Dynamic Link Manager Software ユーザーズガイド(VMware®用)
インストール情報設定ファイルで定義する内容について,次に示します。
インストール情報設定ファイルの設定方法については,「3.5.1 HDLMの新規インストール」の「(2) リモート管理クライアントのサイレントインストール」を参照してください。
installhdlmユティリティの動作情報を定義します。なお,「表7-2 セクション[INSTALLATION_SETTINGS]のキー」に示した項目以外の定義は変更しないでください。
セクション[INSTALLATION_SETTINGS]で定義するキーの一覧を次の表に示します。
表7-2 セクション[INSTALLATION_SETTINGS]のキー
キー名 説明 定義の要否 指定できる長さ※1 新規インストール アップグレードインストールまたは再インストール installfile_location インストールDVD-ROMが入ったドライブの絶対パス名称を指定します。指定しない場合は,次のフォルダを使用します。
インストールDVD-ROMが入ったドライブ:¥HDLM_VMware省略可 省略可 100 workdir インストール中のログ情報,および作業用のファイルを出力するフォルダを,絶対パス名称で指定します。※2※3指定しない場合は,環境変数TMPまたはTEMPで定義されているフォルダを使用します。 省略可 省略可 100 licensekeyfile リモート管理クライアントに格納されているライセンスキーファイル名を,絶対パス名称で指定します※2※3。指定しない場合は,次に示すライセンスキーファイルを使用します。
Windowsのインストール先ドライブ:\hdlm_license省略可※4 省略可※4 100 installdir HDLMのインストール先フォルダを,絶対パス名称で指定します。※2※3指定しない場合は,次に示すフォルダを使用します。
Windowsのインストール先ドライブ:\Program Files\HITACHI\DynamicLinkManagerforVMware※5省略可 不要 100
- (凡例)
- 省略可:キーまたは設定値を指定しない場合は,デフォルト値が適用されます。
- 不要:キーまたは設定値の指定は不要です。キーまたは設定値を指定していても無視されます。
- 注※1
- 最大値を超える場合は,エラーとなります。
- 注※2
- 定義できる内容以外を指定した場合は,エラーとなります。
- 注※3
- 指定した値が空白を含む場合でも,その値を「"」で囲む必要はありません。
- 注※4
- HDLMを新規インストールする場合,またはライセンスの有効期限が過ぎている状態でアップグレードインストールする場合は,ライセンスキーファイルを用意してください。
- 注※5
- Windows 7(x64),Windows Server 2008,およびWindows Vista(x64)の場合は,次のようになります。
- Windowsのインストール先ドライブ:\Program Files (x86)\HITACHI\DynamicLinkManagerforVMware
インストール情報設定ファイルの編集例を,次に示します。
[INSTALLATION_SETTINGS] installfile_location= workdir= licensekeyfile=C:\temp\hdlm_license installdir=D:\Program Files\HITACHI\DynamicLinkManagerforVMware
- 注意事項
- インストール情報設定ファイルで,行の先頭に「#」がある場合は,その行をコメント行と見なします。
- キーまたは設定値を指定しない場合は,キーを定義している行の先頭に「#」を付けてください。
All Rights Reserved. Copyright© 2011, 2013, Hitachi, Ltd.