Tuning Manager Software 運用管理ガイド
User Management権限を持つユーザーは,警告バナーのメッセージを設定できます。
Hitachi Command Suite製品では,ログイン時のセキュリティリスク対策として,任意のメッセージ(警告バナー)を表示できます。
警告バナーのメッセージはhcmdsbannerコマンドを使用しても設定できます。hcmdsbannerコマンドでメッセージを設定する場合は,使用できるHTMLタグに制限がありません。また,ロケールごとに異なるメッセージを設定できます。hcmdsbannerコマンドで警告バナーを設定する方法については,「9.15 警告バナーの設定」を参照してください。
- 注意
- Web Clientでは警告バナーのデフォルトとして表示されるメッセージだけを編集できます。ただし,hcmdsbannerコマンドを使用して設定されたメッセージの場合,Web Clientで使用できないHTMLタグが含まれているときは編集できません。
警告バナーのメッセージを編集するには,次の手順を実行します。
- エクスプローラエリアで[管理者メニュー]-[セキュリティ]を選択したあと,ナビゲーションエリアで[警告バナー]を選択します。
アプリケーションエリアに警告バナー画面が表示されます。警告バナー画面には,設定されているメッセージが表示されます。メッセージが設定されていない場合は,「メッセージが定義されていません。」が表示されます。- [メッセージ編集]ボタンをクリックします。
メッセージ編集ダイアログが表示されます。- [メッセージ]テキストボックスでメッセージを編集します。設定されているメッセージを削除する場合は,[削除]ボタンをクリックします。
メッセージはHTML形式で編集します。使用できる最大文字数はHTMLタグも含めて1,000文字です。Web Clientでメッセージを編集する場合,使用できるHTMLタグは次のとおりです。<b> </b> <i> </i> <center> </center> <br> <div dir="ltr"> <div dir="rtl"> <div style="direction:rtl"> <div style="direction:ltr"> </div>HTMLタグの大文字,小文字は区別しません。
HTMLタグで使用する文字をメッセージに表示する場合は,HTMLのエスケープシーケンスを使用してください。
表示するメッセージを任意の位置で改行したい場合,HTMLタグの<br>を使用してください。メッセージの編集時に入力した改行は,登録時には無視されます。- 編集したメッセージを確認するために,[プレビュー]ボタンをクリックします。
メッセージが正しく編集されている場合は,[プレビュー]欄にメッセージのHTML表示イメージが表示されます。使用できないタグを使用している場合や,HTMLの構文に問題がある場合は,エラーメッセージが表示され,[プレビュー]欄は空白となります。- メッセージが正しく表示されることを確認したら,[OK]ボタンをクリックして編集内容を保存します。メッセージの編集をキャンセルする場合は[キャンセル]ボタンをクリックします。
All Rights Reserved. Copyright© 2010, 2014, Hitachi, Ltd.