Replication Manager Software Application Agent CLI ユーザーズガイド
ペアボリュームの状態が「SMPL」の場合にコマンドを実行したとき,Application Agent に自動的にボリュームのペア生成をさせる(paircreateコマンドを起動させる)かどうかを設定します。対象となるコマンドは次のとおりです。
- drmfsbackup
- drmsqlbackup
- drmexgbackup
- drmresync
表3-23 RAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)のパラメーター(自動ペア生成)
パラメーター 説明 設定できる値
(デフォルト値)PAIR_CREATE※ Application Agentに自動的にペア生成をさせるかどうかを設定します。
DISABLEを設定すると,Application Agentは自動的にペア生成をしません。ENABLEを設定すると,Application Agentは自動的にペア生成をします。ただし,リモートサイトの副ボリュームへバックアップする場合は,ENABLEを設定しても,自動的にペア生成をしません。なお,自動的にペア生成をさせる場合は,ディクショナリマップファイルを更新する前にENABLEを設定しておく必要があります。DISABLEまたはENABLE
(DISABLE)
- 注※
- Universal Storage Platform V,Universal Storage Platform VM,またはHitachi USPの場合,このパラメーターは有効になります。
Universal Storage Platform V,Universal Storage Platform VM,またはHitachi USPでCopy-on-Write Snapshotを使用し,かつRAID Manager用連携定義ファイル(DEFAULT.dat)にPAIR_CREATE=ENABLEを指定して自動的にペア生成をする運用の場合,プールIDが0のプール領域が必要です。
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