Tuning Manager Software 運用管理ガイド

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9.13.7 account.lock.num

ユーザーアカウントが自動的にロックされるまでの,ログインの失敗回数を指定します。ユーザーがログインに連続して失敗した回数が指定値に達すると,ユーザーアカウントが自動的にロックされます。ただし,初期状態では,Systemアカウントはロックされません。Systemアカウントもロックの対象にしたい場合は,「9.14 Systemアカウントのロックに関する設定」を参照してください。指定できる値の範囲は,0~10です。0を指定した場合,ユーザーがログインに何度失敗しても,ユーザーアカウントはロックされません。

デフォルト:0(ユーザーアカウントをロックしない)

シングルサインオン機能を利用しているほかのHitachi Command Suite製品でログインに失敗した回数も,失敗回数としてカウントされます。例えば,失敗回数が3回に設定されている場合,ユーザーが,Device Managerで1回,Replication Managerで1回,Global Link Availability Managerで1回,連続してログインに失敗すると,ユーザーアカウントが自動的にロックされます。

失敗回数を変更した場合,その値は,変更後にログインに失敗したときから適用されます。

ログイン中のユーザーがいるときに,再度そのユーザーでログインを試行し,失敗回数が指定値に達すると,そのユーザーアカウントはロックされます。ただし,すでにログインしているユーザーは操作を継続できます。

ユーザーアカウントのロックは,Web Clientから解除できます。ユーザーアカウントのロックを解除するためには,User Management権限が必要です。ユーザーアカウントのロックを解除する方法については,「4.3.5 ユーザーアカウントのロック状態を変更する」を参照してください。

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