Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

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7.2.3 ストレージグループを副ボリュームにバックアップする

単一サーバ構成のシステムで,ストレージグループを副ボリュームにバックアップする処理について説明します。

ストレージグループをバックアップするには:

  1. コピーグループを再同期します。
    データベースサーバでEX_DRM_RESYNCを実行し,コピーグループを再同期します。副ボリュームへバックアップする時点で正ボリュームと副ボリュームの差分量が大きいと,バックアップの応答時間が長くなる場合があります。バックアップする前にコピーグループを再同期することで,バックアップを高速化できます。ここでは,コピーグループ名を「VG01,vol01」とします。
    DBServer> EX_DRM_RESYNC Operation_A -cg VG01,vol01 -copy_size 7
  2. ストレージグループを副ボリュームへバックアップします。
    EX_DRM_EXG_BACKUPを実行し,ストレージグループをバックアップします。引数として,オペレーションID「Operation_A」を指定します。この例では,トランザクションログファイルを削除してコールドバックアップします。
    DBServer > EX_DRM_EXG_BACKUP Operation_A -mode cold -transact_log_del
    コールドバックアップする場合は,-mode coldを指定します。-mode coldを省略しても,-mode coldが指定されて,コールドバックアップされます。
    オンラインバックアップする場合は,-mode onlineを指定します。オンラインバックアップをする場合は,-transact_log_delオプションは指定できません。

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