Groupmax Object Server Version 6 システム管理者ガイド
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連携するプログラムの環境の削除などで不要になったエリアを,オブジェクトサーバのデータベースから削除します。削除できるのは,ユーザデータベース用及びインデクス用のエリアです。エリアの削除によって,エリアを構成するすべてのファイルが削除されます。
ユティリティの処理結果は,オブジェクトサーバのシステムディレクトリのファイル「xodresult」に出力されます。
(2) ダイアログから実行する方法
- [データベースの環境設定]ダイアログの[データベースのエリアの削除(R)...]を選択する
[データベースのエリアの削除]ダイアログが表示されます。
- エリア名を指定する
指定するエリア名は,削除するエリアを作成又は追加したときに,初期設定パラメタ又は構成変更パラメタで指定したエリア名です。
- [OK]ボタンを選択する
[データベースのエリアの削除]ユティリティが実行されます。
(b) ダイアログで指定する項目
図8-8に[データベースのエリアの削除]ダイアログを示します。
図8-8 [データベースのエリアの削除]ダイアログ
![[図データ]](FIGURE/ZU080095.GIF)
- エリア名(N):
- エリア名を1〜30バイトの<文字列>で指定します。
(c) ボタンの説明
- OK:
- [データベースのエリアの削除]ユティリティを実行します。
- キャンセル:
- [データベースのエリアの削除]ダイアログを閉じて,[データベースの環境設定]ダイアログに戻ります。
- ヘルプ(H):
- [データベースのエリアの削除]ダイアログのヘルプを表示します。
(3) コマンドプロンプトから実行する方法
- 形式
xodarrm -n エリア名
- オプション
- -n エリア名
削除するエリア名を1〜30バイトの<文字列>で指定します。
- 終了コード
- コマンドの終了コードを示します。
- 0 :正常終了
- 1以上:異常終了
- このユティリティを実行できるのは,オブジェクトサーバのシステム管理者だけです。
- 削除するエリアに連携しているプログラムがデータベースを作成していると,そのエリアを削除することはできません。まず,連携するプログラム側でそれらのデータベースを削除してから,[データベースのエリアの削除]ユティリティを実行してください。
- [データベースのエリアの削除]ユティリティが正常終了した時点で,バックアップを取得してください。
- High-end Object Serverでは,[データベースのエリアの削除]ユティリティの実行後の運用に備えて,システムジャーナルファイルの容量を見直してください。システムジャーナルサービス定義でset形式に「set jnl_unload_check=Y」を指定した場合又はset形式の指定を省略した場合は,必ずシステムジャーナルファイルの容量を見直してください。
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