Tuning Manager Software 運用管理ガイド
jpcrptコマンドでのレポート出力時に,PFM - Managerへのアクセスエラーが発生して,KAVJK0405-Eメッセージが出力されることがあります。この場合,KAVJK0405-Eメッセージに出力される保守情報の内容によって,対処が異なります。
KAVJK0405-Eメッセージに出力される保守情報の内容別の対処を次に示します。
- この項の構成
- (1) ViewServer error code: -2001
- (2) ViewServer error code: -2004またはViewServer error code: -2005
(1) ViewServer error code: -2001
View Serverサービスでメモリー不足が発生しています。View Serverサービスは,使用するメモリーの上限値をデフォルトで256MBに固定して動作します。そのため,メモリーの空き容量とは関係なく,処理するデータ量が多い場合にメモリー不足が発生します。この場合,次の対処をしてください。
- 初期設定ファイル(config.xml)のblockTransferModeにtrueが指定されていることを確認してください。blockTransferModeにtrueを指定した場合,レポートのデータをView Serverから分割して受信できます。
- レポートの取得間隔を短くしてください。
- 同時に取得するレポート数を減らしてください。
- View Serverサービスで使用するメモリーの上限値を拡張してください。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,トラブルへの対処方法について説明している章を参照してください。
(2) ViewServer error code: -2004またはViewServer error code: -2005
PFM - Managerとの通信障害によって,レポート出力に失敗しています。jpcrptコマンドを再実行してください。このエラーが頻発する場合は,jpcprrasおよびjpcrasコマンドで資料を採取して,システム管理者に連絡してください。問題が解決しない場合は,顧客問い合わせ窓口へ連絡してください。
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