Tuning Manager - Agent for RAID
HTM - Agent for RAIDが出力するメッセージと対処方法について説明します。HTM - Agent for RAIDのメッセージ一覧を次に示します。
表9-4 HTM - Agent for RAIDが出力するメッセージ
メッセージID メッセージテキスト メッセージの説明文 KAVF18000-I Agent Collector has started. (host=ホスト名, service=サービスID)
Agent Collectorが起動しました(host=ホスト名,service=サービスID)Agent Collectorサービスの起動および初期化が完了しました。
- (S)
- パフォーマンスデータの収集を開始します。
KAVF18001-I Agent Collector has stopped. (host=ホスト名, service=サービスID)
Agent Collectorが停止しました(host=ホスト名,service=サービスID)Agent Collectorサービスがjpcspm stop(jpcstop)コマンドによる停止要求またはWindowsサービスの停止によって終了しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
KAVF18002-E Agent Collector could not start. (rc=保守コード)
Agent Collectorの起動に失敗しました(rc=保守コード)Agent Collectorサービスの起動および初期化に失敗したため,Agent Collectorサービスの処理を続行できません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- syslog(UNIXの場合)もしくはイベントログ(Windowsの場合),または共通メッセージログに出力された直前のメッセージを確認し,そのメッセージの対処方法に従ってください。
KAVF18003-E Agent Collector has aborted. (rc=保守コード)
Agent Collectorが異常停止しました(rc=保守コード)Agent Collectorサービスの稼働中に致命的なエラーが発生したため,Agent Collectorサービスの処理を続行できません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- syslog(UNIXの場合)もしくはイベントログ(Windowsの場合),または共通メッセージログに出力された直前のメッセージを確認し,そのメッセージの対処方法に従ってください。
KAVF18004-E The service cannot be started because it is already running. (instance=インスタンス名)
すでに実行されているサービスを起動することはできません (instance=インスタンス名)サービスはすでに実行中であるため,二重に起動することはできません。
- (S)
- サービスの起動を中断します。
- (O)
- jpctool service list(jpcctrl list)コマンドを使用して,サービスの起動状況を確認してください。
KAVF18100-E Insufficient system resources. (name=API名, rc=エラーコード)
システムリソースが不足しています(name=API名,rc=エラーコード)システムのメモリー,ハンドルなどのリソースが不足しています。必要とするリソースに対してシステムのリソースが不足しているか,または,ほかのアプリケーションのリソースリークによってシステムが不安定になっています。
API名で表示される名称は,システムリソースが不足していることを検出したAPIの名称です。エラーコードで表示されるコードは,システムコールやC言語のランタイムライブラリーの場合はエラーコード,Win32APIの場合はGetLastErrorで取得できるコードです。
- (S)
- 起動処理中にこのエラーが発生するとAgent Collectorサービスは異常終了します。
- 起動完了後(運用中)に発生するエラーの場合,Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- システムリソースを確保してください。
KAVF18101-E An error occurred in an OS API. (name=API名, error=エラーコード)
OSのAPI(API名)でエラーが発生しました(error=エラーコード)OSのAPIでエラーが発生しました。エラーコードで示されるコードは,システムコールやC言語のランタイムライブラリーの場合はerrno,Win32APIの場合はGetLastErrorで取得できるコードです。
- (S)
- 起動処理中にこのエラーが発生するとAgent Collectorサービスは異常終了します。
- 起動完了後(運用中)に発生するエラーの場合,Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- API名およびエラーコードから原因が特定できる場合があります。
- 要因が判明しない場合,また,頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18102-E An error occurred in a function. (name=関数名, rc=戻り値)
関数(関数名)でエラーが発生しました(rc=戻り値)内部制御間の関数インターフェースで関数エラーが発生しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18103-E A file or directory cannot be accessed. (path=パス)
ファイルまたはディレクトリにアクセスできません(path=パス)ファイルの作成,削除,読み込み,および書き込みなどの処理でディスク容量不足以外のエラーが発生しました。
次の要因が挙げられます。
- ファイルがない。
- アクセス権限がない。
- ファイルシステムがアンマウントされている。
- WindowsでUNIX用のパス表記をしているか,UNIXでWindows用のパス表記をしている。
- (S)
- 起動処理中にこのエラーが発生するとAgent Collectorサービスは異常終了します。起動完了後(運用中)に発生するエラーの場合,Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- パスが示すファイルの状態を確認して,問題を取り除いてください。
KAVF18105-E The system environment is incorrect. (rc=保守コード)
システム環境が不正です(rc=保守コード)システム環境が不正です。インストールまたはセットアップが不完全か,システムファイルやレジストリーが不当に削除または変更された場合に出力されます。
メッセージカタログが利用できない場合は,日本語環境でも英語テキストで出力されます。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- システムを再インストールするか,必要なデータをバックアップしたあとにアンインストールしてから再インストールしてください。
- 要因が判明しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18106-E A prerequisite program product is not installed correctly. (rc=保守コード)
前提プログラム製品が正しくインストールされていません(rc=保守コード)前提プログラムのインストール環境が不正です。前提プログラムのインストールまたはセットアップが不完全であるか,レジストリーが不当に削除または変更された場合に出力されます。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- 前提プログラムを再インストールしてください。
- 要因が判明しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18107-E Processing was interrupted by a signal. (signal=シグナル番号)
シグナルによって処理が中断されました(signal=シグナル番号)シグナルを受信したため,Agent Collectorサービスの処理を中断しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
KAVF18108-E Permission denied. (rc=エラーコード)
実行権限がありません (rc=エラーコード)実行権限がありません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- 次を確認してください。
- ・Windowsの場合
- サービスのアカウントにAdministrators権限のあるユーザーを割り当てているか。
- ・UNIXの場合
- サービスを起動したユーザーにrootユーザー権限があるか。
KAVF18109-W The storage system name could not be acquired. (rc=リターンコード, vendor id=ベンダーID, raid id=RAID ID)
ストレージシステム名称を取得できませんでした(rc=リターンコード, vendor id=ベンダーID, raid id=RAID ID)プロダクトマップファイル(ProductMap.dat)からストレージシステムの名称を取得できませんでした。
次の原因が考えられます。
- 監視対象のストレージシステムがサポート対象外です。
- プロダクトマップファイルが存在しないか,またはプロダクトマップファイルの内容が不正です。
- (S)
- 警告メッセージを出力し,Agent Collectorサービスを続行します。
- (O)
- 次の対処をしてください。
- ・監視対象のストレージシステムがサポート対象のモデルであることを確認してください。
- ・HTM - Agent for RAIDを再インストールしてください。
- 問題が解決されない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18110-E An attempt to acquire the cluster definition information failed. (path=パス, rc=リターンコード)
クラスタ定義情報の取得に失敗しました(path=パス, rc=リターンコード)クラスタ定義ファイル(jpcagtha.ini)からの情報の取得に失敗しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- 次を確認してください。
- ・クラスタ定義ファイルが所定のディレクトリにあるか。
- ・アクセス権限が読み書き可能になっているか。
- ・クラスタ定義ファイルの内容に問題がないか。
KAVF18111-W The port name could not be acquired. (rc=リターンコード, vendor id=ベンダーID, raid id=RAID ID, port=ポート番号)
ポート名称を取得できませんでした(rc=リターンコード, vendor id=ベンダーID, raid id=RAID ID, port=ポート番号)ポートマップファイルからポート名称を取得できませんでした。
次の原因が考えられます。
- 監視対象のストレージシステムがサポート対象外です。
- ポートマップファイルが存在しないか,またはポートマップファイルの内容が不正です。
- (S)
- 警告メッセージを出力し,Agent Collectorサービスを続行します。
- (O)
- 次の対処をしてください。
- ・監視対象のストレージシステムがサポート対象のモデルであることを確認してください。
- ・HTM - Agent for RAIDを再インストールしてください。
- 問題が解決されない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18113-W Processing was interrupted by a signal. (signal=シグナル番号)
シグナルによって処理が中断されました (signal=シグナル番号)Agent Collectorサービスの稼働中にシグナルを受信したため,Agent Collectorサービスの処理を中断しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
KAVF18114-E Processing was interrupted by a signal. (signal=シグナル番号)
シグナルによって処理が中断されました (signal=シグナル番号)コマンドの稼働中にシグナルを受信したため,コマンドの処理を中断しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
KAVF18115-W Processing was interrupted by a signal. (signal=シグナル番号)
シグナルによって処理が中断されました (signal=シグナル番号)コマンドの稼働中にシグナルを受信したため,コマンドの処理を中断しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
KAVF18116-E System resources are insufficient. (name=API名, rc=戻り値, error=エラーコード)
システムリソースが不足しています (name=API名, rc=戻り値, error=エラーコード)システムのメモリー,ハンドルなどのリソースが不足しています。必要とするリソースに対してシステムのリソースが不足しているか,または,ほかのアプリケーションのリソースリークによってシステムが不安定になっています。
API名で表示される名称は,システムリソースが不足していることを検出したAPIの名称です。エラーコードで表示されるコードは,システムコールやC言語のランタイムライブラリーの場合はerrno,Win32APIの場合はGetLastErrorで取得できるコードです。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- システムリソースを確保してください。
KAVF18117-I The agent refreshes the storage configuration information at the following times. (instance=インスタンス名, times=収集予定時刻)
Agentは次の時間にストレージ構成情報を更新します (instance=インスタンス名, times=収集予定時刻)収集時刻定義ファイル(conf_refresh_times.ini)に定義されている時刻でだけ,ストレージシステムの構成情報が収集されます。
収集予定時刻に表示される時刻は,構成情報が収集される予定の時刻です。1つのメッセージに表示される時刻の数は,最大で12です。収集時刻定義ファイルに有効な時刻が定義されていない場合,収集予定時刻には「None」が表示されます。「None」が表示された場合,無条件に構成情報が収集されるサービス起動時以降,構成情報は一切収集されません。
- (S)
- HTM - Agent for RAIDは,収集時刻定義ファイルに定義されている収集予定時刻でだけ,ストレージシステムの構成情報を収集します。また,PDレコードタイプのレコード※を生成するタイミングで定期的に実施している構成情報の収集を停止します。
- 注※
- CLPR Configuration(PD_CLPC)レコード,Pool Configuration(PD_PLC)レコードおよびVirtual Volume Configuration(PD_VVC)レコードは対象外です。
KAVF18118-E The content of the collection time definition file is invalid. (instance=インスタンス名, line=行番号, error-code=エラーコード)
収集時刻定義ファイルの内容が不正です (instance=インスタンス名, line=行番号, error-code=エラーコード)収集時刻定義ファイル(conf_refresh_times.ini)の内容が不正です。
- (S)
- Agent Collectorサービスを続行します。ただし,収集時刻定義ファイルの,行番号で表示される行に定義されている時刻では,ストレージシステムの構成情報を収集しません。
- (O)
- 収集時刻定義ファイルの内容を修正してから,HTM - Agent for RAIDを再起動してください。
KAVF18119-E An attempt to access the collection time definition file has failed. (instance=インスタンス名, errno=エラー番号)
収集時刻定義ファイルにアクセスできません (instance=インスタンス名, errno=エラー番号)収集時刻定義ファイル(conf_refresh_times.ini)にアクセスする際にエラーが発生しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを続行します。ただし,収集時刻定義ファイルに設定されている時刻では,ストレージシステムの構成情報を収集しません。PDレコードタイプのレコードを生成するタイミングで,定期的に構成情報を収集します。
- (O)
- このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。
- ・アクセス権限がない。
- ・ファイルシステムがアンマウントされている。
- ・ファイルであるべきパスがディレクトリになっている(環境が不正である)。
- 問題を取り除いたあと,HTM - Agent for RAIDを再起動してください。このエラーが解決されない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18120-I An attempt to refresh the storage configuration information by using the jpctdrefresh command was successful. (instance=インスタンス名)
jpctdrefreshコマンドによるストレージ構成情報の更新に成功しました (instance=インスタンス名)jpctdrefreshコマンドでのストレージシステムの構成情報の収集に成功しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを続行します。
KAVF18121-E An attempt to refresh the storage configuration information by using the jpctdrefresh command has failed. (instance=インスタンス名)
jpctdrefreshコマンドによるストレージ構成情報の更新に失敗しました (instance=インスタンス名)jpctdrefreshコマンドでのストレージシステムの構成情報の収集に失敗しました。
- (S)
- ストレージシステムの構成情報を収集しません。
- (O)
- 共通メッセージログに同時に出力されるメッセージの対処方法に従ってください。解決できない場合,システム管理者に連絡してください。
KAVF18122-E An attempt to access the refresh.dat file has failed. (instance=インスタンス名, errno=エラー番号)
refresh.datファイルにアクセスできません (instance=インスタンス名, errno=エラー番号)jpctdrefreshコマンドを実行したタイミングで作成される内部ファイル(refresh.dat)にアクセスする際にエラーが発生しました。
- (S)
- ストレージシステムの構成情報を収集しないまま,Agent Collectorサービスを続行します。
- (O)
- HTM - Agent for RAIDを再起動してください。HTM - Agent for RAIDを再起動したあともこのメッセージが出力される場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18123-I The logical device filtering function is enabled. (instance=インスタンス名)
論理デバイスフィルタリング機能が有効です (instance=インスタンス名)監視対象論理デバイスを指定する論理デバイスフィルタリング機能を有効に設定しました。ストレージシステム内に存在する論理デバイスのうち,論理デバイス定義ファイル(ldev_filter.ini)に定義されている論理デバイスだけが監視されます。
- (S)
- Agent Collectorサービスは,サービスを停止するまで論理デバイスフィルタリング機能を有効にした状態で稼働します。
KAVF18124-I An attempt to read the logical device definition file was successful. (instance=インスタンス名, valid line count=有効行数, invalid line count=エラー行数)
論理デバイス定義ファイルの読み込みに成功しました (instance=インスタンス名, valid lines count=有効行数, invalid lines count=エラー行数)論理デバイス定義ファイル(ldev_filter.ini)から,監視対象となる論理デバイスの論理デバイス番号が読み込まれました。
有効行数に表示された値は,監視対象として正しく設定された論理デバイスの数を示します。論理デバイス定義ファイルの中に同じ論理デバイス番号が複数定義されている場合,有効行数には1つの監視対象論理デバイスとしてカウントされます。
エラー行数に1以上の値が表示された場合は,次に示す問題が発生しているおそれがあります。なお,次に示す行は有効行数またはエラー行数のどちらにもカウントされません。
- 論理デバイス定義ファイルに定義した論理デバイス番号の書式が誤っている。
- 論理デバイス定義ファイルにマルチバイト文字が含まれている。
- 半角文字のシャープ「#」で始まる行
- 1文字も文字が入力されていない行
- (S)
- Agent Collectorサービスは,有効行数にカウントされた数の論理デバイスだけを監視します。
- (O)
- エラー行数に1以上の値が表示されている場合,論理デバイス定義ファイルの内容を確認してください。論理デバイス定義ファイルの定義内容に問題がない場合は,そのままサービスを稼働させてかまいません。論理デバイス定義ファイルの定義内容に問題がある場合は,論理デバイス定義ファイルを修正してから,HTM - Agent for RAIDを再起動してください。
KAVF18125-W Valid values are not specified in the logical device definition file. (instance=インスタンス名)
論理デバイス定義ファイルに有効な値が設定されていません (instance=インスタンス名)論理デバイス定義ファイル(ldev_filter.ini)の中には,監視対象として設定できる論理デバイス番号が一つも定義されていません。
- (S)
- Agent Collectorサービスは,論理デバイスフィルタリング機能を有効にした状態で稼働します。ただし,すべての論理デバイスを監視の対象外とします。
- (O)
- 論理デバイス定義ファイルの定義内容に問題がない場合は,そのままサービスを稼働させてかまいません。論理デバイス定義ファイルの定義内容に問題がある場合は,論理デバイス定義ファイルを修正してから,HTM - Agent for RAIDを再起動してください。
KAVF18126-W The logical device filtering function is disabled because an attempt to access the logical device definition file has failed. (instance=インスタンス名, errno=エラー番号)
論理デバイス定義ファイルへのアクセスに失敗したため,論理デバイスフィルタリング機能は無効です (instance=インスタンス名, errno=エラー番号)論理デバイス定義ファイル(ldev_filter.ini)にアクセスする際にエラーが発生しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを続行します。ただし,監視対象論理デバイスを指定する論理デバイスフィルタリング機能は無効になります。HTM - Agent for RAIDは,監視できるすべての論理デバイスを監視します。
- (O)
- このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。
- ・アクセス権限がない。
- ・ファイルシステムがアンマウントされている。
- ・ファイルであるべきパスがディレクトリになっている(環境が不正である)。
- 問題を取り除いたあと,HTM - Agent for RAIDを再起動してください。このエラーが解決されない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18127-W The logical device filtering function is disabled because the content of the logical device definition file is invalid. (instance=インスタンス名, line=行番号, error-code=エラーコード)
論理デバイス定義ファイルの内容が不正のため,論理デバイスフィルタリング機能は無効です (instance=インスタンス名, line=行番号, error-code=エラーコード)論理デバイス定義ファイル(ldev_filter.ini)を読み込む途中で問題が発生しました。論理デバイス定義ファイルに記述された一行の文字列が,終端文字を含めて1,024バイトを超えている可能性があります。
- (S)
- Agent Collectorサービスを続行します。ただし,監視対象論理デバイスを指定する論理デバイスフィルタリング機能は無効になります。HTM - Agent for RAIDは,監視できるすべての論理デバイスを監視します。
- (O)
- 論理デバイス定義ファイルの内容を修正してから,HTM - Agent for RAIDを再起動してください。
KAVF18200-I The configuration information collection process has started. (instance name=インスタンス名)
構成情報収集プロセスが起動しました (instance name=インスタンス名)ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスの起動が完了しました。
- (S)
- 子プロセスでの構成情報の収集処理を開始します。
KAVF18201-I The configuration information collection process has stopped. (instance name=インスタンス名)
構成情報収集プロセスが停止しました (instance name=インスタンス名)ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスを停止しました。
- (S)
- 子プロセスでの構成情報の収集処理を終了します。
KAVF18202-E An attempt to start the configuration information collection process has failed. (instance name=インスタンス名)
構成情報収集プロセスの起動に失敗しました (instance name=インスタンス名)ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスの起動に失敗しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18203-E Agent Collector detected that the configuration information collection process stopped. (instance name=インスタンス名)
Agent Collectorは構成情報収集プロセスの停止を検知しました (instance name=インスタンス名)ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスが停止しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスが起動している場合,Agent Collectorサービスは,ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスを再起動します。
KAVF18204-E The configuration information collection process detected that the Agent Collector stopped. (instance name=インスタンス名)
構成情報収集プロセスはAgent Collectorの停止を検知しました (instance name=インスタンス名)Agent Collectorサービスが停止しました。
- (S)
- ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスを終了します。
- (O)
- syslog(UNIXの場合)もしくはイベントログ(Windowsの場合),または共通メッセージログに出力されたAgent Collectorサービスのメッセージを確認し,そのメッセージの対処方法に従ってください。
KAVF18206-E An attempt to initialize inter-process communication has failed. (process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)
プロセス間通信の初期化に失敗しました (process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)プロセス間通信を初期化する処理に失敗しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18207-E An attempt to send an inter-process communication message has failed. (sender process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)
プロセス間通信メッセージの送信に失敗しました (sender process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)プロセス間のメッセージ送信処理に失敗しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったストレージシステムの構成情報の更新は延期されます。
- (O)
- この問題が頻繁に発生する場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18208-E An attempt to receive an inter-process communication message has failed. (receiver process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)
プロセス間通信メッセージの受信に失敗しました (receiver process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)プロセス間のメッセージ受信処理に失敗しました。
- (S)
- ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスを再起動して,Agent Collectorサービスを続行します。
- (O)
- この問題が頻繁に発生する場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18209-E An attempt to obtain a semaphore has failed. (process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)
セマフォの取得に失敗しました (process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)プロセス間通信用のセマフォの取得に失敗しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- カーネルパラメーターのセマフォを確認し,正しく設定し直してください。セマフォの値については,「付録B. カーネルパラメーター」を参照してください。
KAVF18210-E An inter-process communication lock has failed. (process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)
プロセス間通信の排他制御に失敗しました (process=プロセス種別, instance name=インスタンス名)プロセス間通信の排他制御処理に失敗しました。
- (S)
- ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスを再起動して,Agent Collectorサービスを続行します。
- (O)
- この問題が頻繁に発生する場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18211-E Processing was interrupted by a signal. (signal=シグナル番号)
シグナルによって処理が中断されました (signal=シグナル番号)ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスの稼働中にシグナルを受信したため,ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスの処理を中断しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスが起動している場合,Agent Collectorサービスは,ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスを再起動します。
KAVF18212-W Processing was interrupted by a signal. (signal=シグナル番号)
シグナルによって処理が中断されました (signal=シグナル番号)ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスの稼働中にシグナルを受信したため,ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスの処理を中断しました。
- (S)
- Agent Collectorサービスが起動している場合,Agent Collectorサービスは,ストレージシステムの構成情報を収集するための子プロセスを再起動します。
KAVF18450-I An attempt to register a request to refresh the storage configuration information was successful. ストレージシステムの構成情報の収集要求が登録されました。直後に発生する,Collection Intervalに基づく定期的な情報収集のタイミングで,構成情報が収集されます。
- (S)
- コマンドを終了します。
KAVF18451-I A request to refresh the storage configuration information has already been registered. すでにストレージシステムの構成情報の収集要求が登録されています。
- (S)
- コマンドを終了します。
KAVF18452-E An invalid option is specified. コマンドが認識できないオプションが指定されています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを見直してから,コマンドを再実行してください。
KAVF18453-E A required option is not specified. 必須オプションが指定されていません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを見直してから,コマンドを再実行してください。
KAVF18454-E The specified instance name is not set up. (instance name=インスタンス名) 指定されたインスタンス名のインスタンスが見つかりませんでした。インスタンス名,または論理ホストが正しく指定されていない可能性があります。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを見直してから,コマンドを再実行してください。
KAVF18455-E The specified logical host name is invalid. (lhost name=論理ホスト名) 指定された論理ホストがセットアップされていません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを見直してから,コマンドを再実行してください。
KAVF18456-E The agent environment is invalid. HTM - Agent for RAIDのインストールまたはセットアップが正しく実施されていないか,インストール環境が破損しています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- HTM - Agent for RAIDの再インストール,またはインスタンスの再セットアップを実施してから,コマンドを再実行してください。
KAVF18457-E The current directory is not correct. カレントディレクトリが不正です。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- カレントディレクトリを正しい位置に移動してから,コマンドを再実行してください。
KAVF18458-E The environment directory cannot be accessed. (dir=ディレクトリ名) 環境ディレクトリにアクセスできません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。
- ・指定した論理ホストの環境ディレクトリがない。
- ・コマンドを待機系ノードで実行している。
- 問題を取り除いてから,コマンドを再実行してください。
KAVF18459-E You do not have permission to execute the command. コマンドの実行権限がありません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドの実行権限を確認してください。Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合は,管理者コンソールから実行してください。
KAVF18500-E Internal error. (rc=エラーコード)
内部エラーが発生しました(rc=エラーコード)内部コマンドでエラーが発生しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18501-E A command device cannot be connected. (device=コマンドデバイスファイル名)
コマンドデバイスに接続できません(device=コマンドデバイスファイル名)コマンドデバイスに接続できません。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 次を確認してください。
- ・ストレージシステムのFibreケーブルおよび電源スイッチに問題がないか。
- ・コマンドデバイスファイル名が間違っていないか。
- ・エージェント起動アカウントの権限がroot(UNIXの場合)権限,またはAdministrators(Windowsの場合)権限か。
- ・OSがUNIXの場合,またはOSがWindowsで監視対象のストレージシステムがSANRISE Hシリーズの場合,RAID Manager LIBまたはRAID Manager LIB XPが正しくインストールされているか。
KAVF18502-E The command device cannot be detached. (device=コマンドデバイスファイル名)
コマンドデバイスを切り離せません(device=コマンドデバイスファイル名)コマンドデバイスの切り離しに失敗しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 次を確認してください。
- ・ストレージシステムのFibreケーブルおよび電源スイッチに問題がないか。
- ・コマンドデバイスファイル名が間違っていないか。
KAVF18503-E I/O error on the command device. (device=コマンドデバイスファイル名)
コマンドデバイスに対する入出力に失敗しました(device=コマンドデバイスファイル名)コマンドデバイスに対する入出力に失敗しました。または処理を拒否されました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 次を確認してください。
- ・ストレージシステムのFibreケーブルおよびポートの状態に問題がないか。
- ・コマンドデバイスの状態に問題がないか。
- ・OSがUNIXの場合,またはOSがWindowsで監視対象のストレージシステムがSANRISE Hシリーズの場合,RAID Manager LIBまたはRAID Manager LIB XPが正しくインストールされているか。
KAVF18504-E An operation on a command device failed. (device=コマンドデバイスファイル名)
コマンドデバイスに対する処理が失敗しました(device=コマンドデバイスファイル名)コマンドデバイスに対する処理が失敗しました。または処理を拒否されました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 次を確認してください。
- ・ストレージシステムのFibreケーブルおよびポートの状態に問題がないか。
- ・コマンドデバイスの状態に問題がないか。
- ・OSがUNIXの場合,またはOSがWindowsで監視対象のストレージシステムがSANRISE Hシリーズの場合,RAID Manager LIBまたはRAID Manager LIB XPが正しくインストールされているか。
KAVF18505-E The specified storage system does not support the requested function. (device=コマンドデバイスファイル名, function=関数名)
指定されたストレージシステムでは,この機能をサポートしていません(device=コマンドデバイスファイル名,function=関数名)監視対象のストレージシステムはこの機能をサポートしていません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- ストレージシステムのマイクロコードバージョンを確認してください。
KAVF18506-E The specified storage system is not supported.
サポート対象外のストレージシステムです指定されたコマンドデバイスは,サポート対象外のストレージシステムです。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- 次を確認してください。
- ・監視対象のストレージシステムがサポート対象のモデルであるか。
- ・監視対象のストレージシステムがSANRISE Hシリーズの場合,RAID Manager LIB XPがインストールされているか。
KAVF18508-I The agent is running in SLPR restricted mode. (target SLPR number=SLPR番号)
AgentはSLPR制限モードで稼働しています(対象SLPR number=SLPR番号)Agentは,SLPR制限モードで稼働しています。SLPR制限モードで稼働しているAgentは,対象SLPRに属すリソースの情報だけを収集します。
- (S)
- Agentは,SLPR制限モードで動作します。
KAVF18509-I The agent is running in normal mode.
Agentは通常モードで稼働していますAgentは,通常モードで稼働しています。通常モードで稼働しているAgentは,ストレージシステム内のすべてのリソースについての情報を収集します。
- (S)
- Agentは,通常モードで動作します。
KAVF18511-I The agent is monitoring the following storage system. (storage system name=ストレージシステム名称,serial number=シリアル番号)
Agentは次のストレージシステムを監視しています (storage system name=ストレージシステム名称,serial number=シリアル番号)Agentは,指定されたストレージシステムを監視します。
- (S)
- Agent Collectorサービスを続行します。
KAVF18512-W An error occurred in the storage system.
ストレージシステムでエラーが発生しました監視対象のストレージシステムから,重大ではないエラー,または一時的なエラーの発生が報告されました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- このメッセージが頻繁に出力される場合は,ストレージシステムの状態を確認してください。
KAVF18513-E The specified Volume GUID is invalid. (device=Volume_GUID)
指定されたVolume GUIDは無効です (device=Volume_GUID)指定された,ボリュームのGUIDは無効です。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- jpctdlistraidコマンドを実行して,ボリュームのGUIDを確認してください。
KAVF18514-W Pool monitoring information is being aggregated in the storage system. (instance=インスタンス名, Pool ID=Pool番号)
ストレージシステムで,Pool モニタリング情報を集約中です (instance=インスタンス名, Pool ID=Pool番号)ストレージシステムによる集約が完了していないため,プールのモニタリング情報を取得できません。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったプールのモニタリング情報の更新は延期されます。
- (O)
- 頻繁に発生する場合は,PD_PLRレコード,PD_PLTRレコードおよびPD_PLTSレコードのCollection IntervalまたはCollection Offsetを変更して,PD_PLRレコード,PD_PLTRレコードおよびPD_PLTSレコードの収集とプールのモニタリング情報の集約が同時に実行されないようにしてください。
KAVF18600-E Internal error. (rc=API戻り値)
内部エラーが発生しました(rc=API戻り値)プログラムで内部エラーが発生しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18601-E Memory is insufficient.
メモリが不足していますメモリー不足が発生しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 使用していないアプリケーションを停止するか,またはメモリーを拡張してください。
KAVF18602-E The device definition file cannot be accessed.
装置定義情報ファイルにアクセスできません装置定義情報ファイル(utlprm.inf)にアクセスできません。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 装置定義情報ファイルのアクセス権限が読み書き可能になっているかを確認してください。
KAVF18603-E The device definition file is incorrect.
装置定義情報ファイルの内容が不正です装置定義情報ファイルの内容が不正なため,ストレージシステムにアクセスできません。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 装置定義情報ファイルを,Storage Navigator Modularまたはディスクアレイ管理プログラムで再度作成し,複写してください。
KAVF18604-E The specified storage system does not exist. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)
指定されたストレージシステムがありません(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)指定されたストレージシステムが定義されていません。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 次を確認してください。
- ・装置設定情報ファイルが規定のディレクトリにあるか。
- ・装置設定情報ファイルの内容に問題がないか。
- ・インスタンスのセットアップで指定したストレージシステム名が誤っていないか。
KAVF18605-E The specified storage system does not support the requested function. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, function=関数名)
指定されたストレージシステムでは,この機能をサポートしていません(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名,function=関数名)監視対象のストレージシステムはこの機能をサポートしていません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- このストレージシステムのマイクロコードバージョンを確認してください。
KAVF18606-E The specified storage system is not supported.
サポート対象外のストレージシステムですサポート対象外のストレージシステムです。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- 監視対象のストレージシステムがサポート対象のモデルであることを確認してください。
KAVF18608-E An error occurred in communication with the storage system. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=API戻り値)
ストレージシステムとの間で通信エラーが発生しました(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名,rc=API戻り値)ストレージシステムから性能情報を取得する際の通信でエラーが発生しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 次の内容を確認して,Agentホストとストレージシステムの通信の問題を取り除いてから,コマンドを再実行してください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名が間違っている可能性があります。Agentを停止し,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名を再設定してください。
- ストレージシステムが起動していない可能性があります。ストレージシステムの状態を確認して,起動していなければ起動してください。
- ストレージシステムが再起動中の可能性があります。ストレージシステムが起動するまで待ってください。
- ストレージシステムとAgentホスト間の通信機器に障害が発生している可能性があります。通信機器の障害を取り除いてください。
- ストレージシステムのポート番号をデフォルトから変更している場合,Agentホストのservicesファイルに設定しているポート番号と異なっている可能性があります。ストレージシステムのポート番号を,Agentホストのservicesファイルに設定しているポート番号に再設定してください。ポート番号の設定方法については,ご使用のストレージシステムのマニュアルを参照してください。
- セキュア通信を使用しない場合,ストレージシステムの通常ポート状態がDisableになっている可能性があります。ストレージシステムの通常ポート状態をEnableに設定してください。ポート状態の設定方法については,ご使用のストレージシステムのマニュアルを参照してください。
- セキュア通信を使用する設定に変更する場合は,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでインスタンス情報のSecure Port function?の値にYまたはyを設定してください。
- セキュア通信を使用する場合,ストレージシステムがセキュア通信に対応していない可能性があります。
SANRISE9500VシリーズおよびHitachi AMS/WMSシリーズは,セキュア通信に対応していません。jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでインスタンス情報のSecure Port function?の値にNまたはnを設定してください。
HUS100シリーズ,Hitachi AMS2000シリーズおよびHitachi SMSシリーズの場合は,ストレージシステムのマイクロコードのバージョンを更新してください。ストレージシステムのマイクロコードのバージョンとHTM - Agent for RAIDの機能の対応については,「7. レコード」を参照してください。- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスにIPv6アドレスを設定している場合,AgentホストがIPv6環境に設定されていない可能性があります。AgentホストをIPv6環境に設定してください。
- AIXにHTM - Agent for RAIDをインストールした場合,Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスに,IPv6アドレスを設定している可能性があります。ストレージシステムのIPアドレスをIPv4アドレスに設定して,インスタンス情報を更新してください。
KAVF18609-E An error occurred in the storage system. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=API戻り値)
ストレージシステムでエラーが発生しました(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名,rc=API戻り値)ストレージシステムでエラーが発生しました。4バイトのエラーコードの意味は,次のとおりです。
- 0x01XXYYZZ:チェックコンディションエラー発生
(XX:センスキー,YYZZ:センスコード)- 0x0000010A:Diagnostic(0xF0)でステータスが0x80(ハードウェアエラー)
- 0x00010000:ステータスが「BUSY」
- 0x00020000:ステータスが「QUEUE FULL」
- 0x00030000:ステータスが「RESERVATION CONFLICT」
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- このエラーが頻発する場合はストレージシステムの状態を確認してください。
KAVF18612-E The password length is invalid.
パスワードの長さが不正ですパスワードの長さが不正なため,ストレージシステムにアクセスできません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- インスタンスのセットアップをやり直し,正しいパスワードを指定してください。
KAVF18616-W Another program is already logged in the storage system. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)
他のプログラムがストレージシステムにログインしています(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)ほかのプログラムがストレージシステムにログインしているため,Agent Collectorサービスは,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 「パスワードプロテクション制御機能」を有効にしている場合,ほかのプログラムを使用してシステムにログインしている間は, HTM - Agent for RAIDはデータを収集できません。
KAVF18617-W An error occurred in the storage system. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, invalid_ctl=該当CTL, rc=エラーコード)
ストレージシステムでエラーが発生しました(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, invalid_ctl=該当CTL, rc=エラーコード)ストレージシステムでエラーが発生しました。4バイトのエラーコードの意味は,次のとおりです。
- 0x01XXYYZZ:チェックコンディションエラー発生
(XX:センスキー,YYZZ:センスコード)- 0x0000010A:Diagnostic(0xF0)でステータスが0x80(ハードウェアエラー)
- 0x00010000:ステータスが「BUSY」
- 0x00020000:ステータスが「QUEUE FULL」
- 0x00030000:ステータスが「RESERVATION CONFLICT」
- 0x00040000~0x00090000:ストレージシステムとの間で通信エラーが発生
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- この警告が頻繁に発せられる場合,ストレージシステムの状態を確認してください。ただし,直後に詳細な要因を示すメッセージが出力されている場合は,そのメッセージの指示に従ってください。
KAVF18618-I Performance Statistics collection policy has changed in DAMP or SNM. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, PORT=PORT情報採取設定, LU=LU情報採取設定, CACHE=CACHE情報採取設定, PROCESSOR=PROCESSOR情報採取設定, DRIVE_OPR=DRIVE稼働情報採取設定)
DAMPまたはSNMで性能統計情報の採取方法が変更されました(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, PORT=PORT情報採取設定, LU=LU情報採取設定, CACHE=CACHE, PROCESSOR=PROCESSOR情報採取設定, DRIVE_OPR=DRIVE稼働情報採取設定)Storage Navigator Modularまたはディスクアレイ管理プログラムから,「性能統計情報の採取」の設定が変更されています。
- (S)
- Agent Collectorサービスを続行します。
- (O)
- HUS100シリーズ,Hitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズまたはSANRISE9500Vシリーズを監視する場合,監視対象のストレージシステムで性能統計情報を採取する設定をしてください。この設定がされていない場合,一部のフィールドの値が有効になりません。性能統計情報を採取するための設定方法については,Storage Navigator Modularまたはディスクアレイ管理プログラムのマニュアル,およびご使用のストレージシステムのマニュアルを参照してください。
KAVF18619-I The storage system controller is back to the healthy operating state. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, valid_ctl=該当CTL, rc=エラーコード)
ストレージシステムのコントローラーの状態が回復しました(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, valid_ctl=該当CTL, rc=エラーコード)エラーが発生していたコントローラーの性能情報が取得できるようになりました。 KAVF18620-E An instance parameter setting is not specified. (instance name=インスタンス名)
インスタンス情報の設定値が設定されていません(instance name=インスタンス名)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行して設定する,インスタンス情報の設定値である「Array Unit Name」および「IP Address or Host Name(Controller 0)」が設定されていません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行してインスタンス情報を設定したあと,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンス設定が正しいことを確認してください。
KAVF18621-E There is a conflict between a setting for the agent instance and the storage system's configuration. (instance name=インスタンス名, parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値, errno=エラー番号)
インスタンス情報の設定値がストレージシステム構成と一致しません(instance name=インスタンス名, parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値, errno=エラー番号)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行して設定する,インスタンス情報の設定値である「IP Address or Host Name(Controller 0)」または「IP Address or Host Name(Controller 1)」がストレージシステム構成と一致しません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- インスタンス情報の設定値がストレージシステム構成と一致していることを確認し,一致していない場合は再度インスタンス環境を更新してください。その後,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンス設定が正しいことを確認してください。考えられる原因を次に示します。
- ・「IP Address or Host Name(Controller 0)」にコントローラー1の値を設定している。
- ・「IP Address or Host Name(Controller 1)」にコントローラー0の値を設定している。
- ・「IP Address or Host Name(Controller 0)」および「IP Address or Host Name(Controller 1)」に設定したコントローラーが,別のシリアル番号を持つストレージシステムである。
- ・ストレージシステムがDUAL構成であるにも関わらず,「IP Address or Host Name(Controller 1)」に値が入力されていない。
KAVF18622-E An attempt to use an agent instance parameter to access the storage system has failed. (instance name=インスタンス名, parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値, errno=エラー番号)
インスタンス情報の設定値によるストレージシステムへのアクセスが失敗しました(instance name=インスタンス名, parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値, errno=エラー番号)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行して設定する,インスタンス情報の設定値である「IP Address or Host Name(Controller 0)」,「IP Address or Host Name(Controller 1)」または「Secure Port function?」を使用したストレージシステムへのアクセスに失敗しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- Agentを停止してください。その後,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行して設定するインスタンス情報の設定値である「IP Address or Host Name(Controller 0)」,「IP Address or Host Name(Controller 1)」および「Secure Port function?」の設定,または通信環境を確認して問題を取り除いてください。その後,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンス設定が正しいことを確認してください。
KAVF18623-E The following device is not specified in the device definition file. (instance name=インスタンス名, parameter value=パラメタ値)
装置定義情報ファイルに次の装置が設定されていません(instance name=インスタンス名, parameter value=パラメタ値)装置定義情報ファイル(utlprm.inf)に,インスタンス情報の設定値である「Array Unit Name」に指定した装置定義情報がありません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを終了します。
- (O)
- パラメーター値の装置定義情報の記載されている装置定義情報ファイル(utlprm.inf)を次の場所にコピーするか,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行してインスタンス情報を再設定してください。
- Windowsの場合
- 物理ホスト環境:インストール先フォルダ\agtd\agent\インスタンス名
- 論理ホスト環境:環境ディレクトリ\jp1pc\agtd\agent\インスタンス名
- UNIXの場合
- 物理ホスト環境:/opt/jp1pc/agtd/agent/インスタンス名
- 論理ホスト環境:環境ディレクトリ/jp1pc/agtd/agent/インスタンス名
- その後,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンス設定が正しいことを確認してください。
KAVF18624-W Acquisition of performance information from the storage system stopped because a conflict with other processing occurred. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=エラーコード)
別の処理との競合が発生したため,ストレージシステムからの性能情報の取得を中止しました(unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=エラーコード)ストレージシステム内で別の処理との競合が発生したため,この収集インターバルまたはリアルタイム要求に対する性能情報の取得を中止しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- このメッセージが出力された場合は,直前にKAVF18617-Wが出力されていても特に対処は不要です。
KAVF18625-E An attempt to login to the storage system has failed. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, errno=エラー番号)
ストレージシステムへのログインに失敗しました (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, errno=エラー番号)ストレージシステムへのログインに失敗しました。
- (S)
- アカウントの設定が不正であるためにログインに失敗した場合,Agent Collectorサービスを異常終了します。それ以外の要因でログインに失敗した場合,Agent Collectorサービスを続行します。
- (O)
- 共通メッセージログに同時に出力されるメッセージの対処方法に従ってください。解決できない場合,システム管理者に連絡してください。
KAVF18626-E The specified user ID or password is invalid. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
指定されたユーザーIDまたはパスワードが不正です (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)指定されたユーザーIDまたはパスワードが不正であるため,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- Account Authenticationを有効にしている場合,Storage Navigator Modularで設定しているHTM - Agent for RAID専用のユーザーIDおよびパスワードを確認してください。その後,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行して正しいユーザーIDおよびパスワードを再設定してください。最後に,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18627-E A user ID is not specified. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)
ユーザーIDが設定されていません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでのインスタンスのセットアップが実行されたときにユーザーIDが設定されていないため,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- 監視対象のストレージシステムがHUS100シリーズまたはHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズで,Account Authenticationを有効にしている場合,「Storage Administrator (View Only)」というロールだけを持つHTM - Agent for RAID専用のアカウントが必要です。Storage Navigator Modularで設定しているHTM - Agent for RAID専用のユーザーIDを確認してください。その後,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行して正しいユーザーIDおよびパスワードを再設定してください。最後に,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18629-E The role of the account is invalid. You do not have the necessary permissions. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
アカウントのロールが不正です 権限がありません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでのインスタンスのセットアップが実行されたときに設定されたアカウントには,適切な権限が設定されていません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- Storage Navigator Modularを使用して,HTM - Agent for RAID専用のアカウントに「Storage Administrator (View Only)」というロールだけを設定してください。その後,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18630-E The role of the account is invalid. Modify permissions exist. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
アカウントのロールが不正です 更新権限が存在します (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでのインスタンスのセットアップが実行されたときに設定されたアカウントには,適切な権限が設定されていません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- Storage Navigator Modularを使用して,HTM - Agent for RAID専用のアカウントに「Storage Administrator (View Only)」というロールだけを設定し,その他のロールはすべて削除してください。その後,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18631-E You cannot login because the maximum number of users are logged in. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
ログイン可能なユーザー数を超過したためログインできません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)ストレージシステムにログインできるユーザー数を超えたため,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,一連の操作または要求は拒否され,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。次にパフォーマンスデータを取得するタイミングで,再びログインを試みます。
- (O)
- HUS100シリーズまたはHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズにログインしているほかのプログラムのセッションをログアウトしてください。
KAVF18632-E You cannot login because the specified account is disabled. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
アカウントが無効のためログインできません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)指定されたアカウントが「無効」に設定されているため,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- 指定されたアカウントは「無効」に設定されています。Storage Navigator Modularでアカウントの状態を確認してください。アカウントを「有効」に設定したあと,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18633-W The session was disconnected. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
セッションが切断されています (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)セッションが切断されています。
- (S)
- セッションが切断されているため,ストレージシステムに再度ログインします。
- (O)
- 再ログインに失敗してAgent Collectorサービスが停止している場合,HTM - Agent for RAID専用のアカウントが次の状態になっている可能性があります。
- ・強制ログアウトが実行されるなどの要因でアカウントが「無効」になっている
- ・その他の要因でアカウントが不正な状態になっている
- この場合は,同時に出力されるメッセージの対処に従ってください。
- Agent Collectorサービスが停止していない状態でこのメッセージが頻繁に出力される場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18634-E While processing the recovery after the session was disconnected, the session was disconnected again. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
セッション切断後の回復処理中に再度セッションが切断されました (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)セッションが切断されたあとの回復処理中に,再度セッションが切断されました。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- 次の要因が考えられます。
- ・Storage Navigator Modularで設定しているHTM - Agent for RAID専用のアカウントが「有効」になっていない
- ・ストレージシステムとの通信に時間が掛かっている
- 問題を取り除いたあと,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。このエラーが解決されない場合は,jpcrasコマンドで資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18635-I An attempt to login to the storage system has ended successfully. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
ストレージシステムへのログインに成功しました (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)ストレージシステムへのログインに成功しました。 KAVF18636-E An error occurred while secure communication with the storage system. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=API戻り値)
ストレージシステムとのセキュア通信でエラーが発生しました (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=API戻り値)ストレージシステムとのセキュア通信でエラーが発生しました。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- ストレージシステムの状態や接続環境を確認してください。このエラーが解決されない場合は,jpcrasコマンドで資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18637-I The secure port function of Agent for RAID is enabled. (instance name=インスタンス名)
Agent for RAIDのセキュアポート機能が有効です (instance name=インスタンス名)インスタンスの設定項目であるSecure Port function?が有効です。ストレージシステムとセキュア通信を実施します。
- (S)
- ストレージシステムとセキュア通信を実施します。
KAVF18638-E The specified IP address is incorrect, or it failed in the name resolution of the host name. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, error number=エラー番号)
不正なIPアドレスが指定されました またはホスト名の名前解決ができませんでした (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, error number=エラー番号)インスタンス情報「IP Address or Host Name (Controller 0)」および「IP Address or Host Name (Controller 1)」の設定値に不正なIPアドレスが指定されたか,またはホスト名の名前解決ができませんでした。
- (S)
- Agentサービスは可能な限り監視を続けようとしますが,このタイミングで取得されるはずだったパフォーマンスデータの更新は延期されます。
- (O)
- 次の内容を確認して問題を取り除いてください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名が間違っている可能性があります。jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名を再設定して,インスタンス情報を更新してください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのホスト名から,IPアドレスへの名前解決ができません。hostsファイルなどでホスト名またはIPアドレスを変更し,名前解決ができるようにしてください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスにIPv6アドレスを設定している場合,AgentホストがIPv6通信に対応していない可能性があります。AgentホストをIPv6環境に設定してください。または,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでストレージシステムのIPアドレスをIPv4アドレスに再設定して,インスタンス情報を更新してください。
- AIXにHTM - Agent for RAIDをインストールした場合,Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスにIPv6アドレスを設定している可能性があります。ストレージシステムのIPアドレスをIPv4アドレスに設定して,インスタンス情報を更新してください。
KAVF18639-E The protocol version of IP address or the host name specified for controller 0 and controller 1 do not match. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, error number=エラー番号)
コントローラー0とコントローラー1に指定したIPアドレスまたはホスト名のプロトコルバージョンが一致しません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, error number=エラー番号)インスタンス情報「IP Address or Host Name (Controller 0)」および「IP Address or Host Name (Controller 1)」のうち,一方をIPv4アドレスに,もう一方をIPv6アドレスに設定しています。
- (S)
- Agent Collectorサービスを異常終了します。
- (O)
- インスタンス情報「IP Address or Host Name (Controller 0)」および「IP Address or Host Name (Controller 1)」の設定値をIPv4アドレスまたはIPv6アドレスのどちらかに統一して,インスタンス情報を更新してください。
KAVF18700-I The detection of the monitorable storage system has begun.
監視可能ストレージシステムの検出を開始します監視可能なストレージシステムの検出を開始します。
- (S)
- 処理を続行します。
KAVF18701-I The detection of the monitorable storage system has ended.
監視可能ストレージシステムの検出を終了します監視可能なストレージシステムの検出を終了します。
- (S)
- コマンドを終了します。
KAVF18710-W No storage system that can be monitored exists.
監視対象となるストレージシステムが存在しませんHTM - Agent for RAIDで監視可能なストレージシステムが見つかりませんでした。ストレージシステム側での設定が行われていないか,設定が正しく行われていない可能性があります。
- (S)
- 監視可能なストレージシステムの検出処理を終了します。
- (O)
- ストレージシステム側の設定を確認し,問題を取り除いてください。その後,コマンドを再実行してください。
KAVF18721-E The agent environment is invalid.
Agentの環境が不正ですHTM - Agent for RAIDのインストールまたはセットアップが正しく行われていないか,インストール環境が破損しています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- HTM - Agent for RAIDの再インストール,またはインスタンスの再セットアップを行ってから,コマンドを再実行してください。
KAVF18722-E The agent environment is invalid.
Agentの環境が不正ですHTM - Agent for RAIDのインストールまたはセットアップが正しく行われていないか,インストール環境が破損しています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- HTM - Agent for RAIDの再インストール,またはインスタンスの再セットアップを行ってから,コマンドを再実行してください。
KAVF18724-E An invalid option is specified.
不正なオプションが指定されていますコマンドが認識できないオプションが指定されています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを確認してからコマンドを再実行してください。
KAVF18731-E The user does not have permission to execute the command.
コマンド実行権限がありませんコマンドの実行に必要な権限がありません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドの実行に必要な権限を持つアカウントでコマンドを再実行してください。Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合は,管理者コンソールから実行してください。
KAVF18740-E An internal error occurred.
内部エラーが発生しました内部エラーが発生しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18741-E An error occurred during system call or OS command execution. (name=API名またはコマンド名, rc=戻り値, error=エラーコード)
OSコマンドまたはシステムコールの実行でエラーが発生しました(name=API名またはコマンド名, rc=戻り値, error=エラーコード)OSのコマンドまたはAPIでエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- API名およびエラーコードから原因が特定できる場合があります。
- 要因が判明しない場合,また,頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18742-W An error occurred during system call or OS command execution. (name=API名またはコマンド名, rc=戻り値, error=エラーコード)
OSコマンドまたはシステムコールの実行でエラーが発生しました(name=API名またはコマンド名, rc=戻り値, error=エラーコード)OSのコマンドまたはAPIでエラーが発生しました。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- API名およびエラーコードから原因が特定できる場合があります。
- 要因が判明しない場合,また,頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18743-W An attempt to get the device information has failed. (device name=デバイス名)
デバイス情報の取得に失敗しました(device name=デバイス名)このメッセージと同時に出力されるKAVF18742-Wメッセージが示すエラーが,デバイス名のデバイス情報取得時に発生しました。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- デバイス情報の取得先デバイスに対してこのエラーが出力された場合,OSのデバイス再認識,またはホストのリブートなどを行い,デバイスの物理的接続状態とOSのデバイス認識状態を一致させてください。その後,コマンドを再実行してください。また,対象外のデバイスでこのエラーが出力された場合は,無視してください。
KAVF18744-E A file or directory cannot be accessed. (path=パス)
ファイルまたはディレクトリにアクセスできません (path=パス)ファイルの作成,削除,読み込みおよび書き込みなどの一般アクセスでエラーが発生しました。
次の要因が考えられます。
- システムをインストールしたパーティションに空きスペースがない。
- ファイルと同名のディレクトリが存在する。
- アクセス権限がない。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コンソールまたは共通メッセージログに出力されている直前のメッセージを確認し,そのメッセージの対処方法に従ってください。
- パスが示すファイルの状態を確認して,問題を取り除いてください。要因が判明しない場合,また,頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18800-I The verification of the agent instance settings will now start. (instance name=インスタンス名)
Agentインスタンス設定の検証を開始します(instance name=インスタンス名)Agentのインスタンス設定の検証を開始します。 KAVF18801-I The verification of the agent instance settings will now end.
Agentインスタンス設定の検証を終了しますAgentのインスタンス設定の検証を終了します。 KAVF18804-E An invalid option is specified.
不正なオプションが指定されていますコマンドが認識できないオプションが指定されています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを確認し,コマンドを再実行してください。
KAVF18805-E A required option is not specified.
必須オプションが指定されていません必須オプションが指定されていません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを確認し,コマンドを再実行してください。
KAVF18806-E The specified instance name is not set up. (instance name=インスタンス名)
指定されたインスタンス名はセットアップされていません(instance name=インスタンス名)指定されたインスタンス名のインスタンスが見つかりませんでした。インスタンス名,または論理ホストが正しく指定されていない可能性があります。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを確認し,コマンドを再実行してください。
KAVF18807-E The specified logical host name is invalid. (lhost name=論理ホスト名)
論理ホスト名の指定に誤りがあります(lhost name=論理ホスト名)指定された論理ホストがセットアップされていません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドラインを確認し,コマンドを再実行してください。
KAVF18808-E An error occurred during system call or OS command execution. (name=API名またはコマンド名, rc=戻り値, error=エラーコード)
OSコマンドまたはシステムコールの実行でエラーが発生しました(name=API名またはコマンド名, rc=戻り値, error=エラーコード)OSのコマンドまたはAPIでエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- API名およびエラーコードから原因が特定できる場合があります。要因が判明しない場合,また,頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18809-W An error occurred during system call or OS command execution. (name=API名またはコマンド名, rc=戻り値, error=エラーコード)
OSコマンドまたはシステムコールの実行でエラーが発生しました(name=API名またはコマンド名, rc=戻り値, error=エラーコード)OSのコマンドまたはAPIでエラーが発生しました。
- (S)
- 処理を続行します。
- (O)
- API名およびエラーコードから原因が特定できる場合があります。要因が判明しない場合,また,頻繁に問題が発生してエラーが回復しない場合は,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18810-E The user does not have permission to execute the command.
コマンド実行権限がありませんコマンドの実行に必要な権限がありません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドの実行に必要な権限を持つアカウントで,コマンドを再実行してください。Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合は,管理者コンソールから実行してください。
KAVF18811-E The agent environment is invalid.
Agentの環境が不正ですHTM - Agent for RAIDのインストールまたはセットアップが正しく行われていないか,インストール環境が破損しています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- HTM - Agent for RAIDの再インストール,またはインスタンスの再セットアップを行ってから,コマンドを再実行してください。
KAVF18812-E The agent environment is invalid.
Agentの環境が不正ですHTM - Agent for RAIDのインストールまたはセットアップが正しく行われていないか,インストール環境が破損しています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- HTM - Agent for RAIDの再インストール,またはインスタンスの再セットアップを行ってから,コマンドを再実行してください。
KAVF18850-I No error was found during verification of the agent instance setting.
Agentインスタンス情報の検証でエラーが見つかりませんでしたAgentのインスタンス情報の検証で,エラーは見つかりませんでした。
- (S)
- 監視対象のストレージシステム情報を出力してコマンドを終了します。
KAVF18851-E An attempt to access the device set by the agent instance parameter has failed. (parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)
Agentインスタンス情報で設定されたデバイスへのアクセスに失敗しました(parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)Agentのインスタンス情報であるCommand Device File Nameパラメーターに設定されたデバイスファイルへのアクセスに失敗しました。設定したデバイスファイル名が正しくないか,デバイスの状態に問題がある可能性があります。現在の設定のままAgentのインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentのインスタンス情報の設定値またはデバイスの状態を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18852-E The device set by the agent instance parameter is not a command device. (parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)
Agentインスタンス情報で設定されたデバイスはコマンドデバイスではありません(parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)Agentのインスタンス情報であるCommand Device File Nameパラメーターで指定したデバイスは,HTM - Agent for RAIDがサポートするストレージシステムのデバイスですが,コマンドデバイス属性が設定されていません。現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Command Device File Nameパラメーターで指定したデバイスにコマンドデバイス属性を付与するか,Agentのインスタンス情報の設定値を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18855-E There is a conflict between a setting for the agent instance and the storage system's configuration. (parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)
Agentインスタンスの設定値がストレージシステム構成と一致しません(parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)Agentのインスタンス情報の設定値と監視対象ストレージシステムの構成が矛盾しています。このメッセージが出力される場合に考えられる原因を次に示します。 現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- 「IP Address or Host Name(Controller 0)」にコントローラー1の値を設定している。
- 「IP Address or Host Name(Controller 1)」にコントローラー0の値を設定している。
- 「IP Address or Host Name(Controller 0)」の設定で,ストレージシステムがDUAL構成であるにも関わらず,「IP Address or Host Name(Controller 1)」に値が入力されていない。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentのインスタンス情報の設定値を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18856-E An attempt to use an agent instance parameter to access the storage system has failed. (parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値, errno=エラー番号)
Agentインスタンスの設定値によるストレージシステムへのアクセスが失敗しました(parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値, errno=エラー番号)Agentのインスタンス情報に設定された情報でのストレージシステムへのアクセスが失敗しました。Agentインスタンス情報に設定した情報が正しくないか,Agentホストとストレージシステム間の通信に問題がある可能性があります。現在の設定のままAgentのインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentホストとストレージシステムの通信の問題を取り除いてから,コマンドを再実行してください。
KAVF18858-E An attempt to access the device definition file has failed. (parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)
装置定義情報ファイルへのアクセスに失敗しました(parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)Agentのインスタンス情報で,Array Unit Nameパラメーターを指定しているにも関わらず,装置定義情報ファイル(utlprm.inf)が見つかりません。監視対象のストレージシステムをDAMP GUIまたはStorage Navigator Modularで装置登録したあと,生成された装置定義情報ファイルの配置を行っていないか,配置場所が正しくない可能性があります。現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 装置定義情報ファイルの配置場所を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18859-E The specified unit name was not found in the device definition information file. (parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)
指定されたユニット名は装置定義情報ファイルに登録されていません(parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)Agentのインスタンス情報に設定されたユニット名が装置定義情報ファイル内に存在しません。Array Unit Nameパラメーターの指定値として,DAMP GUIまたはStorage Navigator Modularで装置登録を行ったときに指定したユニット名と異なる名前を指定しているか,装置定義情報ファイルの配置場所が正しくない可能性があります。現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentのインスタンス情報の設定値,または装置定義情報ファイルの配置場所を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18860-E The command device cannot be specified directly for an instance on a logical host. (parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)
論理ホストセットアップされたインスタンスにはコマンドデバイスを直接指定できません(parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)論理ホスト上でセットアップされたAgentインスタンスの場合,対象ストレージシステムのコマンドデバイスを物理ホスト上のクラスタ定義ファイル(jpcagtha.ini)に指定する必要があります。Agentのインスタンス情報であるCommand Device File Nameパラメーターに,固定キーワード「HACMDDEV」を設定してください。現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentのインスタンス情報の設定値を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18861-E An attempt to access the cluster definition file has failed.
クラスタ定義ファイルへのアクセスに失敗しましたAgentインスタンスは論理ホスト上でセットアップされていますが,クラスタ定義ファイル(jpcagtha.ini)が存在しないか,クラスタ定義ファイルへのアクセスに必要な権限がありません。現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- クラスタ定義ファイルの配置状態を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18862-E An attempt to acquire command device information from the cluster definition file has failed.
クラスタ定義ファイルからのコマンドデバイス情報取得に失敗しましたAgentインスタンスは論理ホスト上でセットアップされていますが,クラスタ定義ファイル(jpcagtha.ini)に必要な情報が存在しません。現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- クラスタ定義ファイルの内容を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18863-E The agent does not support the device specified for the agent instance parameter. (parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)
Agentインスタンス情報で設定されたデバイスはサポートされていません(parameter name=インスタンスパラメタ名, parameter value=パラメタ値)Agentのインスタンス情報であるCommand Device File Nameパラメーターで指定したデバイスは,HTM - Agent for RAIDではサポートしていません。現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentのインスタンス情報の設定値を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18864-E Required parameters for the agent instance are not specified.
必要なAgentインスタンス情報が設定されていませんAgentインスタンスの設定に必要な設定が行われていません。Storage Modelパラメーターで「1」を選択した場合,「IP Address or Host Name (Controller 0)」または「Array Unit Name」のどちらかに値を設定する必要があります。現在の設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentのインスタンス情報の設定値を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18865-E An error occurred during access to the storage system (name=コマンド名または関数名, rc=戻り値)
ストレージシステムへのアクセスでエラーが発生しました(name=コマンド名または関数名, rc=戻り値)jpctdchkinstコマンドによるストレージシステムへのアクセスでエラーが発生しました。このメッセージが出力された場合,前提プログラムがインストールされていない,ストレージシステム側で障害が発生している,またはストレージシステムとの物理的な接続に問題が生じているなどの可能性があります。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 前提プログラムのインストール状況,ストレージシステムの状態,および接続を確認し,問題を取り除いてからコマンドを再実行してください。
KAVF18866-W Another program is already logged in the storage system. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)
他のプログラムがストレージシステムにログインしています (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)ほかのプログラムがストレージシステムにログインしているため,jpctdchkinstコマンドは,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 「パスワードプロテクション制御機能」を有効にしている場合,ほかのプログラムを使用してシステムにログインしていないことを確認してから,コマンドを再実行してください。
KAVF18867-W Acquisition of performance information from the storage system stopped because a conflict with other processing occurred. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=エラーコード)
別の処理との競合が発生したため,ストレージシステムからの性能情報の取得を中止しました (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=エラーコード)ストレージシステム内で別の処理との競合が発生したため,Agentインスタンス設定の検証を中止しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- コマンドを再実行してください。
KAVF18868-E The specified volume GUID is invalid. (device=Volume_GUID)
指定されたVolume GUIDは無効です (device=Volume_GUID)指定された,ボリュームのGUIDは無効です。この設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorサービスは異常終了します。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- jpctdlistraidコマンドを実行してボリュームのGUIDを確認し,問題を取り除いてから,コマンドを再実行してください。
KAVF18869-E An attempt to login to the storage system has failed. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, errno=エラー番号)
ストレージシステムへのログインに失敗しました (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, errno=エラー番号)ストレージシステムへのログインに失敗しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 同時に出力されるメッセージの対処方法に従ってください。解決できない場合,システム管理者に連絡してください。
KAVF18870-E The specified user ID or password is invalid. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
指定されたユーザーIDまたはパスワードが不正です (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)指定されたユーザーIDまたはパスワードが不正であるため,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Account Authenticationを有効にしている場合,Storage Navigator Modularで設定しているHTM - Agent for RAID専用のユーザーIDおよびパスワードを確認してください。その後,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行して正しいユーザーIDおよびパスワードを再設定してください。最後に,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18871-E A user ID is not specified. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)
ユーザーIDが設定されていません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでのインスタンスのセットアップが実行されたときにユーザーIDが設定されていないため,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 監視対象のストレージシステムがHUS100シリーズまたはHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズで,Account Authenticationを有効にしている場合,「Storage Administrator (View Only)」というロールだけを持つHTM - Agent for RAID専用のアカウントが必要です。
- Storage Navigator Modularで設定しているHTM - Agent for RAID専用のユーザーIDを確認してください。その後,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドを実行して正しいユーザーIDおよびパスワードを再設定してください。最後に,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18873-E The role of the account is invalid. You do not have the necessary permissions. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
アカウントのロールが不正です 権限がありません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでのインスタンスのセットアップが実行されたときに設定されたアカウントには,適切な権限が設定されていません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Storage Navigator Modularを使用して,HTM - Agent for RAID専用のアカウントに「Storage Administrator (View Only)」というロールだけを設定してください。その後,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18874-E The role of the account is invalid. Modify permissions exist. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
アカウントのロールが不正です 更新権限が存在します (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでのインスタンスのセットアップが実行されたときに設定されたアカウントには,適切な権限が設定されていません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Storage Navigator Modularを使用して,HTM - Agent for RAID専用のアカウントに「Storage Administrator (View Only)」というロールだけを設定し,その他のロールはすべて削除してください。その後,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18875-E You cannot login because the maximum number of users are logged in. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
ログイン可能なユーザー数を超過したためログインできません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)ストレージシステムにログインできるユーザー数を超えたため,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- HUS100シリーズまたはHitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズにログインしているほかのプログラムのセッションをログアウトしてください。
KAVF18876-E You cannot login because the specified account is disabled. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
アカウントが無効のためログインできません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)指定されたアカウントが「無効」に設定されているため,ストレージシステムにログインできません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 指定されたアカウントは「無効」に設定されています。Storage Navigator Modularを使用して,アカウントの状態を確認してください。アカウントを「有効」に設定したあと,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンスの設定が正しいことを確認してください。
KAVF18877-E The session was disconnected. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)
セッションが切断されています (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, user ID=ユーザーID)セッションが切断されています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- HTM - Agent for RAID専用のアカウントが,強制ログアウトが実行されるなどの要因で「無効」になっているか,その他の要因で不正な状態になっています。Storage Navigator Modularを使用して,HTM - Agent for RAID専用のアカウントの状態を確認してください。
- このエラーが解決されない場合は,jpcrasコマンドで資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18878-E The specified storage system is not supported.
サポート対象外のストレージシステムですサポート対象外のストレージシステムです。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 監視対象のストレージシステムがサポート対象のモデルであることを確認してください。
KAVF18879-E An error occurred while secure communication with the storage system. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=API戻り値)
ストレージシステムとのセキュア通信でエラーが発生しました (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, rc=API戻り値)ストレージシステムとのセキュア通信でエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- ストレージシステムの状態や接続環境を確認してください。解決しない場合には,jpcrasコマンドで保守資料を採取してから,システム管理者に連絡してください。
KAVF18880-E Possible error causes are as followings:
-The specified IP address or host name of the target storage system is incorrect.
-The target storage system does not support the secure port function.
-The target storage system is inactive.
-A communication error has occurred.
-The port number of the target storage system is incorrect.
考えられるエラー要因は以下のとおりです
・IPアドレスまたはホスト名が間違っている
・ストレージシステムでセキュアポート機能がサポートされていない
・ストレージシステムが起動していない
・通信エラー
・ターゲットポート番号が間違っているAgentインスタンス情報に設定した情報に間違いがあるか,Agentホストとストレージシステム間の通信に問題がある可能性があります。この設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 次の内容を確認して,Agentホストとストレージシステムの通信の問題を取り除いてから,コマンドを再実行してください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名が間違っている可能性があります。jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名を再設定してください。
- ストレージシステムが起動していない可能性があります。ストレージシステムの状態を確認して,起動していなければ起動してください。
- ストレージシステムが再起動中の可能性があります。ストレージシステムが起動するまで待ってください。
- ストレージシステムとAgentホスト間の通信機器に障害が発生している可能性があります。通信機器の障害を取り除いてください。
- ストレージシステムのポート番号をデフォルトから変更している場合,Agentホストのservicesファイルに設定しているポート番号と異なっている可能性があります。ストレージシステムのポート番号を,Agentホストのservicesファイルに設定しているポート番号に再設定してください。ポート番号の設定方法については,ご使用のストレージシステムのマニュアルを参照してください。
- セキュア通信を使用する設定にしている場合,ストレージシステムがセキュア通信に対応していない可能性があります。SANRISE9500VシリーズおよびHitachi AMS/WMSシリーズは,セキュア通信に対応していません。jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでインスタンス情報のSecure Port function?の値にNまたはnを設定してください。
- HUS100シリーズ,Hitachi AMS2000シリーズおよびHitachi SMSシリーズの場合は,ストレージシステムのマイクロコードのバージョンを更新してください。ストレージシステムのマイクロコードのバージョンとHTM - Agent for RAIDの機能の対応については,「7. レコード」を参照してください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスにIPv6アドレスを設定している場合,AgentホストがIPv6環境に設定されていない可能性があります。AgentホストをIPv6環境に設定してください。
- AIXにHTM - Agent for RAIDをインストールした場合,Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスに,IPv6アドレスを設定している可能性があります。ストレージシステムのIPアドレスをIPv4アドレスに設定して,インスタンス情報を更新してください。
KAVF18881-E Possible error causes are as followings:
-The specified IP address or host name of the target storage system is incorrect.
-The non-secure port status on the storage system is disabled.
-The target storage system is inactive.
-A communication error has occurred.
-The port number of the target storage system is incorrect.
考えられるエラー要因は以下のとおりです。
・IPアドレスまたはホスト名が間違っている
・ストレージシステムで通常ポート状態が無効である
・ストレージシステムが起動していない
・通信エラー
・ターゲットポート番号が間違っているAgentインスタンス情報に設定した情報に間違いがあるか,Agentホストとストレージシステム間の通信に問題がある可能性があります。この設定のままAgentインスタンスを起動した場合,Agent Collectorは情報を収集できません。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 次の内容を確認して,Agentホストとストレージシステムの通信の問題を取り除いてから,コマンドを再実行してください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名が間違っている可能性があります。jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名を再設定してください。
- ストレージシステムが起動していない可能性があります。ストレージシステムの状態を確認して,起動していなければ起動してください。
- ストレージシステムが再起動中の可能性があります。ストレージシステムが起動するまで待ってください。
- ストレージシステムとAgentホスト間の通信機器に障害が発生している可能性があります。通信機器の障害を取り除いてください。
- ストレージシステムのポート番号をデフォルトから変更している場合,Agentホストのservicesファイルに設定しているポート番号と異なっている可能性があります。ストレージシステムのポート番号を,Agentホストのservicesファイルに設定しているポート番号に再設定してください。ポート番号の設定方法については,ご使用のストレージシステムのマニュアルを参照してください。
- セキュア通信を使用しない場合,ストレージシステムの通常ポート状態がDisableになっている可能性があります。ストレージシステムの通常ポート状態をEnableに設定してください。ポート状態の設定方法については,ご使用のストレージシステムのマニュアルを参照してください。
- セキュア通信を使用する設定に変更する場合は,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでインスタンス情報のSecure Port function?の値にYまたはyを設定してください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスにIPv6アドレスを設定している場合,AgentホストがIPv6環境に設定されていない可能性があります。AgentホストをIPv6環境に設定してください。
- AIXにHTM - Agent for RAIDをインストールした場合,Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスに,IPv6アドレスを設定している可能性があります。ストレージシステムのIPアドレスをIPv4アドレスに設定して,インスタンス情報を更新してください。
KAVF18882-E The specified IP address is incorrect, or it failed in the name resolution of the host name. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, error number=エラー番号)
不正なIPアドレスが指定されました またはホスト名の名前解決ができませんでした (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, error number=エラー番号)インスタンス情報「IP Address or Host Name (Controller 0)」および「IP Address or Host Name (Controller 1)」の設定値に不正なIPアドレスが指定されたか,またはホスト名の名前解決ができませんでした。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 次の内容を確認して問題を取り除いてください。問題を取り除いたあと,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンス設定が正しいことを確認してください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名が間違っている可能性があります。jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでストレージシステムのIPアドレスまたはホスト名を再設定して,インスタンス情報を更新してください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのホスト名から,IPアドレスへの名前解決ができません。hostsファイルなどでホスト名またはIPアドレスを変更し,名前解決ができるようにしてください。
- Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスにIPv6アドレスを設定している場合,AgentホストがIPv6通信に対応していない可能性があります。AgentホストをIPv6環境に設定してください。または,jpcconf inst setup(jpcinssetup)コマンドでストレージシステムのIPアドレスをIPv4アドレスに再設定して,インスタンス情報を更新してください。
- AIXにHTM - Agent for RAIDをインストールした場合,Agentのインスタンス情報として設定したストレージシステムのIPアドレスに,IPv6アドレスを設定している可能性があります。ストレージシステムのIPアドレスをIPv4アドレスに設定して,インスタンス情報を更新してください。
KAVF18883-E The protocol version of IP address or the host name specified for controller 0 and controller 1 do not match. (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, error number=エラー番号)
コントローラー0とコントローラー1に指定したIPアドレスまたはホスト名のプロトコルバージョンが一致しません (unitname=ストレージシステム名またはインスタンス名, error number=エラー番号)インスタンス情報「IP Address or Host Name (Controller 0)」および「IP Address or Host Name (Controller 1)」のうち,一方をIPv4アドレスに,もう一方をIPv6アドレスに設定しています。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- インスタンス情報「IP Address or Host Name (Controller 0)」および「IP Address or Host Name (Controller 1)」の設定値をIPv4アドレスまたはIPv6アドレスのどちらかに統一して,インスタンス情報を更新してください。その後,jpctdchkinstコマンドを実行してインスタンス設定が正しいことを確認してください。
KAVF24901-E An attempt to acquire product information has failed. (servicekey=サービスキー)
製品情報の取得に失敗しました(servicekey=サービスキー)jpctminfoコマンドで指定したサービスキーで示すAgentの製品情報の取得に失敗しました。次の要因が考えられます。
- サービスキーが示すAgentが04-00より前のバージョンのため,製品情報が取得できない。
- Agentのインストールまたはアンインストール処理中である。
- 上記の要因に該当しない場合,サービスキーが示すAgentの環境が不正である。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentのインストールまたはアンインストール処理中の場合は,処理完了後にコマンドを再実行してください。環境が不正な場合は,保守情報を採取したあと,サービスキーが示すAgentを上書きインストールしてください。
KAVF24902-E There is no product information. (servicekey=サービスキー)
製品情報はありません(servicekey=サービスキー)jpctminfoコマンドで指定したサービスキーで示すAgentがインストールされていません。
- (S)
- コマンドを終了します。
KAVF24903-I There is no patch history information.
修正パッチの履歴情報はありませんjpctminfoコマンドで指定したAgentには修正パッチの履歴情報はありません。
- (S)
- コマンドを終了します。
KAVF24904-E An error occurred while reading the patch history information.
修正パッチ履歴情報の読み込みでエラーが発生しましたjpctminfoコマンドで指定したAgentの修正パッチの,履歴情報の読み込みでエラーが発生しました。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- Agentのインストールまたはアンインストール処理中であると考えられます。処理完了後にコマンドを再実行してください。該当しない場合は,保守資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVF24905-E The service key(サービスキー) cannot be specified.
サービスキー(サービスキー)は指定できません不当なサービスキーが指定されました。
- (S)
- コマンドを終了します。
- (O)
- 正しいサービスキーを指定したか確認してください。
KAVF24918-E An internal error occurred. (detail=詳細コード)
内部エラーが発生しました (detail=詳細コード)Agent独自の設定情報のバックアップ中に内部エラーが発生しました。
- (S)
- Agent独自の設定情報のバックアップを中止します。
- (O)
- 保守資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
KAVF24919-E An attempt to create the directory failed. (directory=ディレクトリ名)
ディレクトリの作成に失敗しました (directory=ディレクトリ名)Agent独自の設定情報のバックアップ中に,バックアップ先ディレクトリの作成に失敗しました。
- (S)
- Agent独自の設定情報のバックアップを中止します。
- (O)
- 次の内容を確認し,要因を取り除いたあとに再度バックアップを実行してください。
- 作成対象ディレクトリの上位のディレクトリに書き込み権限があるか。
- 作成対象ディレクトリと同名のファイルがすでに存在していないか。
KAVF24920-E An attempt to copy the file failed. (copy source=コピー元ファイル名, copy destination=コピー先ファイル名)
ファイルのコピーに失敗しました (copy source=コピー元ファイル名, copy destination=コピー先ファイル名)Agent独自の設定情報のバックアップ中に,ファイルのコピーに失敗しました。
- (S)
- Agent独自の設定情報のバックアップを中止します。
- (O)
- 次の内容を確認し,要因を取り除いたあとに再度バックアップを実行してください。
- ファイルのコピー先ディレクトリに書き込み権限があるか。
- コピー元ファイルと同名のディレクトリがすでに存在しないか。
- ディスクの空き容量が不足していないか。
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