Tuning Manager Software インストールガイド
クラスタ構成のSolarisホストでTuning Manager serverをアンインストールする場合の操作について説明します。アンインストールは,実行系ノード,待機系ノードの順に実施してください。
- この項の構成
- (1) 実行系ノードでのアンインストール手順
- (2) 待機系ノードでのアンインストール手順
- rootユーザーでホストにログインします。またはsuコマンドを使用してrootユーザーに切り替えます。
- サービス以外のリソースをオンラインにします。
オンラインにするリソースは次のとおりです。
- VERITAS Cluster Serverの場合
・論理IPアドレス
・共有ディスク- Sun Clusterの場合
・論理ホスト名
・共有ディスク- クラスタソフトウェアからの操作で,Hitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにします。
オフラインにするTuning Manager serverのサービスは次のとおりです。
- HiRDB/ClusterService _HD0
- HBase Storage Mgmt Common Service
- HBase Storage Mgmt Web Service
- HiCommand Performance Reporter
- HiCommand Suite TuningManager
- HiCommand Suite TuningService※
Tuning Manager server以外のHitachi Command Suite製品のサービスについては,各製品のマニュアルを参照してください。
- 注※
- Tuning Manager serverが内部的に使用するサービスです。
- Hitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象から外します。
管理対象から外すサービスは,手順3でオフラインにしたサービスです。
- VERITAS Cluster Serverの場合
1.VERITAS Cluster Managerを起動します。
2.Hitachi Command Suite製品の各サービスで右クリックして表示されるコンテキストメニューにある[Enabled]のチェックを外します。
3.Cluster Explorerウィンドウで[Service Groups]タブを選択します。
4.Hitachi Command Suite製品のサービスを登録したグループを選択して,右クリックして表示されるコンテキストメニューから[Freeze]-[Temporary]を選択します。- Sun Clusterの場合
1.Hitachi Command Suite製品の各サービスのリソース監視を無効にします。次のコマンドを実行してください。
# /usr/cluster/bin/scswitch -n -M -j <リソース名>
2.Hitachi Command Suite製品の各サービスのリソースを無効にします。次のコマンドを実行してください。
# /usr/cluster/bin/scswitch -n -j <リソース名>- 手順3でオフラインにしたサービスがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,クラスタソフトウェアからそのサービスを削除します。
- Tuning Manager serverをアンインストールします。
アンインストール手順については,「5.6 アンインストールの手順(Solaris環境)」の手順4以降を参照してください。- Tuning Manager serverのインストール先ディレクトリに不要なファイルまたはディレクトリが残っている場合は,すべて削除します。
- Tuning Manager serverのサービスを登録しているグループを待機系ノードに切り替えます。
- 次のリソースがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,そのリソースをオフラインにしてから削除します。
- VERITAS Cluster Serverの場合
・論理IPアドレス
・共有ディスク- Sun Clusterの場合
・論理ホスト名
・共有ディスク- Hitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループが不要になった場合は,そのグループを削除します。
- Tuning Manager serverのクラスタシステムでのセットアップ時に,各プログラムプロダクトのサービスを制御するコマンドをクラスタソフトウェアが認識する場所にコピーしています。コピーしたコマンドは,Tuning Manager serverのアンインストール時に削除されないため,次の操作を実行して削除します。
rm /etc/init.d/cluster_hicommand-PR rm /etc/init.d/cluster_hicommand-TM rm /etc/init.d/cluster_hicommand-TSほかのHitachi Command Suite製品がインストールされていない場合,次の操作も実行して削除します。rm /etc/init.d/sc_hicommand-SSOS rm /etc/init.d/sc_hicommand-CWS- Tuning Manager serverのクラスタシステムでのセットアップ時に,スクリプトファイルを作成しています。スクリプトファイルは,Tuning Manager serverのアンインストール時に削除されないため,手動で削除します。
削除するスクリプトファイルは次のとおりです。ただし,セットアップ時に作成していないスクリプトファイルは,削除する必要はありません。ほかのHitachi Command Suite製品がインストールされていない場合,次のスクリプトファイルも手動で削除します。
- Performance Reporterの制御スクリプトファイル
- HiCommand Suite TuningManagerの制御スクリプトファイル
- HiRDBの制御スクリプトファイル
- HBase Storage Mgmt Common Serviceの制御スクリプトファイル
- HBase Storage Mgmt Web Serviceの制御スクリプトファイル
- Performance Reporterのセットアップ時に,ブックマークのリポジトリーの格納先を共有ディスクに設定しています。共有ディスク内のリポジトリーは,Tuning Manager serverのアンインストール時に削除されないため,手動で削除します。
- rootユーザーでホストにログインします。またはsuコマンドを使用してrootユーザーに切り替えます。
- クラスタソフトウェアからの操作で,Hitachi Command Suite製品のサービスをオフラインにします。
オフラインにするTuning Manager serverのサービスは次のとおりです。
- HiRDB/ClusterService _HD0
- HBase Storage Mgmt Common Service
- HBase Storage Mgmt Web Service
- HiCommand Performance Reporter
- HiCommand Suite TuningManager
- HiCommand Suite TuningService※
Tuning Manager server以外のHitachi Command Suite製品のサービスについては,各製品のマニュアルを参照してください。
- 注※
- Tuning Manager serverが内部的に使用するサービスです。
- Hitachi Command Suite製品のサービスをクラスタソフトウェアの管理対象から外します。
管理対象から外すサービスは,手順2でオフラインにしたサービスです。
- VERITAS Cluster Serverの場合
1.VERITAS Cluster Managerを起動します。
2.Hitachi Command Suite製品の各サービスで右クリックして表示されるコンテキストメニューにある[Enabled]のチェックを外します。
3.Cluster Explorerウィンドウで[Service Groups]タブを選択します。
4.Hitachi Command Suite製品のサービスを登録したグループを選択して,右クリックして表示されるコンテキストメニューから[Freeze]-[Temporary]を選択します。- Sun Clusterの場合
1.Hitachi Command Suite製品の各サービスのリソース監視を無効にします。次のコマンドを実行してください。
# /usr/cluster/bin/scswitch -n -M -j <リソース名>
2.Hitachi Command Suite製品の各サービスのリソースを無効にします。次のコマンドを実行してください。
# /usr/cluster/bin/scswitch -n -j <リソース名>- 手順2でオフラインにしたサービスがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,クラスタソフトウェアからそのサービスを削除します。
- Tuning Manager serverをアンインストールします。
アンインストール手順については,「5.6 アンインストールの手順(Solaris環境)」の手順4以降を参照してください。- Tuning Manager serverのインストール先ディレクトリに不要なファイルまたはディレクトリが残っている場合は,すべて削除します。
- 次のリソースがほかのアプリケーションによって使用されていない場合は,そのリソースをオフラインにしてから削除します。
- VERITAS Cluster Serverの場合
・論理IPアドレス
・共有ディスク- Sun Clusterの場合
・論理ホスト名
・共有ディスク- Hitachi Command Suite製品のサービスを登録しているグループが不要になった場合は,そのグループを削除します。
- Tuning Manager serverのクラスタシステムでのセットアップ時に,各プログラムプロダクトのサービスを制御するコマンドをクラスタソフトウェアが認識する場所にコピーしています。コピーしたコマンドは,Tuning Manager serverのアンインストール時に削除されないため,次の操作を実行して削除します。
rm /etc/init.d/cluster_hicommand-PR rm /etc/init.d/cluster_hicommand-TM rm /etc/init.d/cluster_hicommand-TSほかのHitachi Command Suite製品がインストールされていない場合,次の操作も実行して削除します。rm /etc/init.d/sc_hicommand-SSOS rm /etc/init.d/sc_hicommand-CWS- Tuning Manager serverのクラスタシステムでのセットアップ時に,スクリプトファイルを作成しています。スクリプトファイルは,Tuning Manager serverのアンインストール時に削除されないため,手動で削除します。
削除するスクリプトファイルは次のとおりです。ただし,セットアップ時に作成していないスクリプトファイルは,削除する必要はありません。ほかのHitachi Command Suite製品がインストールされていない場合,次のスクリプトファイルも手動で削除します。
- Performance Reporterの制御スクリプトファイル
- HiCommand Suite TuningManagerの制御スクリプトファイル
- HiRDBの制御スクリプトファイル
- HBase Storage Mgmt Common Serviceの制御スクリプトファイル
- HBase Storage Mgmt Web Serviceの制御スクリプトファイル
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