Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド

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6.6.2 トランザクションログバックアップファイルのバックアップ

  1. トランザクションログをバックアップします。
    トランザクションログをバックアップするには,データベースサーバでEX_DRM_SQL_TLOG_BACKUPを実行します。
    DBServer > EX_DRM_SQL_TLOG_BACKUP SQL1 -target DB1
    DBServer >
  2. トランザクションログの起点となったバックアップIDを確認します。
    トランザクションログの起点となったバックアップIDを確認するには,「<インスタンス名> -v BACKUP-ID」オプションを指定してdrmsqllogbackupコマンドを実行します。
    DBServer > drmsqllogbackup SQL1 -v BACKUP-ID
    ORIGINAL-ID   BACKUP_ID    DB
    0000000002    0000000002   DB1
    DBServer >
  3. バックアップしたトランザクションログの内容を確認します。
    バックアップしたトランザクションログの内容を確認するには,「インスタンス名 -target データベース名 -v」オプションを指定してdrmsqllogbackupコマンドを実行します。
    DBServer > drmsqllogbackup SQL1 -target DB1 -v
    # ORIGINAL-ID: 0000000002 BACKUP-ID: 0000000002
    [DB1]
    G:\LogBackup\DB1_20021106010100_0001.bk
    G:\LogBackup\DB1_20021106010110_0002.bk
    DBServer >
  4. バックアップしたトランザクションログファイルを,副ボリュームへバックアップします。
    トランザクションログファイルをオンラインバックアップします。バックアップするには,EX_DRM_FS_BACKUPを実行します。
    DBServer > EX_DRM_FS_BACKUP FS1 
    DBServer >
    コマンドを実行すると,データベースサーバのバックアップカタログに,新しいバックアップID(連番で未使用のID)でバックアップ情報が登録されます。ここでは,新しいバックアップIDを「0000000003」とします。
  5. バックアップの実行結果を確認します。
    副ボリュームへのバックアップが正常に完了したかを確認します。確認するには,drmfscatコマンドを実行します。
    DBServer> drmfscat G: 
    INSTANCE: G:
    BACKUP-ID:0000000003 BACKUP-MODE: ONLINE INSTANCE: G: ORIGINAL-ID:0000000003
    START-TIME: 2002/06/01 10:00:00 END-TIME: 2002/06/01 10:03:00 HOSTNAME: FILESERV1
    T FILE          FS           DG        DEVICE              COPY-GROUP
    F -             G:           -         Harddisk1           FS001,DDrive
    F -             -            -         -                   FS001,DDrive
  6. バックアップ情報を一時ファイルへエクスポートします。
    EX_DRM_DB_EXPORTを実行して,バックアップ操作に関する情報を一時ファイルへエクスポートします。
    DBServer> EX_DRM_DB_EXPORT FS1
    DBServer>
  7. エクスポートした一時ファイルをデータベースサーバからバックアップサーバへ転送します。
    DBServer> EX_DRM_FTP_PUT FS1 -server BKServer -user admin -password password
    DBServer>
  8. データベースサーバから転送した一時ファイルをバックアップサーバのバックアップカタログへインポートします。
    DBServer> EX_DRM_DB_IMPORT FS1
    DBServer>
  9. インポートの実行結果を確認します。
    インポートが正常に完了したかを確認します。確認するには,バックアップサーバでdrmfscatコマンドを実行します。
    BKServer > drmfscat G:
    INSTANCE: G:
    BACKUP-ID:0000000001 BACKUP-MODE: ONLINE INSTANCE: G: ORIGINAL-ID:0000000003
    START-TIME: 2002/06/01 10:00:00 END-TIME: 2002/06/01 10:03:00 HOSTNAME: FILESERV1
    T FILE  FS  DG  DEVICE     COPY-GROUP
    F -     G:  -   Harddisk1  FS001,DDrive
    F -     -   -   -          FS001,DDrive
    BKServer >
  10. 副ボリュームのデータをテープへバックアップします。
    バックアップするには,バックアップサーバでEX_DRM_TAPE_BACKUPを実行します。マウントポイントとして「G:」ドライブを指定します。
    BKServer > EX_DRM_TAPE_BACKUP FS1 -mount_pt G:
    BKServer >
    バックアップを実行すると,このバックアップ操作に関する情報がバックアップカタログに新しいバックアップID「0000000004」で登録されます。
  11. テープへのバックアップの実行結果を確認します。
    バックアップが正常に完了したかを確認します。確認するには,バックアップサーバでdrmtapecatコマンドを実行します。
    BKServer > drmtapecat
    BACKUP-ID   BACKUP-OBJECT    SNAPSHOT TIME        EXPIRATION TIME      BACKUP-MEDIA
    0000000004  FILESYSTEM       2002/06/01 10:20:00  2002/09/01 10:20:00  MEDIA1
    BKServer >

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