Tuning Manager - Agent for RAID
Logical Device Summary(PI_LDS)レコードには,論理デバイスに対する読み取り/書き込み処理の実行状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。
- 注
- HTM - Agent for RAIDがSLPR制限モードで起動している場合,監視対象SLPRに所属する論理デバイスの情報だけを収集します。
- 監視対象ストレージシステムがHUS VM,Virtual Storage PlatformシリーズおよびUniversal Storage Platform V/VMシリーズの場合,論理デバイス番号が00:00:00から00:3F:FFまでの論理デバイスの情報だけを収集します。
項目 デフォルト値 変更可否 Collection Interval 300 ○※ Collection Offset 0 × Log Yes × LOGIF 空白 ×
- 注※
- 変更できる値は,次のとおりです。
- Storeバージョン1.0の場合
300~3,600のうち60の倍数かつ3,600の約数。- Storeバージョン2.0の場合
60~3,600のうち60の倍数かつ3,600の約数。- ただし,Collection Intervalをデフォルト値よりも小さな値に設定した場合,次の問題が発生するおそれがあります。
- 共通メッセージログにKAVE00227-Wメッセージが継続して出力される
- Agent Storeサービスの状態が継続的に「Busy」となる
- この問題の解決方法については,「10.2 トラブルシューティング」を参照してください。
PI_LDS_LDEV_NUMBER
論理デバイスの設定から解除まで。
- 固定部:677バイト
- 可変部:268バイト
PFM - View名
(PFM - Manager名)説明 要約 形式 デルタ サポートストレージ データソース ミッドレンジ エンタープライズ Interval
(INTERVAL)情報が収集されたインターバルの秒数。 ADD ulong No ○ ○ - LDEV Number
(LDEV_NUMBER)論理デバイス番号。※1 COPY string(16) No ○ ○ - Random Total I/O /sec
(RANDOM_TOTAL_IO_RATE)ランダム処理の頻度(1秒当たりのランダム読み取り処理とランダム書き込み処理の回数の和)。 % float No ○※2,※3 ○ - Random Total Xfer /sec
(RANDOM_TOTAL_XFER_RATE)ランダム処理の転送速度(1秒当たりのランダム読み取り処理とランダム書き込み処理のメガバイト数の和)。 % float No ○※2,※3 ○※4 - Read Hit %
(READ_HIT_RATE)読み取り処理のキャッシュヒット率。 % float No ○※5 ○ (READ_HIT_IO_COUNT / READ_IO_COUNT)*100 Read Hit I/O Count
(READ_HIT_IO_COUNT)読み取り処理のうちキャッシュにヒットした回数。 ADD ulong Yes ○※5 ○ - Read I/O /sec
(READ_IO_RATE)読み取り処理の頻度(1秒当たりの回数)。 % float No ○※5 ○ READ_IO_COUNT / INTERVAL Read I/O Count
(READ_IO_COUNT)読み取り処理の回数。 ADD ulong Yes ○※5 ○ - Read Mbytes
(READ_MBYTES)読み取りデータの転送サイズ(メガバイト単位)。 ADD ulong Yes ○※2 ○※4 - Read Response Rate
(READ_RESPONSE_RATE)読み取り処理要求当たりの処理時間の平均値(マイクロ秒)。 % float No ○※2 ○※4 - Read Total Response
(READ_TOTAL_RESPONSE)読み取り処理要求の処理時間の合計値(マイクロ秒)。 ADD double Yes ○※2 ○※4 - Read Xfer /sec
(READ_XFER_RATE)読み取り処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)。 % float No ○※2 ○※4 READ_MBYTES / INTERVAL Record Time
(RECORD_TIME)ストレージシステムからデータが収集され,レコードが生成された時刻(グリニッジ標準時)。 COPY time_t No ○ ○ - Record Type
(INPUT_RECORD_TYPE)レコードタイプ識別子。常に「LDS」。 COPY string(8) No ○ ○ - Sequential Total I/O /sec
(SEQUENTIAL_TOTAL_IO_RATE)シーケンシャル処理の頻度(1秒当たりのシーケンシャル読み取り処理とシーケンシャル書き込み処理の回数の和)。 % float No ○※2,※3 ○ - Sequential Total Xfer /sec
(SEQUENTIAL_TOTAL_XFER_RATE)シーケンシャル処理の転送速度(1秒当たりのシーケンシャル読み取り処理とシーケンシャル書き込み処理のメガバイト数の和)。 % float No ○※2,※3 ○※4 - Total Response Rate
(TOTAL_RESPONSE_RATE)読み取り/書き込み処理要求当たりの処理時間の平均値(マイクロ秒)。 % float No ○※2 ○※4 - Write Hit %
(WRITE_HIT_RATE)書き込み処理のキャッシュヒット率。 % float No ○※5 - (WRITE_HIT_IO_COUNT / WRITE_IO_COUNT)*100 Write Hit I/O Count
(WRITE_HIT_IO_COUNT)書き込み処理のうちキャッシュにヒットした回数。 ADD ulong Yes ○※5 - - Write I/O /sec
(WRITE_IO_RATE)書き込み処理頻度(1秒当たりの回数)。 % float No ○※5 ○ WRITE_IO_COUNT / INTERVAL Write I/O Count
(WRITE_IO_COUNT)書き込み処理回数。 ADD ulong Yes ○※5 ○ - Write Mbytes
(WRITE_MBYTES)書き込みデータ転送サイズ(メガバイト単位)。 ADD ulong Yes ○※2 ○※4 - Write Response Rate
(WRITE_RESPONSE_RATE)書き込み処理要求当たりの処理時間の平均値(マイクロ秒)。 % float No ○※2 ○※4 - Write Total Response
(WRITE_TOTAL_RESPONSE)書き込み処理要求の処理時間の合計値(マイクロ秒)。 ADD double Yes ○※2 ○※4 - Write Xfer /sec
(WRITE_XFER_RATE)書き込み処理の転送速度(1秒当たりのメガバイト数)。 % float No ○※2 ○※4 WRITE_MBYTES / INTERVAL
- 注※1
- 論理デバイスがLUSEを構成する論理デバイスである場合,LDEV_NUMBERは次の値になります。
- HUS VM,Virtual Storage Platformシリーズ,Universal Storage Platform V/VMシリーズ,Hitachi USP,SANRISE Hシリーズ,またはSANRISE9900Vシリーズの場合
LUSEの先頭論理デバイスの論理デバイス番号- HUS100シリーズ,Hitachi AMS2000/AMS/WMS/SMSシリーズまたはSANRISE9500Vシリーズの場合
メイン論理ユニットの論理デバイス番号- 各性能情報フィールドにはLUSEを構成する論理デバイス群全体に対する読み取り/書き取り処理の統計情報が格納されます。LUSEを構成する各論理デバイスについてのレコードは生成されません。ただし,外部接続された論理デバイス,QuickShadow/Copy-on-Write Snapshot/Thin ImageのV-VOL,またはDynamic ProvisioningのV-VOLで構成されるLUSEにLUパスが設定されていない場合,LUSEとして認識されないで,個別の論理デバイスごとにレコードが生成されます。
- 注※2
- 監視対象のストレージシステムで性能統計情報を採取する設定をしている場合だけ,値が取得できます。
- 注※3
- Hitachi AMS/WMSシリーズおよびSANRISE9500Vシリーズでは値を取得できません。
- 注※4
- メインフレーム用のエミュレーションタイプが設定された論理デバイスの場合はサポートしません。
- 注※5
- 次のストレージシステムの場合,監視対象のストレージシステムで性能統計情報を採取する設定をしているときだけ,値が取得できます。
- HUS100シリーズ
- Hitachi SMSシリーズ
- Hitachi AMS2000シリーズ
- Hitachi AMS/WMSシリーズ
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