Tuning Manager Software 運用管理ガイド

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5.2 エージェントの接続設定

Tuning Manager serverを使用するためには,エージェントの接続設定が完了している必要があります。

通常は,Tuning Manager serverのインストール時にエージェントの情報が自動登録されます。ただし,Performance Managementが提供するエージェントは,Performance Reporterに自動登録されません。Performance Managementが提供するエージェントを手動で登録する方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software インストールガイド」を参照してください。

また,運用開始後に設定変更が必要になる場合があります。

PFM - Managerでの設定が必要となるパターン
運用開始後,次のような環境変更をした場合,Performance Reporterの[エージェント]画面に表示されている該当エージェントのサービス情報を削除する必要があります。削除しなかった場合,Performance Reporter,PFM - Managerの管理するデータ上に参照先不明のデータが残り続けます。
  • エージェントをアンインストールしたとき
  • エージェントインスタンスをアンセットアップしたとき
  • 運用開始後にPFM - Manager,またはエージェントのホスト名を変更したとき
Action Handlerサービスのサービス情報を削除した場合は,そのAction Handlerを使用したアラームのアクション実行ができなくなるため,アラームのアクション実行をするAction Handlerサービスを再設定する必要があります。
サービス情報を削除するにはPFM - Managerのjpctool service deletejpcctrl delete)コマンドを使用します。サービス情報を削除したあと,PFM - ManagerおよびPerformance Reporterを再起動してください。詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
なお,Tuning Manager serverのGUIに削除結果を反映するには,PFM - ManagerおよびPerformance Reporterを再起動したあと,次の操作が必要です。

  1. Tuning Manager serverの[ポーリング設定]画面を表示します。
  2. [リフレッシュ]ボタンをクリックして,[ポーリング設定]画面に表示されている情報を更新します。

Main Consoleでの設定が必要となるパターン
Main Consoleの場合,PFM - Managerが管理するエージェントの情報を参照するため,Main Consoleでの設定は不要です。

Performance Reporterでの設定が必要となるパターン
次のような場合には再度設定する必要があります。
  • 新しいプロダクトIDのエージェントを追加する場合
    プロダクトIDについては,該当するエージェントのマニュアルを参照してください。
  • すでに登録しているエージェントのデータモデルのバージョンを更新する場合
エージェントの登録の詳細については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager Software インストールガイド」を参照してください。

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