Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド
副ボリュームからテープ装置にバックアップを取得する構成で,バックアップサーバに接続された副ボリュームをOSに動的に認識させることができます。副ボリュームをOSに動的に認識させることによって,Application Agent以外の操作で副ボリュームに対してアクセスできなくなるため,より確実なバックアップやリストアを実行できるようになります。
表3-24 RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のパラメーター(副ボリューム動的認識を利用するための設定)
パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)DEVICE_DETACH ファイルサーバおよびデータベースサーバやバックアップサーバで,ボリュームを動的に認識させる場合に設定します。
DISABLEを設定,または設定を省略すると,ボリュームの動的認識が無効になります。ENABLEを設定すると,ボリュームを動的に認識させることができます。DISABLEまたはENABLE
(DISABLE)
- 注意事項
- 副ボリュームを動的に認識させる場合の正ボリュームと副ボリュームに対して,デバイスアダプタポートに接続される物理ディスクのうちLUN#0のディスクは使用しないでください。LUN#0の物理ディスクを使用した場合,ほかの物理ディスクが認識されなくなるおそれがあります。
All Rights Reserved. Copyright© 2011, 2014, Hitachi, Ltd.