Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド
ファイルシステムをリモートサイトにバックアップする例について説明します。ローカルサイトとリモートサイトの手順を分けて説明します。
- この項の構成
- (1) ローカルサイトでの操作
- (2) リモートサイトでの操作
- (3) ローカルサイトでの操作
- バックアップ対象となるボリュームと,世代識別名を確認します。
データベースサーバでdrmsqldisplayコマンドを実行します。DBServer > drmsqldisplay default -cf INSTANCE: default T DB OBJECT FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP COPY-FUNC GEN-NAME D UserDB1 DATAFILE G:\UserDB1_Data.MDF G: - Harddisk1 SI01,SQL01 ShadowImage local_0 - - - - - - - SI01,SQL01 ShadowImage local_0 T UserDB1 TRANSACT G:\UserDB1_Log.LDF G: - Harddisk1 SI01,SQL01 ShadowImage local_0 - - - - - - - SI01,SQL01 ShadowImage local_0 D UserDB1 DATAFILE G:\UserDB1_Data.MDF G: - Harddisk2 TC01,SQL11 TrueCopy remote_0 - - - - - - - TC01,SQL11 TrueCopy remote_0 T UserDB1 TRANSACT G:\UserDB1_Log.LDF G: - Harddisk2 TC01,SQL11 TrueCopy remote_0 - - - - - - - TC01,SQL11 TrueCopy remote_0 DBServer >- データベースをリモートサイトの副ボリュームへバックアップします。
データベースをリモートサイトの副ボリュームへバックアップします。バックアップするには,データベースサーバでバックアップ先の世代識別名「remote_0」を指定して,EX_DRM_SQL_BACKUPを実行します。DBServer > EX_DRM_SQL_BACKUP Operation_A -rc remote_0- 正しくバックアップされていることを確認します。
データベースサーバでdrmsqlcatコマンドを実行して,バックアップ情報を確認します。DBServer > drmsqlcat default INSTANCE: default BACKUP-ID: 0000000001 BACKUP-MODE: ONLINE INSTANCE: default ORIGINAL-ID: 0000000001 START-TIME: 2004/08/05 10:00:00 END-TIME: 2004/08/05 10:03:00 HOSTNAME: DBServer T DB OBJECT FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP M UserDB1 METAFILE F:\MSSQL\meta\0000000131_0000000005.dmp - - - - D UserDB1 DATAFILE G:\UserDB1_Data.MDF G: - Harddisk1 TC01,SQL11 - - - - - - - TC01,SQL11 T UserDB1 TRANSACT G:\UserDB1_Log.LDF G: - Harddisk1 TC01,SQL11 DBServer >- バックアップ情報を一時ファイルへエクスポートします。
副ボリュームからテープへバックアップするために,正ボリュームから副ボリュームへのバックアップ操作に関する情報をバックアップサーバにコピーする必要があります。EX_DRM_DB_EXPORTを実行して,バックアップ操作に関する情報を一時ファイルへエクスポートします。一時ファイルは,データベースサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに格納されます。DBServer > EX_DRM_DB_EXPORT Operation_A- 一時ファイルをバックアップサーバへ転送します。
一時ファイルを一括してデータベースサーバからバックアップサーバへ転送します。一時ファイルは,バックアップサーバの拡張コマンド用一時ディレクトリに格納されます。DBServer > EX_DRM_FTP_PUT Operation_A -server BKServer -user admin -password password
- ローカルサイトのデータベースサーバから転送した一時ファイルをバックアップサーバのバックアップカタログへインポートします。
一時ファイルをインポートするには,バックアップサーバでEX_DRM_DB_IMPORTを実行します。BKServer > EX_DRM_DB_IMPORT Operation_A- 正しくインポートされていることを確認します。
バックアップサーバでdrmsqlcatコマンドを実行して,正ボリュームから副ボリュームへのバックアップを実行した日付のバックアップ情報がバックアップサーバにインポートされていることを確認します。BKServer > drmsqlcat default INSTANCE: default BACKUP-ID: 0000000001 BACKUP-MODE: ONLINE INSTANCE: default ORIGINAL-ID: 0000000001 START-TIME: 2004/08/05 10:00:00 END-TIME: 2004/08/05 10:03:00 HOSTNAME: DBServer T DB OBJECT FILE FS DG DEVICE COPY-GROUP M UserDB1 METAFILE G:\MSSQL\meta\0000000001_0000000005.dmp - - - - D UserDB1 DATAFILE G:\UserDB1_Data.MDF G: - Harddisk1 SI01,SQL01 - - - - - - - SI01,SQL01 T UserDB1 TRANSACT G:\UserDB1_Log.LDF G: - Harddisk1 SI01,SQL01 BKServer >- 副ボリュームのデータをテープへバックアップします。
バックアップするには,バックアップサーバでEX_DRM_TAPE_BACKUPを実行します。BKServer > EX_DRM_TAPE_BACKUP Operation_Aこの例では,バックアップを実行すると,このバックアップ操作に関する情報がバックアップカタログに新しいバックアップID「0000000002」で登録されます。- 正しくテープへバックアップされていることを確認します。
バックアップサーバでdrmtapecatコマンドを実行して,正ボリュームから副ボリュームへのバックアップを実行した日付のバックアップ情報があることを確認します。BKServer > drmtapecat BACKUP-ID BACKUP-OBJECT SNAPSHOT TIME EXPIRATION TIME BACKUP-MEDIA 0000000002 MSSQL 2004/08/05 10:00:00 2004/11/05 10:00:00 MEDIA1 BKServer >- 副ボリュームのキャッシュをクリアします。
テープへのバックアップが完了したあとに,バックアップサーバのシステムキャッシュをクリアします。
システムキャッシュをクリアするには,バックアップサーバでEX_DRM_CACHE_PURGEを実行し,副ボリュームをマウント/アンマウントします。BKServer > EX_DRM_CACHE_PURGE Operation_A
- コピーグループを再同期します。
データベースサーバでEX_DRM_RESYNCを実行し,コピーグループを再同期します。DBServer > EX_DRM_RESYNC Operation_A
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