Replication Manager Software Application Agent CLI リファレンスガイド

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2.8.5 drmexgverify(バックアップデータの整合性を検証する)

書式

drmexgverify バックアップID

説明

副ボリュームにバックアップされたExchangeデータベースの整合性を検証します。

検証の対象となるのは次のデータベースです。

このコマンドはバックアップサーバで実行してください。

このコマンドを実行する前に,次の操作が必要です。

引数

バックアップID

整合性を検証したい副ボリュームのバックアップIDを指定します。バックアップIDは,バックアップカタログをエクスポート/インポートでバックアップサーバに作成したときに割り当てられる。

注意事項

オンラインバックアップの場合,このコマンドは,Exchangeデータベース(*.edbファイル)の整合性だけ検証します。Exchangeストリーミングデータベース(*.stmファイル)の整合性は検証しません。このため,このコマンドで検証が正常に終了してもExchangeストリーミングデータベースは破損しているおそれがあるので,バックアップデータがリストアできないおそれがあります。

戻り値

0:正常終了した場合

0以外:エラーが発生した場合

使用例

バックアップIDが「0000000001」のバックアップデータの整合性を検証する。

PROMPT> drmexgverify 0000000001
KAVX0001-I drmexgverifyコマンドを開始します。
KAVX0076-I Exchangeデータベースファイルのチェックサムを確認しました。
           ストレージグループ名 = STR1
KAVX0002-I drmexgverifyコマンドを終了します。

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