Hitachi Command Suite Software Plug-in for Virtualization Server Provisioning ユーザーズガイド

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2.5 アクセス制御を設定する

ストレージ管理者は,サーバ管理者がPlug-in for Virtualization Server ProvisioningからアクセスできるHitachi Command Suiteのストレージリソースの範囲を制御します。

Hitachi Command Suiteでのアクセス制御の概念や設定時の具体的な条件については,Hitachi Command Suiteのオンラインヘルプを参照してください。

条件

事前に完了しておく操作

アクセス制御を設定するには:

  1. Hitachi Command Suiteにログインします。
  2. 管理]タブの[リソースグループ]で,リソースグループを作成します。
    サーバ管理者がPlug-in for Virtualization Server Provisioningから使用できるストレージリソースの範囲に合わせて,リソース(パリティグループ,LDEV ID,ストレージポートなど)をグルーピングします。
  3. 管理]タブの[ユーザーグループ]で,ユーザーグループを作成します。
    サーバ管理者のアカウントをグルーピングします。
  4. 作成したユーザーグループにリソースグループとロールを割り当てます。
    サーバ管理者のグループ(ユーザーグループ)に対し,ストレージリソース(リソースグループ)とDevice ManagerのModifyロールを割り当てます。

ストレージ管理者は,Hitachi Command Suiteでの設定が完了したことをサーバ管理者へ連絡してください。

サーバ管理者は,Plug-in for Virtualization Server Provisioningをセットアップしたあと,割り当てられたリソースグループ内のリソースの範囲で,仮想化サーバへストレージシステム内のボリュームを割り当てられるようになります。

関連項目

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