Replication Manager Software Application Agent CLI リファレンスガイド
EX_DRM_BACKUPID_SET オペレーションID -backup_id バックアップID指定したバックアップIDを記録したバックアップID記録ファイルを生成し,拡張コマンド用一時ディレクトリに格納します。
この拡張コマンドは,バックアップしたファイルシステムまたはデータベースを正ボリュームにリストアする前の準備として実行します。リストアに使用する(ファイルシステムまたはデータベースを副ボリュームにバックアップしたときに生成された)バックアップIDを指定して実行します。
次の前提条件があります。
- 指定したオペレーションIDに対応するオペレーション定義ファイルが作成されていること
- この拡張コマンドを実行する前に,次のコマンドを実行してバックアップカタログの情報を参照し,この拡張コマンドで指定するバックアップIDを確認しておくこと
- バックアップ対象がファイルシステムの場合:drmfscatコマンド
- バックアップ対象がSQL Serverデータベースの場合:drmsqlcatコマンド
- バックアップ対象がExchangeデータベースの場合:drmexgcatコマンド
オペレーションID
処理の対象となるリソースを表す固有の文字列を指定します。
-backup_id バックアップID
バックアップしたファイルシステムまたはデータベースを正ボリュームにリストアするときに使用するバックアップIDを指定します。バックアップIDとは,バックアップデータを一意に識別するためのIDで,バックアップ時に,バックアップカタログに登録されます。
0:正常終了した場合
0以外:エラーが発生した場合
次の場合には,この拡張コマンドはエラーとなります。
- 不正なオプションが指定された場合
- オペレーションIDに対応するオペレーション定義ファイルの情報取得に失敗した場合
- バックアップID記録ファイルへのバックアップIDの記録に失敗した場合
- 内部で実行するコマンドにエラーが発生した場合
- ホスト環境設定ファイルからの情報取得に失敗した場合
- オペレーション定義ファイルで指定された拡張コマンド用一時ファイル格納ディレクトリが存在しない場合
- ディクショナリマップファイル格納ディレクトリ名の取得に失敗した場合
バックアップID「0000000001」を記録したバックアップID記録ファイルを作成する。
EX_DRM_BACKUPID_SET operation01 -backup_id 0000000001
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.