Tuning Manager Software 運用管理ガイド

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A.1 メモリー見積もりを実施する前に

この章で説明する見積もり方法で対象となるメモリーは,Javaのヒープ領域です。Javaのヒープ領域は,プログラム上で使用できる範囲は限定されています。例えば,物理メモリーを4GB搭載した環境でも,物理メモリーの空き領域には関係なく,プログラムが別途確保したヒープ領域を使用します。そのため,メモリーが大量に搭載された環境でも,メモリー見積もりを必ず実施してください。

注意
マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software インストールガイド」に記載されている仮想メモリー容量は,今回の見積もり方法で対象となるJavaのヒープ領域を含んでいます。そのため,メモリー拡張を実施する場合は,Tuning Managerの仮想メモリー容量に,拡張したメモリー量を追加して,システムを見直す必要があります。

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