ダイアログ [High-end]
(12) 「データベースのバックアウト」ダイアログ [High-end]
(13) 「データベースの診断」ダイアログ
(14) 「システムの運用支援」ダイアログ
(15) 「システムジャーナルの情報」ダイアログ [High-end]
(16) 「システムジャーナルのアンロード」ダイアログ [High-end]
(17) 「ステータスファイルの情報」ダイアログ [High-end]
(18) 「ユーザジャーナルのアンロード」ダイアログ

(1) 「データベースの環境設定」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースの初期化,データベースのエリアやファイルの追加,データベースのエリアの削除,及びファイルの属性を変更してデータベースの環境を設定します。
[図データ]
「データベースの初期化」ボタン
選択すると,「データベースの初期化」ダイアログが表示されます。
「データベースへのエリアの追加」ボタン
選択すると,「データベースへのエリアの追加」ダイアログが表示されます。
「データベースのファイルの属性変更」ボタン
選択すると,「データベースのファイルの属性変更」ダイアログが表示されます。
「データベースへのファイルの追加」ボタン
選択すると,「データベースへのファイルの追加」ダイアログが表示されます。
「データベースのエリアの削除」ボタン
選択すると,「データベースのエリアの削除」ダイアログが表示されます。
[閉じる]ボタン
[データベースの環境設定]ダイアログを閉じて,[Object Server 管理ツール]ウィンドウに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

(2) 「データベースの初期化」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースを初期化します。
[図データ]
ノードID
ここで指定した値が,このObject ServerのノードIDになります。マルチサーバ構成で,Object Serverを運用する場合には,ノードIDによってデータベースを識別しますので,それぞれが異なるノードIDを持つように指定してください。デフォルト値は「0」です。[データベースの初期化]ユティリティの実行時には,同じノードIDを持つデータベースがあるかどうかをチェックしません。
ノードIDを指定すると,オブジェクトを生成するときに,そのデータベースのノードIDがオブジェクトIDの中に設定されます。そのため,すべてのオブジェクトIDが一意な値になります。
シングルサーバ構成の運用をする場合は,特に指定する必要はありません。
  • 1〜16382<符号なし整数>を指定してください。
初期設定パラメタファイル名
初期設定パラメタファイル名を255バイト以下のドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で指定します。
[OK]ボタン
[データベースの初期化]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースの初期化]ダイアログを閉じて,[データベースの環境設定]ダイアログに戻ります。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースを初期化する」

(3) 「データベースへのエリアの追加」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
Object Serverのデータベースに,構成変更パラメタファイル中のareaパラメタ及びfileパラメタで指定されたエリアを追加します。追加できるのは,ユーザデータベース用及びインデクス用のエリアです。
[図データ]
構成変更パラメタファイル名
構成変更パラメタファイル名を255バイト以下のドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で指定します。
[OK]ボタン
[データベースへのエリアの追加]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースへのエリアの追加]ダイアログを閉じて,[データベースの環境設定]ダイアログに戻ります。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースにエリアを追加する」

(4) 「データベースのエリアの削除」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースのエリアを削除します。
[図データ]
エリア名
エリア名を1〜30バイトの<文字列>で指定します。
[OK]ボタン
[データベースのエリアの削除]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースのエリアの削除]ダイアログを閉じて,[データベースの環境設定]ダイアログに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースのエリアを削除する」

(5) 「データベースのファイルの属性変更」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースのファイルの属性を変更します。
[図データ]
エリア名
属性を変更するファイルのあるエリアのエリア名を1〜30バイトの<文字列>で指定します。
ファイル名
属性を変更するファイルのファイル名を2〜175バイトのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で指定します。
最大割り当て量
変更後の最大割り当て量をセグメント数で指定します。0〜524288の<符号なし整数>を指定してください。
セグメントサイズと最大割り当て量の積は,524,288以下にしてください。また,次に示す式の値より小さい数を指定してください。これらが守られなかった場合には,エラーになります。
 
MAX(i,m)
────(小数点以下切り上げ) × 64000
 64000 
(凡例)
i:初期設定パラメタで指定した,このファイルの初期割り当て量(セグメント)
m:初期設定パラメタで指定した,このファイルの最大割り当て量(セグメント)
最大割り当て量に指定した値によって,変更後の値は次のように扱われます。
指定値 Object Serverの処理
0 省略値とみなす
(初期設定パラメタでの省略値と同様)
現在のセグメント数を超える [データベースのファイルの属性変更]ユティリティの最大割り当て量に指定した値に変更する
現在のセグメント数以下 エラーとなる。最大割り当て量は変更しない
[OK]ボタン
[データベースのファイルの属性変更]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースのファイルの属性変更]ダイアログを閉じて,[データベースの環境設定]ダイアログに戻ります。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースのファイルの属性を変更する」

(6) 「データベースへのファイルの追加」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースにファイルを追加します。
[図データ]
構成変更パラメタファイル名
構成変更パラメタファイル名を255バイト以下のドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で指定します。
[OK]ボタン
[データベースへのファイルの追加]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースへのファイルの追加]ダイアログを閉じて,[データベースの環境設定]ダイアログに戻ります。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースにファイルを追加する」

(7) 「データベースの保守」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースの再編成,バックアップ,リストア,回復,バックアウトができます。
[図データ]
「データベースの再編成」ボタン
選択すると,「データベースの再編成」ダイアログが表示されます。
「データベースのバックアップ」ボタン
選択すると,「データベースのバックアップ」ダイアログが表示されます。
「データベースのリストア」ボタン
選択すると,「データベースのリストア」ダイアログが表示されます。
「データベースの回復」ボタン [High-end]
選択すると,「データベースの回復」ダイアログが表示されます。
「データベースのバックアウト」ボタン [High-end]
選択すると,「データベースのバックアウト」ダイアログが表示されます。
[閉じる]ボタン
[データベースの保守]ダイアログを閉じて,[Object Server 管理ツール]ウィンドウに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

(8) 「データベースの再編成」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースの空き領域やインデクスの乱れを取り除いたり,適切な配置にしたりして効率的なデータベース処理をします。
[図データ]
再編成パラメタファイル名
再編成パラメタファイル名を255バイト以下のドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で指定します。
[OK]ボタン
[データベースの再編成]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースの再編成]ダイアログを閉じて,[データベースの保守]ダイアログに戻ります。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースを再編成する」

(9) 「データベースのバックアップ」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースの障害・破壊時に備えて,正常なデータベースの内容をファイルに待避します。
[図データ]
バックアップファイル選択ボタン
データベース全体をバックアップするときに指定します。
バックアップファイル名
1〜175バイトのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)でデータベースバックアップファイルの名称を指定します。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
制御文ファイル選択ボタン
データベース中の特定のエリアをバックアップするときに指定します。
制御文ファイル名
1〜175バイトのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で制御文ファイル名を指定します。
[OK]ボタン
[データベースのバックアップ]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースのバックアップ]ダイアログを閉じて,[データベースの保守]ダイアログに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースのバックアップをとる」

(10) 「データベースのリストア」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
Object Serverのデータベースに障害が発生した場合に,データベースをバックアップ取得時点まで戻します。
[図データ]
バックアップファイル選択ボタン
バックアップしたすべてのエリアをリストアするときに指定します。
バックアップファイル名
1〜175バイトまでのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で[データベースのバックアップ]ユティリティで取得したデータベースバックアップファイルの名称を指定します。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
制御文ファイル選択ボタン
データベース中の特定のエリアをリストアするときに指定します。
制御文ファイル名
1〜175バイトまでのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)で制御文ファイル名を指定します。
[OK]ボタン
[データベースのリストア]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースのリストア]ダイアログを閉じて,[データベースの保守]ダイアログに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースのリストアをする」

(11) 「データベースの回復」ダイアログ [High-end]

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
Object Serverのデータベースに障害が発生した場合に,ある時点の正常な状態にデータベースを回復します。
[図データ]
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
ファイル名
1〜255バイトまでのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)。
[システムジャーナルのアンロード]ユティリティで取得したアンロードジャーナルファイル名を指定します。[追加]ボタンによってファイル名一覧に追加したファイルが回復の対象になります。
ファイル名一覧
データベースの回復の対象となるアンロードジャーナルファイルの一覧を表示します。
[削除]ボタン
ファイル名一覧で選択されたアンロードジャーナルファイル名を削除します。
[追加]ボタン
指定されたアンロードジャーナルファイルをファイル名一覧へ追加します。
ソート
アンロードジャーナルのソートを行うか行わないかを指定します。
ディレクトリ名
1〜255バイトのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)
[データベースの回復]ユティリティはアンロードジャーナルのソートを行う時に一時的にファイルを作成します。このファイルを作成するためのディレクトリ名を指定します。一時的に作成するファイルの容量はアンロードジャーナルファイルの合計長分必要です。省略時は,%XODDIR%\spool\workを仮定します。
バッファサイズ
0〜2147483647の<符号なし整数>。
アンロードジャーナルファイルのソートを行う時に一時的に使用するバッファサイズをキロバイト単位(1キロ=1024バイト)で指定します。バッファサイズが大きいほど処理時間が短縮されます。指定値が128キロバイト未満の場合,又は省略した場合は1024キロバイトになります。
[OK]ボタン
[データベースの回復]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースの回復]ダイアログを閉じて,[データベースの保守]ダイアログに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースを回復する」

(12) 「データベースのバックアウト」ダイアログ [High-end]

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
障害が発生した時点の仕掛かり中トランザクションの更新内容を無効にします。
[図データ]
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
ファイル名
1〜255バイトのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)。
[システムジャーナルのアンロード]ユティリティで取得したアンロードジャーナルファイル名を指定します。[追加]ボタンによりファイル名一覧に追加したファイルがバックアウトの対象になります。
ファイル名一覧
データベースのバックアウトの対象となるアンロードジャーナルファイルの一覧を表示します。
[削除]ボタン
ファイル名一覧で選択されたアンロードジャーナルファイルを削除します。
[追加]ボタン
指定されたアンロードジャーナルファイルをファイル名一覧へ追加します。
[OK]ボタン
[データベースのバックアウト]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[データベースのバックアウト]ダイアログを閉じて,[データベースの保守]ダイアログに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「データベースをバックアウトする」

(13) 「データベースの診断」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
データベースのスキーマ名を表示できます。
[図データ]
「スキーマ名の表示」ボタン
選択すると,メッセージボックスにスキーマ名が表示されます。
[閉じる]ボタン
[データベース診断]ダイアログを閉じて,[Object Server 管理ツール]ウィンドウに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「スキーマ名を表示する」

(14) 「システムの運用支援」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
システムジャーナルの情報表示とアンロード,ステータスファイルの情報表示,ユーザジャーナルのアンロード,アプリケーション実行モードへの変更ができます。
[図データ]
「システムジャーナルの情報」ボタン [High-end]
選択すると,「システムジャーナルの情報」ダイアログが表示されます。
「ステータスファイルの情報」ボタン [High-end]
選択すると,「ステータスファイルの情報」ダイアログが表示されます。
「ユーザジャーナルのアンロード」ボタン
選択すると,「ユーザジャーナルのアンロード」ダイアログが表示されます。
「アプリケーション実行モードへの変更」ボタン [High-end]
■機能
ユティリティが実行可能な「ユティリティ実行モード」になっている場合に,アプリケーションプログラムが実行できるモードに変更します。
[閉じる]ボタン
[システム運用支援]ダイアログを閉じて,[Object Server 管理ツール]ウィンドウに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

(15) 「システムジャーナルの情報」ダイアログ [High-end]

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
システムジャーナルファイルについての情報を表示します。
[図データ]
グループ名
ファイルグループ名を表示します。
種別
ファイル種別を表示します。
sys:システムジャーナルファイル
世代番号
世代番号(16進数)を表示します。
状態
状態の詳細は,それぞれの英字をクリックすると表示されます。
 d e f g h i :ファイルグループステータス
 d:ファイルグループのオープン状態
  o:オープン中
  c:クローズ中
 e:ファイルグループの状態
  c:現用
  s:待機
  n:予約
 f:ファイルグループのアンロード状態
  u:アンロード待ち
  -:アンロード済み
 g:ファイルグループが上書きできるかできないかの状態
  d:上書きできません
  -:上書きできます
 h:ファイルグループの Object Server での状態
  b:[システムジャーナルのアンロード]ユティリティ,xodjnlchg コマンドで使用中か,又は回復処理で使用中の状態です。
  -:[システムジャーナルのアンロード]ユティリティ,xodjnlchg コマンドで使用中でなく,かつ回復処理でも使用中でない状態です。
 i:ファイルグループの不整合状態
  c:過去に現用として使われていたときに,障害によって管理情報が現用のままとなっている要素ファイルがあります。例えば現用中にジャーナルの出力障害が発生したファイルグループなどです。
  -:過去に現用として使用され,正しく処理されているファイルです。
ランID
ファイルが使用されたときのジャーナルサービスのランID(16進数)を表示します。
先頭番号
先頭ブロック番号(16進数)を表示します。
最終番号
最終ブロック番号(16進数)を表示します。
要素ファイル名
要素ファイル名称を表示します。
要素状態
状態の詳細は,それぞれの英字をクリックすると表示されます。
 n o p q r :要素ファイル状態
 n:要素ファイルのオープン状態
  o:オープン状態
  c:クローズ状態
 o:要素ファイルが使用できるかどうかの状態
  n:要素ファイルがオンラインで使用できる物理ファイルで構成されていません。
  u:要素ファイルがオンラインで使用できる物理ファイルで構成されています。
 p:要素ファイルのアンロード状態
  u:アンロード待ち(アンロードする必要のあるジャーナルを含んでいます)
  -:アンロード済み
 q:要素ファイルの閉塞状態
  h:閉塞中
  -:閉塞中ではありません(正常な要素ファイル)
 r:要素ファイルが読み込みできるかどうかの状態
  r:該当する要素ファイルを構成する物理ファイルが読み込みできない状態です(全面回復又は部分回復しようとしても,ジャーナルが消去(初期化)されていて,読み込みできません。システムジャーナルファイルの障害の要因を取り除いた後,物理ファイルを再作成してオープンした場合,この状態になります。)
  -:該当する要素ファイルを構成する物理ファイルが読み込みできる状態です。
使用レコード数
該当するファイルでの使用済みレコード数(16進数)を表示します。
注※ 1レコードとは,ジャーナルサーバで管理する Object Server ファイルシステム上の4096バイトのエリアのことです。
全レコード数
該当するファイルでの全レコード数(16進数)を表示します。
注※ 1レコードとは,ジャーナルサーバで管理する Object Server ファイルシステム上の4096バイトのエリアのことです。
物理状態
物理状態の詳細は,それぞれの英字をクリックすると表示されます。
 u v w x y :物理ファイルステータス
  u:物理ファイルのオープン状態
  o:オープン中(ジャーナルサービスが該当する物理ファイルをオープンしています。)
  c:クローズ中(ジャーナルサービスが該当する物理ファイルをオープンしていません。)
 v:物理ファイルの状態
  c:現用
  ファイルグループの状態が現用のとき:
  実際にジャーナルの出力対象になっていることを示します。
  ファイルグループの状態が現用でないとき:
  過去に現用だったときに障害が発生し,回復されてないためにシステムステータス情報が残っている状態です。この場合は,次のどちらかの処理をしないと再利用できません。
  s:待機
 w:物理ファイルのアンロード状態
  u:アンロード待ち(該当する物理ファイルに,アンロードする必要のあるジャーナルがあります。)
  -:アンロード済み(該当する物理ファイルに,アンロードする必要のあるジャーナルはありません。)
 x:物理ファイルの閉塞状態
  h:閉塞中(ジャーナルの出力,又はジャーナルファイルヘッダの入出力で障害が発生し,以降ジャーナルを出力していません。)
  -:閉塞中ではありません(ジャーナルを出力できます。)
 y:物理ファイルが読み込みできるかどうかの状態
  r:読み込みできない状態(全面回復,部分回復しようとしても,ジャーナルが消去(初期化)されていて,読み込みできません。システムジャーナルファイルの障害の要因を取り除いた後,物理ファイルを再作成してオープンした場合,この状態になります。)
  -:読み込みできる状態です。
[最新情報]ボタン
最新のシステムジャーナルの情報を表示します。
[閉じる]ボタン
[システムジャーナルの情報]ダイアログを閉じて,[システムの運用支援]ダイアログに戻ります。
[アンロード]ボタン
[システムジャーナルのアンロード]ダイアログを表示します。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「システムジャーナルの情報を表示する」

(16) 「システムジャーナルのアンロード」ダイアログ [High-end]

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
システムジャーナルのアンロードをします。
[図データ]
ファイルグループ名
1〜8バイトの<識別子>。
アンロードするファイルグループ名を指定します。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
出力先ファイル名
1〜63バイトのドライブ名から始まるパス名(絶対パス名)
パス名にアスタリスク(*)や疑問符(?)を含むことはできません。
システムジャーナルファイルをアンロードするための出力先ファイル名を指定します。
グループの状態を変更しない
ここをチェックするとファイルグループの状態を変更しません。(アンロード待ちの状態を継続します)。これにより同一世代に対して繰り返しアンロードすることができ,複数のアンロードファイルを作成できます。
[OK]ボタン
[システムジャーナルのアンロード]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[ユーザジャーナルのアンロード]ダイアログを閉じて,[システムジャーナルの情報]ダイアログに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「ジャーナルファイルをアンロードする」

(17) 「ステータスファイルの情報」ダイアログ [High-end]

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
ステータスファイルの状態を表示します。
[図データ]
論理ファイル名
論理ファイル名を表示します。
論理状態
論理状態の詳細は以下の通りとなります。
bbbbbbbb:論理ファイル状態
 ACTIVE:現用ファイル
 BLOCKADE:障害閉塞ファイル
 CLOSE:予約ファイル(クローズファイル)
 NONE:ファイル実体がない
 STANDBY:予備ファイル
使用率
ファイル内のレコード使用率(3けたの%表示)を表示します。
空きレコード数
ファイル内の連続空きレコード数(10進数)を表示します。
注※ 1レコードとは,ステータスサーバで管理するObject Serverファイルシステム上の4608バイトのエリアのことです。
管理レコード数
ファイル内管理レコード数(10進数)を表示します。
注※ 1レコードとは,ステータスサーバで管理するObject Serverファイルシステム上の4608バイトのエリアのことです。
物理ファイルの系の表示を表示します。
A:A系
B:B系
物理状態
物理状態の詳細は以下のとおりとなります。
gggggggg:物理ファイル状態
 a:現用ファイル
 b:障害閉塞ファイル
 c:クローズファイル
 i:初期設定状態
 l:論理エラー
 n:ファイル実体がない状態
 o:オープンファイル
 p:物理エラー
 r:障害情報によるファイル状態回復
 s:予備ファイル
 u:使用済みファイル
レコード長
レコード長(10進数)を表示します。
注 1レコードとは,ステータスサーバで管理するObject Serverファイルシステム上の4608バイトのエリアのことです。
レコード数
レコード数(10進数)を表示します。
注 1レコードとは,ステータスサーバで管理するObject Serverファイルシステム上の4608バイトのエリアのことです。
パス名
物理ファイル名を表示します。
[最新情報]ボタン
最新のステータスファイルの情報を表示します。
[閉じる]ボタン
[ステータスファイルの情報]ダイアログを閉じて,[システムの運用支援]ダイアログに戻ります。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「ステータスファイルの情報を表示する」

(18) 「ユーザジャーナルのアンロード」ダイアログ

ポインタの表示が,手の形に変わるところをクリックすると,ダイアログの説明が表示されます。

■機能
ユーザジャーナルのアンロードをします。
[図データ]
ファイル種別
アンロードするユーザジャーナルファイルの種別を指定します。システム共通定義でujfileパラメタの-nオプションに指定した正常時用又は障害時用のファイルに対応します。正常時用ファイルの場合は「正常時用(N)」を,異常時用ファイルの場合は「異常時用(E)」を選択します。
アンロード先ファイル名
ユーザジャーナルファイルをアンロードするためのアンロード先ファイル名を指定します。
[OK]ボタン
[ユーザジャーナルのアンロード]ユティリティを実行します。
[キャンセル]ボタン
[ユーザジャーナルのアンロード]ダイアログを閉じて,[システムの運用支援]ダイアログに戻ります。
[参照...]ボタン
[参照]ダイアログを表示します。
[ヘルプ]ボタン
ダイアログのヘルプを表示します。

■関連項目
「ユーザジャーナルをアンロードする」