Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

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7.2.4 ストレージグループを正ボリュームにリストアする

副ボリューム上にバックアップデータが保存されている場合に,ストレージグループをリストアする例について説明します。この例では,副ボリュームと正ボリュームを再同期することでリストアします。

ストレージグループをリストアするには:

  1. バックアップデータのバックアップIDを確認します。
    副ボリュームから正ボリュームへのリストアに使用するバックアップデータのバックアップIDを確認します。バックアップIDを確認するには,データベースサーバでdrmexgcatコマンドを実行します。
    DBServer> drmexgcat
    STORAGEGROUP: STORAGE_1
    BACKUP-ID:0000000001 BACKUP-MODE: COLD STORAGEGROUP: STORAGE_1 ORIGINAL-ID:0000000001
    START-TIME:2003/06/01 17:45:36 END-TIME: 2003/06/01 17:52:36 
    :
    :
    なお,リストアコマンド実行時に-targetオプションを指定して,特定のストレージグループに関するデータベースやインフォメーションストアをリストアする場合には,リストア対象を確認してください。
  2. バックアップID記録ファイルを作成します。
    バックアップIDを指定してEX_DRM_BACKUPID_SETを実行し,バックアップID記録ファイルを作成します。ここでは,オペレーションID「Operation_A」を使用します。
    DBServer > EX_DRM_BACKUPID_SET Operation_A -backup_id 0000000001
  3. 副ボリュームのデータを正ボリュームへリストアします。
    データベースサーバでEX_DRM_EXG_RESTOREを実行し,正ボリュームと副ボリュームを再同期することでリストアします。
    DBServer > EX_DRM_EXG_RESTORE  Operation_A -resync
    EX_DRM_EXG_RESTOREには,オペレーションID「Operation_A」を指定します。Application Agentは,オペレーション定義ファイルからリストアに必要な情報を取得します。また,手順2で登録したバックアップID記録ファイルからバックアップIDを取得してリストアします。

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