Tuning Manager - Storage Mapping Agent

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7.5.1 Windowsの場合

この項の構成
(1) ダンプ情報を採取する(Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)
(2) 資料採取コマンドを実行する
(3) オペレーション内容を確認する
(4) 画面上のエラー情報を採取する
(5) その他の情報を採取する

(1) ダンプ情報を採取する(Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)

Windows Server 2008またはWindows Server 2012の環境での,ダンプ情報の採取手順を次に示します。

  1. タスクマネージャを開く。
  2. プロセスのタブを選択する。
  3. ダンプを取得するプロセス名を右クリックし,[ダンプ ファイルの作成]を選択する。
    次のフォルダに,ダンプファイルが格納されます。
    システムドライブ\Users\ユーザー名\AppData\Local\Temp
  4. 手順3のフォルダからダンプファイルを採取する。
    手順3と異なるフォルダにダンプファイルが出力されるように環境変数の設定を変更している場合は,変更先のフォルダからダンプファイルを採取してください。

(2) 資料採取コマンドを実行する

トラブルの要因を調べるための資料の採取には,jpcrasコマンドを使用します。資料採取コマンドの実行手順を次に示します。なお,ここで説明する操作は,OSユーザーとしてAdministrators権限を持つユーザーが実行してください。また,PFM - Managerが存在するサーバ,および問題が発生しているPFM - Agentサーバで実行してください。

  1. 資料採取するサービスがインストールされているホストにログインする。
  2. コマンドプロンプトで次に示すコマンドを実行して,コマンドインタープリターの「コマンド拡張機能」を有効にする。
    cmd /E:ON
  3. 採取する資料および資料の格納先フォルダを指定して,jpcrasコマンドを実行する。
    jpcrasコマンドで,採取できるすべての情報をc:\tmp\jpc\agtフォルダに格納する場合の,コマンドの指定例を次に示します。
    jpcras c:\tmp\jpc\agt all all

jpcrasコマンドを実行すると,PFMサービスの一覧取得および起動状態の確認のため,内部でjpctool service list -id * -host *jpcctrl list * host=*)コマンドが実行されます。コマンド実行ホストとほかのPerformance Managementシステムのホストとの間にファイアウォールが設定されていたり,システム構成が大規模であったりすると,jpctool service list -id * -host *jpcctrl list * host=*)コマンドの実行に時間が掛かる場合があります。そのような場合は,環境変数JPC_COLCTRLNOHOSTに1を設定することでjpctool service list -id * -host *jpcctrl list * host=*)コマンドの処理を抑止し,コマンドの実行時間を短縮できます。

jpcrasコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。

(3) オペレーション内容を確認する

トラブル発生時のオペレーション内容を確認し,記録しておいてください。確認が必要な情報を次に示します。

(4) 画面上のエラー情報を採取する

次に示すハードコピーを採取してください。

(5) その他の情報を採取する

次の情報を採取してください。

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