Global Link Manager Software ユーザーズガイド
Global Link ManagerのGUIのポップアップがブロックされて警告メッセージが表示されたときに,ブロックされているポップアップを常に表示するように設定します。または,Global Link Manager製品のURLをあらかじめサイトに登録します。管理サーバと管理クライアント間の通信にSSL/TLSを使用している場合は,ポップアップブロックの設定にも,SSL通信用のURLを登録します。
- Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名
- HBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号(Internet Explorer 6の場合)
httpsd.confファイルで確認できます。- Global Link Managerサーバのポート番号(Internet Explorer 6の場合)
Global Link Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.http.portプロパティまたはserver.https.portプロパティで確認できます。これらのプロパティについては,マニュアル「Hitachi Command Suite Global Link Manager Software 導入・設定ガイド」を参照してください。
ポップアップブロックを回避するための設定をするには(Internet Explorer 8または9の場合の例)
- Internet Explorerを起動します。
- [ツール]メニューから[ポップアップ ブロック]-[ポップアップ ブロックの設定]を選択します。
- [許可するWebサイトのアドレス:]テキストボックスに次のURLを登録して,[追加]ボタンをクリックします。
SSLの場合:
https://<Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名>
非SSLの場合:
http://<Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名>参考:
- Internet Explorer 6の場合は,次のURLの登録が必要です。
Global Link ManagerサーバのHBase Storage Mgmt Web Serviceとの通信に使用するURL
http://<Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名>:<HBase Storage Mgmt Web Serviceのポート番号>/<製品名>/- Global Link Managerサーバとの通信に使用するURL
http://<Global Link ManagerサーバのIPアドレスまたはホスト名>:<Global Link Managerサーバのポート番号>/
- 非SSLの場合の例
http://Global-Link-Manager-server-address:23015/GlobalLinkAvailabilityManager/- SSLの場合の例
https://Global-Link-Manager-server-address:23016/GlobalLinkAvailabilityManager/- Internet Explorer 7以降の場合は,Global Link Managerのポップアップが背面のタブに表示されないよう,インターネットオプションダイアログの[全般]タブでタブの[設定]ボタンをクリックし,[ポップアップの発生時:]に[常に新しいタブでポップアップを開く]以外を選択します。
Internet Explorerのオプションを設定するには
Global Link ManagerのGUIの操作にInternet Explorerを使用する場合,Global Link Manager サーバと通信するためのオプションを設定します。下記に記載のない項目については,設定は任意です。
- Internet Explorerを起動します。
- [ツール]-[インターネット オプション]を選択します。
- インターネットオプションダイアログで,[セキュリティ]タブを選択します。
- [レベルのカスタマイズ]ボタンをクリックします。
- セキュリティの設定ダイアログで,各項目が表2-5に示すとおり設定されていることを確認してください。
- インターネットオプションダイアログの[詳細設定]タブで,[証明書のアドレスの不一致について警告する]および[画像を表示する]を選択します。
- インターネットオプションダイアログの[プライバシー]タブで,Cookieを有効にします。
- [OK]ボタンをクリックして,ダイアログを閉じます。
設定項目 設定値 ActiveXコントロールとプラグインの実行 「有効にする」 スクリプトを実行しても安全だとマークされているActiveXコントロールのスクリプト実行 「有効にする」 アクティブスクリプト 「有効にする」 IFRAMEのプログラムとファイルの起動 「ダイアログを表示する」または「有効にする」 暗号化されていないフォームデータの送信 「ダイアログを表示する」または「有効にする」 ファイルのダウンロード 「有効にする」 スクリプト化されたウィンドウを使って情報の入力を求めることをWebサイトに許可する 「有効にする」 ファイルのダウンロード時に自動的にダイアログを表示(Internet Explorer 7またはInternet Explorer 8の場合) 「有効にする」
- 重要
- Windows Server 2003およびWindows Server 2008のInternet Explorerでは, Internet Explorerセキュリティ強化の構成の設定がデフォルトで有効となっているため,次の現象が発生することがあります。
- ローディング中を示すアニメーションが動かない
- HTTPS を有効にしたサーバから,ファイルのダウンロードができない
- 上記の現象が発生した場合は,Internet Explorerセキュリティ強化の構成の設定を無効にしてください。
- 参考
- Webブラウザーのロケールは,運用に合わせて設定してください。
- Webブラウザーのページキャッシュは,ページにアクセスするたびに,最新の情報が表示される設定にしてください。
- 文字のサイズを「中」または「大」に設定してください。「最大」にすると,文字が重なって表示されることがあります。
- Internet Explorer 10の場合,拡張保護モードを有効にしてください。
Global Link ManagerのGUIの操作にFirefoxを使用する場合,Global Link Managerサーバと通信するためのオプションを設定します。下記に記載のない項目については,設定は任意です。
- Firefoxを起動します。
- 環境設定の画面で,次の項目を設定します。
- Cookieを有効にする
- 画像を自動的に読み込む
- JavaScriptを有効にする
- Global Link ManagerのGUIのIPアドレスをポップアップの許可サイトに登録する
- 重要
- Webブラウザーの言語の設定とX-terminalの設定を同じにしてください。Webブラウザーの言語の設定とX-terminalの設定とが異なる場合,タイトルバーの文字列が正しく表示されないことがあります。
- 文字のサイズをデフォルトのままにしてください。文字のサイズをデフォルトより大きい値に設定すると,文字が重なって表示される場合があります。
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